1965年

国鉄が、コンピュータによる指定券発売窓口「みどりの窓口」を開設。

1965年9月24日、国鉄がコンピュータによる指定券発売窓口『みどりの窓口』を開設しました。
みどりの窓口は、日本国有鉄道(国鉄)が導入した初のコンピュータシステムを利用した切符発売窓口です。 それまでの手作業による切符発行から一新し、座席予約や乗車券・特急券の同時発券が可能となりました。 運行情報と連動したリアルタイム処理により、利用者の利便性が大幅に向上しました。 以後、JR発足後も各駅に設置され、全国規模で鉄道旅行の中心的役割を担っています。 現在ではインターネット予約との連携も進み、ますますサービスが拡充しています。
1965年 国鉄 みどりの窓口
1966年

天草五橋開通。

1966年9月24日、熊本県の天草諸島を結ぶ『天草五橋』が開通しました。
天草五橋は本渡島など天草諸島の五つの島を連絡する連続橋梁群です。 1966年に初めて開通した五橋は、1995年に新天草5号橋まで整備が完了し、陸路での島間移動を実現しました。 美しい海上景観と橋桁のデザインが観光スポットとしても知られています。 建設当初より地域振興と物流改善を目的とし、漁業や観光産業の発展に大きく寄与しました。 現在も国道266号として定期的な維持管理が行われています。
1966年 天草五橋
1989年

フランスの高速鉄道TGVの2番目の営業路線・LGV大西洋線が開業。世界で初めて300km/h運転を開始。

1989年9月24日、フランスの高速鉄道TGVで2番目の営業路線となるLGV大西洋線が開業し、世界で初めて300km/h運転を開始しました。
1989年9月24日、パリとナント・サンナゼールを結ぶLGV大西洋線が開業しました。この路線の開業によりTGVは世界で初めて営業列車の運転速度300km/hを達成しました。従来の最高速度を大幅に更新することで、パリ-ナント間の所要時間は劇的に短縮されました。電気駆動の動力分散方式や空気抵抗低減の車両設計など、当時の最新技術が投入されました。この成功は高速鉄道の技術競争をさらに加速させ、世界中の鉄道網に大きな影響を与えました。
1989年 TGV LGV大西洋線