1848年

アメリカ科学振興協会設立。

アメリカ科学振興協会(AAAS)が設立されました。
アメリカ科学振興協会(AAAS)は1848年に設立され、科学の進歩と普及を目的としました。 会員には著名な科学者や研究者が名を連ね、学会誌『Science』を発行しています。 AAASは研究助成や科学教育支援、政策提言など幅広い活動を展開しています。 世界最大級の科学団体として、国際的な会議やシンポジウムを主催しています。 設立以来、AAASは科学技術の発展と社会実装を推進する重要な役割を果たしています。
1848年 アメリカ科学振興協会
1911年

山田猪三郎考案の山田式飛行船が東京上空を初飛行。(空の日)

山田猪三郎が設計した飛行船が東京上空で初飛行を行いました。 日本の航空技術の歴史的第一歩です。
1911年9月20日、技術者山田猪三郎が考案した山田式飛行船が東京上空を飛行しました。 この飛行船は軽量な構造とガスバルーンを組み合わせた形式で、日本初の動力付き飛行船とされています。 試験飛行は「空の日」の記念行事として実施され、多くの見物人が集まりました。 飛行時間や高度などの正式記録は残っていませんが、国内航空技術の発展に大きな刺激を与えました。 その後の日本の飛行船研究や航空機開発の礎となり、航空史における重要なマイルストーンです。
1911年 山田猪三郎
1927年

日本海軍の青葉型重巡洋艦「青葉」が竣工。

日本海軍の青葉型重巡洋艦「青葉」が竣工しました。 最新鋭巡洋艦の就役です。
1927年9月20日、日本海軍は青葉型重巡洋艦の1番艦「青葉」を進水・竣工させました。 青葉型は高速性能と強力な火力を併せ持つ巡洋艦として設計され、太平洋戦争へ向けた海軍力強化の一環でした。 排水量や装甲配置など新しい設計思想が盛り込まれ、旧来艦艇との差別化を図りました。 竣工後は訓練や遠洋航海を経て、艦隊行動に参加、艦隊決戦戦術の実証にも用いられました。 この巡洋艦はその後の海戦で活躍し、日本の海軍史における代表的存在となりました。
1927年 日本海軍 青葉型重巡洋艦 青葉
1957年

糸川英夫東京大学教授らが、初の国産観測ロケット「カッパー4C型」の打上げ実験に成功。

糸川英夫らが国産観測ロケット『カッパー4C型』の打上げ実験に成功した。
1957年9月20日、東京大学の糸川英夫教授らは日本初の国産観測ロケット『カッパー4C型』の打上げ実験に成功した。ロケットは高度約30kmの観測データ取得を目的とし、固体燃料を用いた設計が特徴的だった。戦後の科学技術振興政策の一環として宇宙開発研究が進められ、本実験はその成果を象徴する出来事となった。成功により日本のロケット技術は大きく前進し、後の人工衛星打上げ計画へと繋がっていった。糸川の功績は「日本のロケットの父」として称えられている。
1957年 糸川英夫 東京大学 ロケット カッパー4C型
2019年

スリーマイル島原子力発電所1号機の営業運転が終了。

2019年9月20日にスリーマイル島原子力発電所1号機の営業運転が正式に終了しました。
1974年に運転開始した米ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所1号機の営業運転が終了した。 原子炉は電力会社により安全規制の強化や耐用年数の延長が検討されてきたが、採算面の課題から運転を停止した。 近隣の2号機で1979年に事故が発生して以来、安全性への関心が高かった施設である。 閉鎖により地域の電力供給計画に影響が及ぶとともに、廃炉技術の開発が求められるようになった。 今後は使用済み燃料の管理や施設解体など長期的な廃炉プロセスに移行する。
スリーマイル島原子力発電所