420年

ヒエロニムス

(347 - 420)

キリスト教のラテン教父

キリスト教のラテン教父
キリスト教のラテン教父として知られる聖職者。古代教父のひとりであり、聖書のラテン語訳「ヴルガータ」を手がけた。
ヒエロニムス(347年–420年)は、キリスト教初期の偉大な教父の一人です。古代ギリシャ語・ヘブライ語の原典から聖書をラテン語に翻訳し、後世に「ヴルガータ」として広く受け継がれました。ベルギーで生まれ、隠者として砂漠修道生活を送りながら多くの書簡や神学論文を執筆しました。その博識さと聖書学の業績は中世の神学者たちに多大な影響を与えました。晩年はローマで教会図書館の司書を務め、教会史にも重要な足跡を残しました。
420年 ヒエロニムス ラテン教父 347年
1572年

フランシスコ・ボルハ

(1510 - 1572)

カトリック教会の聖人、イエズス会総長

カトリック教会の聖人 イエズス会総長
イエズス会第4代総長を務めたスペイン貴族出身の聖人。カトリック教会の改革に貢献した。
フランシスコ・ボルハ(1510年–1572年)は、スペイン貴族出身のイエズス会士で第4代総長を務めました。聖イグナティウス・デ・ロヨラの後継者として、イエズス会の組織拡大と教育事業の推進に尽力。反宗教改革期のカトリック教会で指導的役割を果たし、ヨーロッパ各地に修道院や学校を設立しました。高潔な信仰生活と慈善活動でも知られ、1601年に列聖されました。その生涯は、カトリック信仰の拡大と教会改革の象徴として今も語り継がれています。
1572年 フランシスコ・ボルハ カトリック教会 聖人 イエズス会 1510年
1770年

ジョージ・ホウィットフィールド

(1714 - 1770)

イングランド国教会の牧師

イングランド国教会の牧師
英国国教会の牧師で、宗教復興運動を牽引した説教者。
ジョージ・ホウィットフィールド(1714年–1770年)は、18世紀の英国国教会の牧師であり、ジョン・ウェスレーと並ぶ循道運動(メソジスト)の創始者の一人です。卓越した説教技術で大衆を魅了し、イギリスと北アメリカで大規模な屋外集会を開催しました。その熱烈な伝道活動は大覚醒(グレート・アウェイクニング)を引き起こし、プロテスタント福音主義運動の礎を築きました。世界各地を巡回して数千回の説教を行い、信仰の普及に尽力しました。人々の心を揺さぶる説教で知られ、今も伝道史上の名説教者として語り継がれています。
1770年 ジョージ・ホウィットフィールド イングランド国教会 牧師 1714年
1897年

リジューのテレーズ

(1873 - 1897)

カルメル会修道女

カルメル会修道女
フランスのカルメル会修道女。 「小さき花の道」と呼ばれる精神的実践で知られる。
1873年にフランスで生まれ、幼少期から病弱ながらも深い信仰心を育む。 18歳でカルメル会に入り、修道女として厳しい修行と祈りの日々を過ごした。 日記や手紙には、自身の「小さき道」と呼ぶ内面的な信仰観が綴られている。 代表作『わたしの小さな花』は多くの信徒に影響を与え、世界的に読まれ続けている。 死後わずか28年でカトリック教会により列聖され、若き聖女として崇敬されている。
1897年 リジューのテレーズ カルメル会 修道女 1873年
2005年

直原玉青

(1904 - 2005)

画家、禅僧、俳人

画家 禅僧 俳人
1904年生まれの画家、禅僧、俳人。芸術と禅を融合した独自の表現で知られた。
1904年に生まれ、画家として日本画を中心に制作活動を行いました。 得度を受けた禅僧として、禅の教えを芸術に取り入れました。 俳人として俳句を詠み、禅の精神を反映した句風が特徴です。 絵画と文学、宗教が融合した作品は多方面に影響を与えました。 2005年9月30日に逝去しました。
2005年 直原玉青 1904年