1207年

ジャラール・ウッディーン・ルーミー

(1207 - 1273)

スーフィー、神秘主義詩人

スーフィー 神秘主義詩人
13世紀に活躍したペルシア語圏のスーフィー神秘主義詩人。代表作『マスナヴィー』はイスラム世界で広く愛読されている。
1207年頃、現在のアフガニスタン地域に生まれたルーミーは幼少期に家族と共に移住し、後に現在のトルコ・コンヤに定住しました。東西の思想を融合させた独自のスーフィー哲学を詩に託し、愛と一体感を説く『マスナヴィー』は後世に大きな影響を与えました。弟子や信奉者を多く抱え、神秘主義運動の中心人物として尊敬されました。詩作のみならず説教や教えも行い、今日でも世界中で研究と愛読が続いています。1273年に没し、その教えはスーフィズムの核心として語り継がれています。
1207年 ジャラール・ウッディーン・ルーミー スーフィー 1273年
1227年

ニコラウス4世

(1227 - 1292)

ローマ教皇

ローマ教皇
1288年から1292年までローマ教皇を務めた、初のフランチェスコ会出身教皇。教会の財政再建や聖地奪回の試みを推進した。
1227年、イタリア南部のリスチャーノで生まれたマッシ家の出身。フランチェスコ会に入会後、修道士として教義研究に専念し、1278年に枢機卿に任命された。1288年、初のフランチェスコ会出身の教皇として選出され、教会の財政再建に着手。十字軍遠征の支援や聖地奪回計画を推進し、公文書制度の整備にも取り組んだ。学問や芸術の後援者としても知られ、教皇庁の権威を強化した。1292年に没し、カトリック教会の歴史に名を残した。
1227年 ニコラウス4世 ローマ教皇 1292年
1572年

ドゥニ・シモン・ド・マルケモン

(1572 - 1626)

リヨン大司教

リヨン大司教
17世紀初頭にリヨン大司教を務めたフランスの聖職者。
1572年フランスに生まれたドゥニ・シモン・ド・マルケモンは、神学を学んだ後に聖職者となり、1612年にリヨン大司教に任命されました。在任中は教区の改革や教育振興に尽力し、聖職者の規律強化や教会財政の健全化を推進しました。地域の宗教活動を支え、多くの信徒から信頼を集めました。1626年に没し、その指導力はリヨン教会に影響を残しました。
1572年 ドゥニ・シモン・ド・マルケモン 英語版 1626年
1765年

ホセ・マリア・モレーロス

(1765 - 1815)

ローマ・カトリック教会の神父

ローマ・カトリック教会の神父
メキシコ独立戦争期の神父・革命指導者。1765年生まれ、1815年没。
1765年にメキシコで生まれた神父。 1810年のメキシコ独立戦争で指導者の一人として活動。 南部地域の戦線を率い、独立宣言の起草にも関与した。 教会の立場を活かし、軍事と政治の両面で運動を展開。 1815年にスペイン軍に捕らえられ、処刑された。
1765年 ホセ・マリア・モレーロス ローマ・カトリック教会 神父 1815年
1868年

笹尾鉄三郎

(1868 - 1914)

牧師、神学校教師、淀橋教会初代牧師、聖書学校初代院長

牧師 神学校教師 淀橋教会初代牧師 聖書学校初代院長
日本のキリスト教牧師。淀橋教会の初代牧師として教勢を広め、神学校教育に尽力した。
笹尾鉄三郎は1868年に日本で生まれ、キリスト教の牧師として宣教活動を始めました。淀橋教会の初代牧師に就任し、地域の信徒拡大に尽力しました。神学校教師や柏木聖書学院の初代院長として教育体制の整備にも貢献しました。西洋思想を背景にした聖書研究と布教活動で知られ、1914年に逝去しました。彼の業績は日本のプロテスタント教会史に名を残しています。
1868年 笹尾鉄三郎 神学校 淀橋教会 柏木聖書学院 1914年
1881年

栂尾祥雲

(1881 - 1953)

真言宗僧侶、仏教学者

真言宗僧侶 仏教学者
真言宗の僧侶で仏教学者。教学研究と布教活動に尽力した。
栂尾祥雲は1881年に生まれ、真言宗の僧侶として出家しました。高野山などで修行を積み、仏教学の研究を深めました。学者として論文や著書を発表し、密教の思想を解説しました。また寺院での布教活動にも力を入れ、多くの信徒の指導にあたりました。1953年に逝去し、その学識は後世の仏教学研究に影響を与えています。
1881年 栂尾祥雲 真言宗 1953年
1900年

ジェローム・ベズナール

(1900 - 1968)

司祭、レジスタンス活動家

司祭 レジスタンス活動家
ジェローム・ベズナール フランス語版 レジスタンス 1968年
1929年

ドロテー・ゼレ

(1929 - 2003)

福音主義神学者

福音主義神学者
ドイツの福音主義神学者。政治的解放神学を提唱し、信仰と社会正義の統合を追求した。
1929年にハンブルク近郊で生まれる。 キール大学で神学を学び、福音主義の立場から解放神学を展開。 女性神学者として先駆的な役割を果たし、教会改革を訴えた。 著書『救い/自由/憲章』などで宗教と政治の関係を鋭く論じた。 晩年は平和運動や環境保護活動にも積極的に参加し、2003年に逝去。
ドロテー・ゼレ 福音主義神学者 2003年
1946年

ラエル(クロード・ヴォリロン)

ラエリアン・ムーブメントの主宰者

ラエリアン・ムーブメントの主宰者
ラエリアン・ムーブメント創設者。UFOを起源に人類の起源を説く宗教運動の指導者。
ラエル(本名クロード・ヴォリロン、1946年生まれ)は、1974年にラエリアン・ムーブメントを創設した。 「宇宙人エロヒムが地球に生命を創造した」という教義を掲げ、独自の教義と儀式を発展させた。 世界各地に信者を有し、芸術や遺伝子工学研究を支援するなど、ユニークな活動を展開。 クローン技術の研究を進める団体「Clonaid」の設立者でもあり、メディアから注目を浴びた。 現在も教義の普及と国際的なコミュニティ形成に力を注いでいる。
ラエル ラエリアン・ムーブメント