1825年
イギリスのストックトン・アンド・ダーリントン鉄道が世界で最初の蒸気機関車を牽引に使用した公共用鉄道として開業。
1825年9月27日、世界初の蒸気機関車牽引公共鉄道がイギリスで開業しました。
産業革命を象徴する一大プロジェクトです。
1825年、ジョージ・スティーブンソン設計の蒸気機関車「ロコモーションNo.1」が、ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道で営業運転を開始しました。
これまで人力や馬力に頼っていた鉄道輸送に革新をもたらし、旅客や貨物輸送の効率を飛躍的に向上させました。
鉄道は産業革命を支える基盤として、イギリス国内外で急速に普及しました。
自動車や航空機が登場する前の主要交通手段として社会・経済に大きな影響を与えました。
交通・物流の近代化を促進し、世界のインフラ整備の先駆けとなりました。
1825年
イギリス
ストックトン・アンド・ダーリントン鉄道
鉄道
1925年
日本初の地下鉄・銀座線(上野 浅草間2.2 km)の起工式(世界で14番目)。
東京銀座線(上野−浅草間2.2km)の起工式が行われ、日本初の地下鉄建設が始まった。
東京の急激な都市化に伴い、交通渋滞解消の必要性が高まっていました。
1925年9月27日、日本初の地下鉄となる銀座線の上野駅から浅草駅までの2.2km区間で起工式が行われました。
これは世界で14番目の地下鉄建設としても注目を集めました。
工事は困難を極めましたが、1927年に無事に開業し市民の移動を大きく変革しました。
その後の地下鉄網整備の礎となり、東京の発展に貢献しました。
1925年
地下鉄
銀座線
上野
浅草
1938年
クルーズ客船「クィーン・エリザベス号」がグラスゴーで進水。
クルーズ客船「クィーン・エリザベス号」がスコットランド・グラスゴーで進水した。
クィーン・エリザベス号は当時世界最大級の豪華客船として建造されました。
1938年9月27日、グラスゴーのカムデン造船所で進水し、大西洋航路向けに設計されました。
速度と優雅さを兼ね備え、乗客に華麗な船旅を提供することを目的としていました。
第二次世界大戦中は兵員輸送船として活躍し、戦後に再び旅客サービスに復帰しました。
多くの改装を経て、海洋史に残る名船として知られています。
1938年
クルーズ客船
クィーン・エリザベス号
グラスゴー
1957年
国鉄が小田急3000形電車(SE)を借用して東海道本線で高速度試験を実施し、145 km/hの当時の狭軌世界記録を達成。
国鉄が小田急電鉄の3000形を借用し、東海道本線で狭軌世界最高速度記録を樹立しました。
1957年9月27日、国鉄は小田急電鉄3000形電車(SE車)を借り受け、東海道本線の逢坂山トンネル区間で高速試験を実施しました。
試験列車は145km/hを記録し、当時の狭軌鉄道における世界最高速度となりました。
この記録は日本の鉄道技術の高さを世界に示し、高速化への意欲を喚起しました。
その後、新幹線建設構想の技術的基盤の一つとして注目され、戦後日本の高速鉄道開発に貢献しました。
国鉄と民鉄の共同研究としても意義深い成果です。
1957年
小田急3000形電車
東海道本線
km/h
狭軌
1964年
福井県坂井市三国町に東尋坊タワーが竣工。
東尋坊タワーは福井県坂井市三国町の海岸沿いに建つ展望塔で、越前海岸の絶景を楽しめます。
東尋坊タワーは1964年9月27日に竣工し、海抜約50メートルの高さから日本海を一望できる観光名所となりました。
三国町の断崖絶壁「東尋坊」の景観をより多くの人に紹介するために建設され、展望デッキには双眼鏡や資料展示コーナーが設置されています。
竣工以来、四季折々の美しい海景や夕日の名所として訪れる観光客を魅了し続けています。
周辺には遊歩道や土産物店も整備され、地域活性化にも寄与しています。
福井県
坂井市
東尋坊タワー
1981年
フランスの高速鉄道TGVの初の営業路線・LGV南東線が開業。
フランスの高速鉄道TGV初の営業路線LGV南東線が開業し、パリ―リヨン間を結ぶ超高速輸送が始まりました。
1981年9月27日、フランス国鉄(SNCF)は高速鉄道TGVの初の営業路線であるLGV南東線を開業しました。
パリ・リヨン間約409kmを走り、従来の列車に比べて所要時間を大幅に短縮しました。
最高営業速度は260km/hに設定され、鉄道輸送の高速化を世界に示す画期的な路線となりました。
LGV南東線の成功はその後のヨーロッパ各国での高速鉄道網整備のモデルケースとなり、鉄道技術の進歩に大きく寄与しました。
1981年
フランス
TGV
LGV南東線
1989年
横浜ベイブリッジ開通。
横浜ベイブリッジが開通し、横浜港をまたぐ壮大な吊り橋が姿を現しました。
1989年9月27日、横浜市のベイブリッジ(正式名:横浜港大橋)が開通しました。
全長860m、主塔間560mの吊り橋構造で、首都高速湾岸線の一部として運用されています。
横浜港の水域を横断し、物流効率の向上や都市間交通の円滑化に大きく寄与しました。
夜間にはライトアップされ、横浜の夜景を象徴するランドマークとして観光客にも人気です。
建設当初は技術的な挑戦が多く、安全性と耐久性を確保するために最新の工法が導入されました。
1989年
横浜ベイブリッジ