09月22日の命日 - 宗教家・聖職者

建長5年8月28日

道元

(1200 - 1253)

曹洞宗の開祖

鎌倉時代の曹洞宗開祖で、日本の禅宗を大成した僧侶。

1200年に越前国（現在の福井県）に生まれた。鎌倉時代初期に出家し、比叡山で修行を積む。 1223年から1227年まで宋に渡って禅を学び、帰国後は教えを広めた。 1243年に永平寺を開山し、曹洞宗の基盤を築いた。代表著作『正法眼蔵』にて禅の深遠な教えを示した。

1253年建長 8月28日道元曹洞宗 1200年

弘安9年9月3日

無学祖元

(1226 - 1286)

臨済宗の僧

鎌倉時代の臨済宗の僧で、円覚寺の開山として知られる。

1226年に生まれ、若くして出家した。宋に渡り禅を修めた後、帰国して臨済宗の教えを広めた。 1282年に北条時宗に招かれ、鎌倉・円覚寺の開山となった。厳しい修行と示現を通じて多くの弟子を育成した。 1286年9月3日にその生涯を閉じた。

1286年弘安 9月3日無学祖元臨済宗僧 1226年

1646年

ジャン・フランソワ・ニセロン

(1613 - 1646)

数学者、修道士、画家

数学者修道士画家

17世紀のフランスで活動した数学者・修道士・画家。遠近法研究で知られる。

1613年にパリで生まれ、ミニム会に入会して修道士となった。数学と遠近法の関係を探求し、遠近法に関する著作を執筆した。錯視を利用した芸術的手法を考案し、絵画と数学を融合させた。パリ学士院や芸術界に影響を与え、当時の視覚文化に貢献した。 1646年9月22日に亡くなり、その研究は後世に引き継がれた。

1646年ジャン・フランソワ・ニセロン英語版 1613年

1774年

クレメンス14世

(1705 - 1774)

第249代ローマ教皇

第249代ローマ教皇。イエズス会の解散を決定した教皇として知られています。

クレメンス14世（ロレンツォ・ガンガネッリ）は1705年にイタリアで生まれました。1769年に教皇に選出され、教会改革や対外政策に取り組みました。1773年には長年論争の的であったイエズス会を解散する布告を発し、ヨーロッパ諸国との関係改善を図りました。また教会内の倫理浄化や教育制度の見直しにも着手しました。1774年に没し、その決断は現在も教会史上の重要な出来事とされます。

1774年クレメンス14世ローマ教皇 1705年