1950年
浅間山が大爆発。登山中の高校生1人が噴石により死亡。降灰は東京にも見られた。
1950年、浅間山が大規模な噴火を起こし、降灰は東京にも到達しました。
1950年9月23日、長野県と群馬県にまたがる活火山・浅間山が大爆発を起こしました。噴石は山麓を直撃し、登山中の高校生1人が犠牲となりました。当日は強風により火山灰が東京まで飛散し、交通や日常生活に支障を来たしました。噴火規模は前年までの活動と比較しても大きく、火山活動の予測と警戒態勢の重要性が改めて浮き彫りになりました。その後、防災体制の強化や地元住民への情報提供が進められる契機となりました。
浅間山