1968年

厚生省が発見から13年目で水俣病と第二水俣病を公害病として認定。

1968年、厚生省が水俣病と第二水俣病を公害病として正式に認定しました。
1968年9月26日、厚生省は水俣病と第二水俣病を公害病として公式に認定しました。水俣病は熊本県水俣市で、第二水俣病は新潟県阿賀野川流域で発生した水銀中毒疾患です。認定により被害者への補償制度が整備され、公害対策の法的枠組みが強化されました。公害病認定は日本の高度経済成長期における環境・公衆衛生問題への転換点となりました。その後も公害訴訟や補償交渉が続き、環境保護運動の盛り上がりに大きく貢献しました。
1968年 厚生省 水俣病 第二水俣病 公害病
2019年

ルーアン工場火災(Lubrizol factory fire in Rouen)が起こる。

2019年9月26日、フランス・ルーアンのLubrizol化学工場で大規模な火災が発生した。
早朝、フランス北西部ルーアン郊外の化学工場で火災が発生し、黒煙が街を覆った。 Lubrizol社の潤滑油添加剤製造施設で爆発音を伴い大量の煙と有毒ガスが放出された。 近隣住民数千人が一時避難を余儀なくされ、政府は環境汚染と健康リスクを調査する緊急対策を実施。 火災は数日後に鎮火したものの、周辺土壌や河川への化学物質拡散が懸念された。 欧州各国で化学工場の安全管理強化の必要性が議論される契機となった。
2019年 ルーアン工場火災 Lubrizol factory fire in Rouen