09月30日

出来事 - 災害・事故

1917年

大正6年の高潮災害。台風通過と満潮の時刻が重なり、東京湾一帯の住宅街が水没。東京府の溺死者500人以上。

1917年9月30日、台風通過と満潮が重なり東京湾周辺で大規模な高潮災害が発生しました。
大正6年の高潮災害は強い台風が東京湾を直撃したことが原因です。 高潮波が堤防を越え、江東地域や品川周辺の住宅街が広範囲に水没しました。 当時の東京府では救助や避難体制が未整備で、多くの住民が孤立しました。 公式記録では溺死者が500人以上とされ、被害規模は過去最大級となりました。 この災害を契機に防潮堤の強化や洪水対策が進められるようになりました。
1917年 大正6年の高潮災害 台風 満潮 東京湾 東京府 溺死
1978年

フィンエアー405便ハイジャック事件。

フィンエアー405便がハイジャックされ、乗客乗員が一時人質に取られました。
1978年9月30日、ヘルシンキ発タンペレ行きのフィンエアー405便が乗っ取られるハイジャック事件が発生しました。 犯人は乗員に脅迫を加え、着陸後に身代金の要求を行いましたが、乗客への大きな被害は免れました。 事態は警察当局の慎重な交渉により数時間で解決し、人質全員が無事解放されました。 この事件は北欧で初めて報じられた大規模ハイジャック事件となり、航空保安体制の強化につながりました。 事件後、フィンエアーでは機内保安の強化策が導入され、国際航空警察の連携も強化されました。
フィンエアー405便ハイジャック事件 英語版
1993年

ラトゥール地震発生。

1993年9月30日、ラトゥール地震が発生した。
1993年9月30日、ラトゥール地震が発生し、震源地付近で強い揺れが観測されました。被害の規模やマグニチュードには諸説ありますが、現地では建物の一部倒壊や土砂崩れが報告されました。地震活動が活発化していた地域での発生であり、住民の避難や救援活動が行われました。その後、地質調査や耐震対策の重要性が改めて認識される契機となりました。詳しい被害状況は資料によって異なるため、現在も研究が続けられています。
1993年
1999年

東海村JCO臨界事故発生。

東海村のJCO臨界事故が発生し、操業中の臨界現象が大規模な放射線被曝事故へと発展しました。 日本の原子力施設で発生した最悪の事故の一つです。
1999年9月30日、茨城県東海村のJCO臨界事故が起こり、作業員が過量の放射線に被曝しました。 原因は溶融ウラン溶液の過剰濃縮で、臨界反応が予期せず発生したことでした。 作業員2名が重度の放射線障害を負い、うち1名が後に死亡しました。 周辺住民約3000人が一時避難し、長期的な健康影響の調査が行われました。 この事故は日本の原子力産業に大きな衝撃を与え、規制強化や安全管理の見直しが進められました。 国内外で原子力施設の運用基準や緊急時対応の重要性が再認識される契機となりました。
1999年 東海村JCO臨界事故
2009年

スマトラ島沖地震が発生。

2009年9月30日、スマトラ島沖を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。
2009年9月30日に発生したこの地震は、スマトラ島付近を震源としマグニチュード7.6を記録しました。震源域の周辺では大規模な揺れが観測され、建物被害や交通機関への影響が報告されました。津波警報が発令され、一部地域で小規模な津波も観測されました。地元当局や救助隊が被災地での緊急対応にあたり、被災者の救助や復旧作業が急がれました。
2009年 スマトラ島沖地震