秋の社日、このころ)※秋分に最も近い戊の日
国・地域:
日本
秋分に最も近い戊の日に行われる社日(しゃにち)です。農耕の神と先祖を祀る伝統的な祭日。
社日とは五行思想に基づき、土の気が盛んになるとされる二十四節気のうち戊の日に行われる祭日。
春と秋に年二回、春の社日と秋の社日がある。
秋の社日は秋分に最も近い戊の日に定められている。
地域によっては神社で農耕の神や先祖の霊を祀り、豊作祈願の祭典を行う。
現代では郷土行事として保存会などにより受け継がれている。
古くは土地の結界を示し、村の結束を深める役割も担った。
社日
日本
秋分
戊
敬老の日、2005年、2011年・2016年・2022年)※9月第3月曜日
国・地域:
日本
高齢者を敬い、その経験を讃える日。9月の第3月曜日に毎年祝われる祝日です。
敬老の日は1966年に制定され、2003年の祝日法改正により9月の第3月曜日に固定された。
当初は9月15日とされていたが、ハッピーマンデー制度により移動祝日となった。
高齢者の長寿を祝い、敬意を表するとともに、社会参加を促進する趣旨がある。
地域や家庭ではお年寄りへの感謝の気持ちを込めて式典やお祝いの催しが行われる。
自治体によっては敬老会や記念品の贈呈、交流会などが催される。
高齢者福祉や介護の在り方を考える機会にもなる。
敬老の日
日本
2005年
2011年
2016年
2022年
苗字の日
国・地域:
日本
明治3年旧暦9月19日(1870年10月13日)、新政府が、四民平等の社会を実現するため太政官布告第608号「平民苗字許可令」により平民も苗字を名乗ることを許可したことを記念する。
1870年に平民が苗字名乗りを許可されたことを記念する日。日本の名前制度の転機を祝う記念日です。
明治3年旧暦9月19日(新暦1870年10月13日)に太政官布告第608号「平民苗字許可令」が発布されたことを由来とする。
それまで苗字を持てなかった平民にも住所や職業に由来する苗字の使用が認められた。
これにより四民平等の実現に向けた社会改革が一歩進んだ。
記念日は苗字を持つことの意義や家系・ルーツを考える機会として設けられている。
各地で苗字に関する調査イベントや講演会などが催される。
名字の由来や歴史を学ぶことで、地域文化への理解も深まる。
苗字
日本
9月19日
1870年
10月13日
太政官布告
平民
九十九島の日
国・地域:
日本
1999年に長崎県佐世保市が制定。大小208の島々からなる風光明媚な九十九島の魅力を国内外に向けて発信していくことが目的。日付は9と19で「く(9)じゅうく(19)」と読む語呂合わせから。
長崎県佐世保市の九十九島をPRするため、語呂合わせで制定された記念日。風光明媚な島々の魅力を発信します。
1999年に長崎県佐世保市が「く(9)じゅうく(19)」の語呂合わせから制定した。
佐世保市沖に広がる大小208の島々が連なる景勝地、九十九島の観光振興が目的。
毎年この日を中心に観光キャンペーンやクルージングなど各種イベントが開催される。
写真コンテストやスタンプラリー、イルミネーションツアーなども行われ、国内外の旅行者を呼び込む。
夏から秋にかけた自然景観や海上アクティビティの魅力を改めて見直す機会として親しまれている。
日本
1999年
長崎県
佐世保市
9.19 いけんの日(平和への思いを忘れない日)
国・地域:
日本
2015年9月19日、参議院本会議で安全保障関連法案が賛成多数で可決。自衛隊の海外での武力行使につながる法案の内容は憲法違反ではないかとの声がある中での採決に「この法律は日本の未来にとって大きな転換点になると思われることから、忘れないように記念日として伝えていけないか」との声を受け、審議を重ねた末に「9.19いけんの日」と制定された。
安全保障関連法案可決の歴史的転換点を忘れないための記念日。平和への思いを考える日です。
2015年9月19日、参議院本会議で安全保障関連法案が賛成多数で可決された。
自衛隊の海外での武力行使を巡る議論が続く中、国民の記憶に残る転換点となった。
この日を忘れないよう「9.19いけんの日」として定め、平和と民主主義を見つめ直す機会となる。
憲法や国際政治、安全保障政策への関心を高めるシンポジウムや講演会が開催される。
若い世代への教育プログラムや意見交換会なども行われ、議論を深める場が提供される。
日本
2015年
育休を考える日
国・地域:
日本
積水ハウス株式会社が制定。記念日を通して多くの人に男性の育休について考えるきっかけにしてもらうのが目的。日付は9と19を入れ替えた19と9で「育(19)休(9)」の語呂合わせから。
男性を含む育児休業の意義を考えるきっかけの日。語呂合わせで制定されました。
積水ハウス株式会社が「育(19)休(9)」の語呂合わせから制定。
男性の育児休業取得促進と働き方改革の一環として広く周知を図る目的がある。
各地でセミナーやワークショップ、パパ育休体験談の共有イベントが開催される。
企業や自治体では育休取得支援制度の紹介や相談窓口を設置する取り組みも進む。
家族との時間の重要性や働き方の多様性について考える日となっている。
日本
積水ハウス株式会社
クイックルの日
国・地域:
日本
花王株式会社が制定。クイックルを使って、家族みんなで住まいをきれいにしてもらいたいという同社の想いが込められている。日付は「ク(9)イ(1)ックル(9)」と読む語呂合わせから。
花王の住まい用クリーナー「クイックル」の語呂合わせから生まれた記念日。家族で掃除を楽しむ日です。
花王株式会社が「ク(9)イ(1)ックル(9)」の語呂合わせで制定。
家族みんなで住まいをきれいにし、快適な環境づくりを推進する趣旨が込められている。
専用サイトでは掃除のコツや体験談を紹介し、清掃イベントも実施される。
SNSを通じた掃除風景のシェアキャンペーンなどでユーザー参加型の取り組みが行われる。
家庭での掃除習慣を広めるための各種企画やキャンペーンが行われる。
日本
遺品整理の日
国・地域:
日本
株式会社アヴァックが制定。秋のお彼岸である9月に祖先を供養するとともに、故人の遺品も整理して、新たな一歩を踏み出すきっかけにして欲しいとの願いから。日付は遺品の整理をすぐ(クイック=9.19)にするという意味から。
故人の遺品整理を通して供養と新たな一歩を支援する日。秋のお彼岸に合わせて制定されました。
株式会社アヴァックが秋のお彼岸に先立ち制定。
故人を偲びつつ、遺品を適切に整理することを促す目的がある。
遺品整理の重要性や心の整理をサポートするセミナーや相談会が各地で開催される。
産業的な遺品整理サービスのPRとともに、家族の心のケアにも配慮した取り組みが特徴。
社会的にも高齢化や終活が注目される中で、節目の行事として定着を図る。
日本
糸瓜忌・獺祭忌
国・地域:
日本
1902年のこの日に亡くなった正岡子規の忌日。「糸瓜忌(へちまき)」は、辞世の句となった「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」ほか三句において詠まれた糸瓜に由来するもの。「獺祭忌」は、子規が生前に名乗った雅号の一つ(獺祭書屋主人)に由来する。
正岡子規の辞世句や雅号にちなんだ忌日。俳人の業績をしのぶ文学記念日です。
1902年9月19日に没した俳人・正岡子規の忌日。糸瓜忌と獺祭忌の二つの呼称がある。
「糸瓜忌」は辞世の句に詠まれた糸瓜に由来し、「獺祭忌」は雅号・獺祭書屋主人にちなむ。
句会や講演会、文学散歩など子規の作品や生涯を振り返るイベントが開催される。
子規の文学的革新や日本近代俳句の礎を築いた功績が改めて注目される日となっている。
全国各地の俳人やファンが集まり、句碑参拝なども行われる。
日本
1902年
正岡子規
辞世の句
流鏑馬神事
国・地域:
日本
神奈川県の寒川神社の例祭が行われる9月20日の前日、御本殿西側馬場で流鏑馬神事が行われる。鎌倉時代から行われている神事で、天下泰平と五穀豊穣を祈念し、武田流大日本弓馬会によって奉納される。
鎌倉時代から続く寒川神社の流鏑馬(やぶさめ)神事。武芸と祭礼が融合した伝統行事です。
神奈川県寒川神社の例祭前夜、御本殿西側馬場で流鏑馬が執り行われる。
騎手が馬上から的を射抜き、天下泰平と五穀豊穣を祈願する武家の伝統行事。
鎌倉時代から続き、武田流大日本弓馬会が奉納を担当している。
観客にとっては勇壮な弓技と馬術を見る貴重な機会で、地域の文化資産として親しまれている。
秋の境内は厳かな雰囲気に包まれ、多くの参拝者が観覧する。
日本
神奈川県
寒川神社
鎌倉時代
世界海賊口調日(International Talk Like A Pirate Day)
国・地域:
アメリカ合衆国
海賊口調で喋る日は、1995年9月19日、米国のジョン・バウアーとマーク・サマーズによって制定された記念日で、各地で海賊をモチーフにしたイベントやキャンペーンが開催される。
誰もが海賊になりきって話す、遊び心あふれる記念日です。毎年9月19日に世界中で海賊口調の会話やイベントが楽しめます。
1995年、米国のジョン・バウアーとマーク・サマーズが冗談半分で友人に海賊口調を提唱し、この日を記念日に定めました。
当初はごく限られた仲間内の遊びでしたが、インターネットを通じて世界中に広がりました。
毎年9月19日になると、SNSや企業キャンペーンで“Ahoy!”や“Arr!”などの海賊口調が飛び交います。
海賊をテーマにした衣装コンテストやトレジャーハントなど、実際のイベントも各地で開催されます。
遊び心とコミュニケーションの促進を目的にした、ユニークな記念日です。
世界海賊口調日
International Talk Like A Pirate Day
アメリカ合衆国
海賊
1995年
陸軍記念日
国・地域:
チリ
9月18日はチリの「独立記念日」で、翌9月19日が「陸軍記念日」となっている。チリではこの前後を含めて連休とする企業が多く、当日は軍事パレードが行われる。
チリの独立記念日の翌日に行われる軍事パレードで、国民が祖国防衛の歴史を祝います。
チリでは9月18日の独立記念日に続いて9月19日を陸軍記念日と定めています。
この日は全国で軍事パレードや祝賀行事が開催され、兵士の教練や装備展示が行われます。
企業や学校は連休を取り、家族連れがパレードを観覧しながら国軍への敬意を示します。
パレードには歴史的な軍服や最新鋭の装甲車両が登場し、国内外の観光客にも人気です。
愛国心と国防意識を高める重要な公的行事として位置づけられています。
陸軍記念日
チリ
9月18日