690年
タルソスのテオドルス
(602 - 690)
カンタベリー大司教
カンタベリー大司教
7世紀のカンタベリー大司教として教会組織の再編と学問の振興に貢献した宗教指導者。
テオドルスは602年に小アジアのタルソスで生まれ、ビザンツ帝国で豊かな教養を身につけた。669年にローマで大司教に任命され、668年にカンタベリーへ到着すると英国教会の再編に着手した。ヘルトフォード会議やハットフィールド会議などを主宰し、教区制度や教会法を整備した。多数の修道院や学校を設立して学問と信仰の両面を育成し、“英教会の父”と称された。690年に没し、その功績は後世まで語り継がれている。
690年
タルソスのテオドルス
カンタベリー大司教
602年