09月26日の命日 - 宗教家・聖職者

永享3年8月20日

吉山明兆

(1352 - 1431)

画家、臨済宗の僧

画家臨済宗の僧

室町時代の臨済宗僧であり、優れた水墨画を残した画家。

吉山明兆（1352年 - 1431年）は、室町時代の臨済宗の僧であり、水墨画の名手として知られた。出家後は諸国の禅寺を歴任しながら、墨の濃淡を生かした山水画や禅画を多く制作した。その作風は「明兆様式」と呼ばれ、後の水墨画の発展に大きな影響を与えた。簡素ながらも力強い筆致による構図や、禅の教えを反映した静謐な表現が特徴とされる。彼の作品は今日でも美術館や寺院に伝えられ、日本の水墨画史において重要な位置を占める。

1431年永享吉山明兆画家臨済宗僧 1352年

1921年

ウォルター・ラッセル・ランバス

(1854 - 1921)

宣教師、医師、教育者、関西学院創立者

宣教師医師教育者関西学院創立者

アメリカ出身の宣教師、医師、教育者。関西学院の創立者として日本の教育発展に貢献した。

ウォルター・ラッセル・ランバスは1854年にアメリカで生まれたメソジスト派の宣教師、医師、教育者です。1889年に兵庫県西宮市に関西学院の前身となる学校を設立し、日本のキリスト教主義教育の礎を築きました。医学の知識を活かし教会の衛生向上や医療奉仕活動に取り組んだほか、教育者として多くの若者に学びの機会を提供しました。彼の教育理念はキリスト教の愛に基づき、人格形成を重視するものであり、現在の関西学院大学にもその精神が受け継がれています。1921年に77歳で没するまで、宣教と教育の両面で日本社会に大きな貢献を果たしました。

1921年ウォルター・ラッセル・ランバス関西学院 1854年

2014年

信楽峻麿

(1926 - 2014)

仏教学者、元龍谷大学学長、浄土真宗本願寺派住職

仏教学者元龍谷大学学長浄土真宗本願寺派住職

浄土真宗本願寺派の住職であり、仏教学者として知られた。龍谷大学学長を務め、日本の仏教教育に貢献した。

1926年生まれ。龍谷大学で仏教学を学び、理論と実践の両面で功績を残した。浄土真宗本願寺派の住職として宗教活動を行い、信徒の教育に力を注いだ。 1986年に龍谷大学学長に就任し、大学運営に尽力した。数多くの著作を通して仏教思想の普及に貢献し、その教育的功績は高く評価された。 2014年9月26日に逝去した。

信楽峻麿龍谷大学浄土真宗本願寺派 1926年

2022年

ユースフ・アル＝カラダーウィー

(1926 - 2022)

ウラマー

20世紀を代表するイスラーム法学者（ウラマー）。国際ムスリム学者連盟の設立に関わり、著書を通じて教義を現代社会に適用しました。

ユースフ・アル＝カラダーウィーは1926年に生まれ、エジプト出身のイスラーム法学者として国際的に活躍。『イスラームにおける許容と禁止』など多数の著作で知られ、現代社会の問題に宗教的視点からアプローチ。カタールを拠点に教育機関で後進を指導し、国際ムスリム学者連盟の設立に尽力。テレビ番組や講演を通して幅広い信徒に影響を与え、その思想は賛否両論を呼びつつも多くのコミュニティで指導的立場を占めた。その功績により、世界中のムスリム社会における重要な宗教指導者の一人と評価されています。

2022年ユースフ・アル＝カラダーウィーウラマー 1926年