1950年

浅間山が大爆発。登山中の高校生1人が噴石により死亡。降灰は東京にも見られた。

1950年、浅間山が大規模な噴火を起こし、降灰は東京にも到達しました。
1950年9月23日、長野県と群馬県にまたがる活火山・浅間山が大爆発を起こしました。噴石は山麓を直撃し、登山中の高校生1人が犠牲となりました。当日は強風により火山灰が東京まで飛散し、交通や日常生活に支障を来たしました。噴火規模は前年までの活動と比較しても大きく、火山活動の予測と警戒態勢の重要性が改めて浮き彫りになりました。その後、防災体制の強化や地元住民への情報提供が進められる契機となりました。
浅間山
1987年

沖縄県などで、日本では29年ぶり、20世紀最後の金環日食が観測。

1987年9月23日、日本では29年ぶりとなる金環日食が沖縄県などで観測されました。
1987年9月23日、沖縄県や南西諸島を中心に太陽が月に覆われ、リング状に見える金環食が発生しました。 日本で前回観測された1958年の金環食以来29年ぶりで、20世紀最後の金環日食となりました。 多くの観測者や天文ファンが観測地に集まり、望遠鏡やフィルターを使って観測を行いました。 科学者は大気の光学的変化や太陽大気圏の観測データを収集し、研究成果に繋げました。 地元では祭りやイベントも開催され、天文教育の機会としても注目されました。
1987年 沖縄県 20世紀最後の金環日食