09月23日の誕生日 - 科学者・研究者

1728年

カルロ・アリオーニ

(1728 - 1804)

医師・植物学者

1728年9月23日生まれのイタリアの医師・植物学者です。

カルロ・アリオーニ(1728-1804)はイタリアの医師であり、植物学の研究者でした。医師として診療活動を行う傍ら、植物分類や薬用植物の研究に取り組みました。著作を通じて当時最新の植物学知識を学界に紹介し、学術交流を促進しました。ヨーロッパ各地の植物標本を収集し、博物学的研究の発展に寄与したとされます。 1804年に没し、医術と植物学双方の分野で後進に影響を与えました。

1728年カルロ・アリオーニ植物学者 1804年

1782年

マクシミリアン・ツー・ヴィート＝ノイヴィート

(1782 - 1867)

博物学者、民族学者

博物学者民族学者

ドイツの博物学者・民族学者。

マクシミリアン・ツー・ヴィート＝ノイヴィート（1782年-1867年）はドイツの博物学者・民族学者。バイエルンおよびブラジル、北アメリカの先住民を調査し、動植物や文化を詳細に記録した。特にブラジル探検では数千点に及ぶ標本を収集し、ヨーロッパの博物学研究に大きく貢献した。民族誌的な観点から先住民社会の生活様式や伝承を体系的にまとめ、当時の科学界で高く評価された。著作『南北アメリカ紀行』などで探検成果を報告し、多くの学術書が後世に影響を与えた。

マクシミリアン・ツー・ヴィート＝ノイヴィート英語版

1791年

ヨハン・フランツ・エンケ

(1791 - 1865)

天文学者

ドイツの天文学者で、エンケ彗星の軌道計算で知られる。

ヨハン・フランツ・エンケ（1791年-1865年）はドイツの天文学者で、彗星軌道の計算で業績を残した。 1819年に帰属彗星の周期を算出し、後に「エンケ彗星」として知られるようになった。恒星位置の観測や太陽系の運動研究にも取り組み、天文暦の改良に貢献した。ベルリン天文台の所長を務め、教育者としても数多くの天文学者を育成した。数学的手法と精密観測を組み合わせた研究は、近代天文学の発展に大きく寄与した。

1791年ヨハン・フランツ・エンケ天文学者 1865年

1799年

シャルル・ジャン＝バティスト・アミョ

(1799 - 1866)

昆虫学者

フランスの昆虫学者で、鱗翅目などの分類研究で功績を残した。

シャルル・ジャン＝バティスト・アミョ（1799年-1866年）はフランスの昆虫学者。昆虫の分類研究に取り組み、多くの新種を記載した。特に鱗翅目（チョウ目）の研究で知られ、詳細な標本採集と観察記録を残した。学術論文や図版を発表し、19世紀のヨーロッパ昆虫学界で重要な位置を占めた。研究成果は後の世代の昆虫研究に大きな影響を与えた。

1799年シャルル・ジャン＝バティスト・アミョフランス語版 1866年

1819年

アルマン・フィゾー

(1819 - 1896)

光速度を測定した物理学者

フランスの物理学者。地上実験による光速度測定で先駆的な成果を挙げました。

1819年にフランスで生まれ、物理学の分野で研究を開始。 1849年に歯車（トゥースホイール）方式を用いた光速度測定実験を成功させた。ドップラー効果の実験や光学理論の発展にも貢献。自身の研究成果は学術誌で高く評価され、後世の物理学者に影響を与えた。 1896年に逝去。

1819年アルマン・フィゾー光速度物理学者 1896年

1848年

ジョルジュ・フォントネー

(1848 - 1923)

数学者

フランスの数学者。幾何学や解析学の研究で知られます。

1848年にフランスで生まれ、パリ大学で数学を学ぶ。幾何学や代数解析に関する論文を数多く発表。数学教育の普及と学会活動に尽力し、学術誌の編集にも関わった。後進の育成にも注力し、多くの研究者を支援。 1923年に逝去。

1848年ジョルジュ・フォントネー数学者 1923年

1849年

フーゴ・フォン・ゼーリガー

(1849 - 1924)

天文学者

ドイツの天文学者。分光観測による星雲研究で貢献しました。

1849年に生まれ、天文学に情熱を注ぐ。プラハやベルリンの天文台で分光観測を行い、星雲や恒星の構造解析に寄与。天体写真技術の発展にも携わり、多くの観測データを提供。学術論文を多数発表し、後世の天文学研究に影響を与えた。 1924年に没。

1849年フーゴ・フォン・ゼーリガー 1924年

1851年

エレン・ヘイズ

(1851 - 1930)

数学者、物理学者

数学者物理学者

アメリカの数学者・物理学者。女性教育者としても知られます。

1851年にマサチューセッツ州で生まれ、ウィスコンシン大学で学位取得。代数および力学の研究に従事し、複数の論文を発表。 Wellesley大学の教授として女性の高等教育普及に尽力。学術団体で講演活動を行い、ジェンダー平等の推進にも取り組んだ。 1930年に逝去。

1851年エレン・ヘイズ英語版 1930年

1878年

青山士

(1878 - 1963)

土木技師

日本の土木技師。鉄道や道路建設などインフラ整備に携わった。

青山士（1878-1963）は日本の土木技師として、鉄道や道路などのインフラ整備に携わった。彼は現場測量や橋梁設計の実務を経験し、近代日本の交通網発展に貢献した。また、土木工学の技術革新に関心を持ち、新技術の導入にも取り組んだ。後進の技術者育成にも力を注ぎ、指導的立場として多くの人材を輩出した。 1963年に他界するまで、国内インフラ整備の発展を支え続けた。

1878年青山士 1963年

1880年

ジョン・ボイド・オア

(1880 - 1971)

国際連合食糧農業機関(FAO)の初代長官

スコットランド出身の栄養学者・生理学者。FAO初代事務局長を務め、ノーベル平和賞受賞者。

ジョン・ボイド・オア（1880-1971）はスコットランド出身の医師・栄養学者である。ケンブリッジ大学で生理学を研究し、栄養学の分野で革新的な業績を残した。 1945年から1951年まで国際連合食糧農業機関（FAO）の初代事務局長として世界の食糧問題解決に尽力した。その功績により1949年にノーベル平和賞を受賞し、飢餓撲滅への取り組みが高く評価された。退任後も飢餓撲滅に関する啓発活動を続け、世界保健機関（WHO）などの委員を歴任した。

1880年ジョン・ボイド・オア国際連合食糧農業機関 1971年

1901年

細川一

(1901 - 1970)

医師

日本の医師。地域医療の発展に貢献した。

細川一（1901-1970）は日本の医師で、内科を専門に診療を行った。地方の診療所で地域住民の健康管理や予防医療に力を注いだ。戦後の医療体制再建期に活躍し、医師不足の解消に貢献した。多くの医療論文を執筆し、医学教育にも携わった。その温厚な人柄と献身的な診療で多くの患者から信頼を得た。

1901年細川一医師 1970年

1902年

蘇歩青

(1902 - 2003)

数学者

中国の数学者。微分幾何学の研究者として知られる。

1902年、中国福建省泉州に生まれる。微分幾何学を専門とし、中国の現代数学の発展に貢献。中国科学院院士として数多くの学術論文を発表。若手研究者の育成に尽力し、多くの弟子を育成。国内外で高く評価され、生涯を研究に捧げた。 2003年、101歳で逝去。

1902年蘇歩青 2003年