秋分(2012年から2043年は平年が該当)

二十四節気のひとつ。昼と夜の長さがほぼ同じになる日。

二十四節気の一つで、この日に昼と夜の長さがほぼ等しくなる、秋の季節を告げる日。
二十四節気は古代中国で定められた太陽暦の一部で、季節の移り変わりを24に分けて示します。秋分は太陽の黄経が180度に達する時期にあたります。日本では毎年9月22日か23日にあたり、昼夜の長さがほぼ等しくなります。農業や気象の指標として古くから利用されてきました。2012年から2043年の平年では秋分の日が9月23日に固定されます。秋の訪れを感じさせる重要な暦の節目として親しまれています。
秋分 平年 二十四節気

秋分の日※秋分の場合

国・地域: 日本

国民の祝日の一つ。「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日。

先祖を敬い亡くなった人々を偲ぶ国民の祝日。
1948年に制定され、祝日法により「秋分日」から「秋分の日」と改称されました。毎年昼夜の長さがほぼ等しくなる日を選んでおり、9月23日前後にあたります。墓参りやお彼岸の期間の中日にあたるため、多くの人が先祖供養のために寺社仏閣を訪れます。自然を敬う日として花や食物を供える風習もあります。季節の変わり目を意識し、これまでの収穫に感謝する行事が各地で行われます。
秋分の日 日本 国民の祝日

秋の社日、このころ)※秋分に最も近い戊の日

国・地域: 日本
秋分に最も近い戊の日に斎行される、五穀豊穣を祈願する神道の祭日。
社日は春と秋の二回あり、土地の守り神である社(やしろ)を祀る日です。秋の社日は秋分に最も近い干支が「戊」の日に行われます。古代中国の陰陽五行説に基づく風習が日本に伝わったものとされます。地域の氏神社で神事や供物を捧げるほか、五穀の収穫祭としての意味合いもあります。現代では農村を中心に簡素な祭礼が続けられ、地域の結束を深める機会となっています。
社日 日本 秋分

テニスの日

国・地域: 日本

日本テニス協会と日本プロテニス協会が1998年に制定。

日本テニス協会と日本プロテニス協会が1998年に制定した、テニス普及促進の記念日。
毎年9月23日に設定され、テニス競技の魅力を広く伝えることを目的としています。各地のテニスコートでは無料体験会やエキシビションマッチ、レッスンイベントが開催されます。初心者向けのクリニックやプロ選手によるデモンストレーションも行われ、世代を問わず楽しめる日となっています。協会主催のキャンペーンでは特別グッズの配布やプレゼント企画が実施されることもあります。テニス愛好者やこれから始めたい人々の交流の場としても活用されています。
テニス 日本 日本テニス協会 日本プロテニス協会 1998年

不動産の日

国・地域: 日本

全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)が1984年に制定。秋は不動産取引が活発になる時期であることと、「ふ(二)どう(十)さん(三)」の語呂合せから。

全国宅地建物取引業協会連合会が1984年に制定した、不動産取引の活性化を図る記念日。
秋は不動産取引が活発になる時期であることから9月23日に定められました。語呂合わせの「ふ(二)どう(十)さん(三)」にも由来します。全宅連主催で住まいの相談会やセミナー、物件見学ツアーなどが各地で開催されます。消費者向けに住宅ローンや法律相談の無料サービスが提供されることもあります。市場動向を分かりやすく紹介する報告書やガイドブックの発行も行われ、業界全体の活性化に寄与しています。
不動産 日本 全国宅地建物取引業協会連合会 1984年

大原 はだか祭り

国・地域: 日本

千葉県いすみ市で、毎年9月23日、24日の2日間に渡って行われる祭り。江戸時代に始まった五穀豊穣と大漁を祈願する祭事で、大原海岸で行われる神事「汐ふみ」が見どころの一つ。上半身裸の男衆に担がれた十数基の神輿が、太平洋の波の中でもみ合う。

千葉県いすみ市で毎年開催される、五穀豊穣と大漁を祈る太平洋の海岸で行われる裸祭り。
江戸時代から続く伝統的な祭事で、9月23日と24日の二日間にわたり行われます。神事「汐ふみ」では上半身裸の男衆が海に入り、神輿を担ぎ波ともみ合います。大原海岸を舞台にした迫力ある光景は見どころの一つです。五穀豊穣と海の恵みへの感謝を込めた儀式で、地域住民の厚い信仰が息づいています。祭り期間中は屋台や露店が並び、多くの観光客で賑わいます。
大原 はだか祭り 日本 千葉県 いすみ市

福岡町つくりもんまつり

国・地域: 日本

富山県高岡市福岡町で、毎年9月23日、24日の2日間に渡って行われる300年以上の歴史を持つ奇祭。「つくりもん」を作成し、五穀豊穣に感謝を表す。つくりもんとは、野菜、果物、草花を利用し、地元の風物や時節の話題をテーマに作成される庶民芸術作品のこと。

富山県高岡市福岡町で300年以上続く、野菜や果物を用いた庶民芸術『つくりもん』を展示する祭り。
江戸時代から続く伝統行事で、9月23日と24日に開催されます。地元住民や団体が野菜・果物・草花を用いて地元の風物や時節の話題を表現した「つくりもん」を制作し、街角に展示します。五穀豊穣と地域の繁栄を祈願する意味が込められており、その多彩な造形は芸術性の高い作品として評価されています。会場周辺では物産品の販売やワークショップが行われ、家族連れで賑わいます。地域活性化と伝統文化の継承を目的としたイベントです。
福岡町 つくりもんまつり 日本 富山県 高岡市 福岡町

大峯山寺戸閉式

国・地域: 日本

「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産に登録されており、その一部を構成する吉野山から熊野本宮大社に至る80kmの「大峯奥駈道」は修験道の修行の道となっている。奈良県吉野郡天川村の山上ヶ岳(1719.2m)の山頂近くに建つ大峯山寺では、毎年5月3日の戸開式から9月23日の戸閉式までの143日間、本堂の扉が開かれ、修験者の入峰期間となっている。

奈良県天川村・大峯山寺で毎年9月23日に行われる、修験道の入峰期間を終える戸閉式。
「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部に含まれる大峯奥駈道の修行道場として知られます。5月3日の戸開式から143日間開扉されていた本堂の扉を閉じる神事として行われます。修験者は山上ヶ岳の本堂前に集い、修行の成就と安全を祈願します。厳粛な雰囲気の中で行われる読経と護摩法要が見どころです。戸閉式後は次年度の入峰を待つ静寂が広がり、山岳信仰の深さを感じさせます。
大峯山寺 日本 紀伊山地の霊場と参詣道 世界遺産 吉野山 熊野本宮大社 大峯奥駈道 奈良県 吉野郡 天川村 山上ヶ岳 大峯山寺 5月3日

Celebrate Bisexuality Day

1990年、米国のバイセクシュアル団体「BiNet」が制定。バイセクシュアルの人々、コミュニティ、歴史を祝う。

1990年に米国のBiNetが制定した、バイセクシュアルの人々とコミュニティを祝う国際的な記念日。
毎年9月23日に世界中で祝われます。バイセクシュアルの可視化と理解促進を目的とし、講演会やパレード、オンラインイベントなどが開催されます。虹色旗に加え、ピンク・パープル・ブルーのバイセクシュアルプライドフラッグも掲げられます。差別や偏見に対する啓発活動が行われ、当事者同士の交流やサポートネットワークの構築が図られます。LGBTQ+コミュニティの多様性を象徴する重要な日です。
Celebrate Bisexuality Day 英語版

建国記念日

国・地域: サウジアラビア

1932年のこの日、ハッサ、カティフ、ナジュド、ヒジャーズが統一してサウジアラビア王国が成立した。

1932年9月23日にサウジアラビア王国の建国を祝う国民の祝日。
アル=サウド家のアブドゥルアジーズ・イブン・サウードがハッサ、カティフ、ナジュド、ヒジャーズの各地域を統一して王国を成立させた日です。独立と統一を記念し、全国で祝賀行事や軍事パレード、花火大会が行われます。公式行事として国王による演説や表彰式が実施されます。伝統衣装を着用した人々が街を行進し、ナショナルカラーの緑をあしらった装飾が各地で見られます。家族や友人と集まって祝う祝祭日です。
建国記念日 サウジアラビア 1932年

海王星の日

1846年のこの日、ヨハン・ゴットフリート・ガレがユルバン・ルヴェリエの予測を基にした観測によって海王星を発見した。

1846年、この日ヨハン・ゴットフリート・ガレが海王星を発見したことを記念する日。
1846年9月23日、ドイツの天文学者ヨハン・ゴットフリート・ガレがユルヴェリエの数理予測に基づき海王星を発見した日です。 ルヴェリエは天王星の軌道の乱れから未知の惑星の存在を予測し、その位置を算出しました。 ガレは予測された位置に望遠鏡を向け、初めて海王星を観測しました。 この発見は天文学史において予測と観測が一致した稀有な事例として知られています。 海王星は太陽から8番目の惑星で、青緑色の美しい外観が特徴です。 発見以来、さまざまな宇宙探査機によって更なるデータが収集され、現在も研究が続けられています。 この記念日は科学の発展と探究心の大切さを振り返る機会として親しまれています。
海王星 1846年 ヨハン・ゴットフリート・ガレ ユルバン・ルヴェリエ

万年筆の日

1809年のこの日、イギリスのフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが万年筆の原型となる軸内にインクを貯蔵できるペンを考案し、特許を取得したことから。

1809年、この日フレデリック・フォルシュが万年筆の原型を発明し特許を取得したことを記念する日。
1809年9月23日、イギリスの発明家フレデリック・バーソロミュー・フォルシュがインクを軸内に保持できる万年筆の原型を考案し、特許を取得しました。 それまでのペンはインクをつけペンやガラスペンなどであったため、携帯性や使い勝手に限界がありました。 フォルシュの発明によりインクを内蔵できるようになり、筆記具の利便性が大きく飛躍しました。 万年筆は以降、改良を重ねながら世界中に普及し、多くの著名人や文化人に愛用されてきました。 日本でも明治時代以降、教育やビジネスの場で広く使用され、筆記文化に影響を与えました。 現在では高級筆記具としても人気が高く、コレクションやプレゼントとして親しまれています。 この日を通じて万年筆の歴史やデザインの魅力に触れてみましょう。
万年筆 1809年 イギリス フレデリック・バーソロミュー・フォルシュ 特許