09月29日

出来事 - 災害・事故

1717年

グアテマラ地震が発生。

1717年9月29日、グアテマラで大規模な地震が発生し、多くの建物が倒壊しました。
地震の震源はアンティグア付近とされ、規模はマグニチュード7以上と推定されます。 コロニアル建築の多くが被害を受け、死者数は数千人に上ったと伝えられています。 都市の復興には多年を要し、首都のグアテマラ市移転の契機ともなりました。 スペイン植民地時代の建造物再建には財政的負担が大きく、植民地行政にも影響を及ぼしました。 この地震は中央アメリカの地震史上重要な出来事として記録されています。
1717年 グアテマラ地震
1940年

ブロックルズビー空中衝突事故。

英国で2機の軍用機が空中衝突しましたが、奇跡的に損傷機が絡み合ったまま着陸した事故です。
ブロックルズビー空中衝突事故は1940年9月29日にイギリス北部で発生しました。夜間訓練中の2機のアームストロング・ホイットワース・ホイリー爆撃機が空中で接触し、機体同士が絡み合いました。驚くべきことに、両機はそのまま飛行を続けて基地まで戻り無事着陸を果たしました。乗員には軽傷者が出ましたが、死者はありませんでした。この事故は偶発的な機体結合例として航空史に残る珍しいケースです。
1940年 ブロックルズビー空中衝突事故 英語版
1946年

富山地方鉄道上滝線、上滝駅 上滝公園下駅（当時、現在の大川寺駅）間で電車三重衝突事故。死者1名、重傷者6名、軽傷者6名。

富山地方鉄道上滝線で三重衝突事故が発生し、乗客に死傷者が出た日です。
富山地方鉄道上滝線で1946年9月29日に三重衝突事故が発生しました。上滝駅と当時の上滝公園下駅（現在の大川寺駅）間で3両の電車が信号誤作動により次々と衝突しました。事故により乗客1名が死亡し、合計13名が負傷しました。救助活動と事故調査が行われ、線路や信号システムの安全対策強化が進められました。この事故は地方鉄道の運行管理体制の見直しを促す契機となりました。
富山地方鉄道上滝線 上滝駅 大川寺駅
1957年

ソ連チェリャビンスク州の放射性廃棄物タンクで爆発事故がおこったが、1989年まで事実はふせられた。（ウラル核惨事）

1957年、ソ連チェリャビンスク州の核施設で放射性廃棄物タンクが爆発し、大規模汚染を招いたウラル核惨事が発生しました。
チェリャビンスク州にあるマヤク核燃料再処理工場で廃棄物タンクが爆発し、大量の放射性物質が周辺地域に放出されました。当時、ソ連政府は事故を秘匿し、被害規模や健康影響は1989年まで公表されませんでした。放射線による住民の健康被害や農業への影響が深刻化し、後に国際的な核安全管理の重要性を浮き彫りにしました。ウラル核惨事はチェルノブイリ以前の最大級の核事故の一つとされ、事故隠蔽の恐ろしさを示す事例となりました。近年の調査で被ばく量や被害範囲が明らかになり、被災地の環境回復や住民への補償問題が残されています。
1957年 ソ連 チェリャビンスク州 放射性廃棄物 1989年 ウラル核惨事
1993年

インド・マハラシュトラ州でマグニチュード6.3の地震発生。

インド・マハラシュトラ州でマグニチュード6.3の地震が発生した。
1993年9月29日早朝、インド南西部のマハラシュトラ州を震源とするM6.3の地震が発生。 地震の震源の深さは約10kmと浅く、揺れが広範囲に伝わった。 多数の建物が倒壊し、地滑りや道路の亀裂などの被害が確認された。 被災地では住民の避難活動と緊急支援が行われ、インド政府は救援隊を派遣。 この地震は同州における深刻な自然災害の一つとして記憶されている。
1993年 インド マハラシュトラ州 マグニチュード 地震
2006年

ゴル航空1907便墜落事故。

ブラジル国内線ゴル航空1907便が上空で機体と衝突し墜落、多数の死傷者を出す大惨事となりました。
2006年9月29日、ブラジルのゴル航空1907便（ボーイング737型機）は上空で民間ビジネスジェット機と衝突し、高度8700mから墜落しました。フライトはマナウス発ブラジリア行きで、乗客と乗員154名全員が犠牲となりました。事故調査では管制ミスや機器誤動作、操縦士の判断ミスなどが複合的要因とされました。この惨事はブラジル航空界に大きな衝撃を与え、安全管理体制の見直しを促す契機となりました。事故後、空域管理の強化やコックピット計器のアップグレードが進められ、同種事故の防止対策が講じられました。
2006年 ゴル航空1907便墜落事故
2009年

サモア沖地震が発生。

サモア沖を震源とする大規模な地震が発生し、津波や被害が発生しました。周辺諸国でも津波が観測され、多くの地域で甚大な被害をもたらしました。
2009年9月29日、南太平洋のサモア諸島付近を震源とするマグニチュード8.1の地震が発生しました。地震の強い揺れは周辺地域に甚大な被害をもたらし、津波が沿岸部を襲いました。サモア諸島やアメリカ領サモア、トンガなどで津波が観測され、多くの建築物が損壊しました。特に低地沿岸部では浸水が広がり、住民の避難や救助活動が急務となりました。公式発表では死者数は累計で100名以上に上り、多数の負傷者と行方不明者が報告されました。国際社会からの支援が直ちに行われ、復旧・復興活動が進められました。
2009年 サモア沖地震