1952年

第五海洋丸の遭難。明神礁での噴火を観測中の海上保安庁の測量船が噴火に巻き込まれ、31名全員死亡。

測量船「第五海洋丸」が明神礁噴火に巻き込まれ遭難、31名全員が死亡。
1952年9月24日、海上保安庁の測量船「第五海洋丸」は太平洋の明神礁で発生した海底火山の噴火を観測中でした。 船体は突如生じた爆発的噴火に襲われ、濃い火山灰と熱水流に飲み込まれました。 乗組員31名全員が脱出の暇もなく犠牲となり、日本の海洋観測史上最大の事故の一つとなりました。 事故後は観測船の安全対策強化や遠隔監視システムの導入が検討される契機となりました。 海上火山観測の危険性を改めて浮き彫りにした悲劇的な出来事です。
1952年 第五海洋丸の遭難 明神礁 海上保安庁
1952年

フランス海軍の潜水艦ラ・シビルが演習中に行方不明になる。

フランス海軍の潜水艦「ラ・シビル」が演習中に行方不明に。
1952年9月24日、フランス海軍の潜水艦「ラ・シビル」は演習中に通信が途絶え、消息を絶ちました。 以後、各地で捜索活動が行われたものの、潜水艦や乗員は発見されず行方不明のままです。 搭乗員の安全確保や潜水艦運用の信頼性に関する懸念が高まり、海軍内外で議論を呼びました。 事件の真相は解明されず、潜水艦乗組員の危険性を改めて示す事故として扱われています。 潜水艦の失踪は冷戦期の海軍史に残る未解決事件の一つとなりました。
フランス海軍 ラ・シビル 英語版
1959年

TAI307便墜落事故。

TAI307便墜落事故 英語版
1972年

日本航空ボンベイ空港誤認着陸事故。

1972年9月24日、日本航空の旅客機がムンバイ空港で滑走路を誤認し、誤って着陸する事故が発生しました。
1972年9月24日、日本航空の旅客機がインドのムンバイ(当時ボンベイ)空港に着陸する際、誘導路を本来の滑走路と誤認して誤着陸しました。パイロットの視認判断の誤りにより発生したこの事故では、機体や乗客に大きな損傷は報告されませんでした。空港の照明配置や管制とのコミュニケーション手順が見直され、安全対策の強化につながりました。この事故は航空安全における滑走路識別の重要性を再認識させる契機となりました。
1972年 日本航空ボンベイ空港誤認着陸事故
1998年

高知県で記録的な大雨(高知豪雨)。

1998年9月24日、高知県で記録的な大雨(高知豪雨)が発生し、大規模な浸水や土砂災害が発生しました。
1998年9月24日、活発な秋雨前線の影響で高知県を中心に記録的な大雨が降りました。24時間雨量は多くの地点で過去最高を更新し、河川の氾濫や土砂崩れを引き起こしました。浸水被害は住宅地や農地に及び、多数の住民が避難を余儀なくされました。インフラ被害も大きく、道路や橋梁の寸断が相次ぎました。この豪雨を契機に河川改修や土砂災害対策が強化され、地域の防災体制が見直されました。
1998年 高知県 大雨 高知豪雨
1999年

台風18号が熊本県に上陸し、日本海を北上。高潮被害で死傷者が多数出る。

1999年9月24日、台風18号が熊本県に上陸し、日本海を北上。高潮により大規模な被害が発生しました。
1999年9月24日に台風18号が熊本県に上陸しました。暴風雨を伴いながら日本海へ北上し、沿岸部に高潮被害をもたらしました。沿岸地域では堤防が決壊し、多数の住宅や商業施設が浸水しました。消防や自衛隊による救助活動が行われましたが、死傷者が続出し甚大な被害となりました。台風通過後は復旧作業が急ピッチで進められ、被災地では防災対策の見直しが課題となりました。
1999年 台風18号 熊本県 日本海 高潮
1999年

愛知県豊橋市で竜巻が次々と発生。住宅被害約3000棟、重軽傷者約450人。

1999年9月24日、愛知県豊橋市で複数の竜巻が発生し、約3000棟の住宅被害と約450人の負傷者が出ました。
1999年9月24日、愛知県豊橋市で複数の竜巻が発生しました。局地的な激しい突風が住宅地を襲い、約3000棟の住居が被害を受けました。飛来物や倒壊により約450人が重軽傷を負い、地域住民に深刻な混乱をもたらしました。気象庁は突風被害と認定し、事後調査で被害範囲や突風の強さを評価しました。被災地では応急対応と復旧作業が行われ、竜巻対策の必要性が再認識されました。
愛知県 豊橋市 竜巻
2005年

ハリケーン・リタがテキサス・ルイジアナ州境に上陸。

ハリケーン・リタがテキサス州とルイジアナ州の境界付近に上陸しました。
2005年9月24日、ハリケーン・リタがカテゴリー5から減衰した後も勢力を保ったままテキサス州とルイジアナ州の境界付近に上陸しました。史上最も強力なハリケーンの一つとされ、沿岸地域に甚大な風雨被害をもたらしました。上陸時の最大風速は約270km/hに達し、多数の住宅や船舶が被害を受けました。大規模な避難指示が出され、約300万人が安全な内陸部へ移動しました。被害総額は数十億ドルにのぼり、復旧には長期間を要しました。
2005年 ハリケーン・リタ
2009年

南アフリカのダーバン国際空港から離陸したエアリンク社の飛行機が、離陸直後にメレバンクにある学校の校庭に墜落し、機体3つに砕けた。

南アフリカのダーバン国際空港を離陸直後、エアリンク社の旅客機が学校の校庭に墜落し、機体が三つに分裂しました。
2009年9月24日、南アフリカ・ダーバン国際空港を離陸したエアリンク社の飛行機が、離陸直後にメレバンク地区の学校校庭に墜落しました。現場では機体が三つに分かれ、大きな衝撃音が周辺住民を驚かせました。乗員・乗客のケガの有無や詳細は公表されていませんが、事故後は現地当局が原因調査を開始しました。学校周辺では一時避難措置が取られ、地域の安全管理体制の見直しが求められました。
南アフリカ ダーバン国際空港 エアリンク社
2012年

23時58分頃、京急本線の追浜駅と京急田浦駅の間の船越第1隧道入口で崩落した土砂と京成高砂発三浦海岸行き8両編成の下り特急電車が衝突する事故が発生。乗客55名と運転士および車掌が負傷。(京急本線土砂崩れ列車脱線事故)

京急本線の特急電車が土砂崩れにより脱線・衝突し、乗客や乗務員が負傷する事故が発生しました。
2012年9月24日23時58分頃、京急本線の追浜駅と京急田浦駅の間にある船越第1隧道入口付近で斜面が崩れ、発生した土砂が下り特急電車に押し寄せました。8両編成の特急列車は土砂と衝突して脱線し、乗客55名と運転士、車掌が負傷しました。現場はトンネル手前の急カーブ地点であり、同社は即座に運行を見合わせ、安全対策の強化を発表しました。この事故を契機に沿線の斜面安定工事や土砂流入防止設備の見直しが進められました。
2012年 京急本線 追浜駅 京急田浦駅 京成高砂 三浦海岸 京急本線土砂崩れ列車脱線事故
2013年

16時29分47秒(パキスタン標準時)にパキスタンのバローチスターン州でパキスタン南西部地震が発生。

パキスタン南西部のバローチスターン州でマグニチュード7.7の地震が発生しました。
2013年9月24日16時29分47秒(パキスタン標準時)、バローチスターン州を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。沿岸や内陸部で強い揺れが観測され、建物損壊や地割れの報告が相次ぎました。被害の全容や死傷者数は当初不明でしたが、数名の死傷者が報告され、地域住民は避難を余儀なくされました。現地政府や支援団体が緊急支援を開始し、医療・物資輸送などの復旧活動が行われました。地震後の余震や雨季を控えた衛生状態の悪化が懸念されました。
2013年 パキスタン標準時 パキスタン バローチスターン州 パキスタン南西部地震
2015年

サウジアラビアのメッカで群衆事故(2015年メナー群衆事故)。

サウジアラビア・メッカのメナー地区で巡礼中の群衆事故が発生しました。
2015年9月24日、サウジアラビアのメッカ郊外メナー地区で、ハッジ巡礼中の群衆が密集し、押し合いによる事故が発生しました。参加者間の混乱で多数の巡礼者が転倒・圧死し、死傷者が報告されました。現地当局は救助活動を展開し、治安維持軍が介入してパニックの鎮静にあたりました。事故原因は人員管理の不備や狭い通路の圧迫などとされ、翌年以降の巡礼計画にも影響を与えました。巡礼の安全対策強化が国際的な課題となりました。
2015年 サウジアラビア 2015年メナー群衆事故