09月18日の誕生日 - 科学者・研究者

1752年

アドリアン・ルジャンドル

数学者

フランスの数学者。解析学・数論の分野で業績を挙げ、ルジャンドル多項式や記号を提唱。

アドリアン・ルジャンドルは1752年にパリで生まれ、コレージュ・ド・フランス教授として活躍した。双曲関数や楕円積分の研究を深め、変分法にも貢献。数論ではルジャンドル記号や完全四次数定理を定式化し、後のガウスやリーマンへ大きな影響を与えた。彼の手法は解析学と代数学を橋渡しし、近代数学の基礎を築いた。1833年に死去した。

1752年 1833年

1752年

アドリアン＝マリ・ルジャンドル

(1752 - 1833)

数学者

フランスの数学者。楕円関数や数論の分野で数多くの業績を残した。

1752年にフランスで生まれ、数論や楕円関数の研究で知られる。特に「ルジャンドル記号」は現代の整数論で広く用いられる概念となった。楕円積分の研究を通じて、後の物理学や解析学にも大きな影響を与えた。また、天体力学の分野でも働き、月の軌道に関する研究なども行った。 1833年に没するまで、多くの数学的成果を発表し続けた。

1752年アドリアン＝マリ・ルジャンドル数学者 1833年

1819年

レオン・フーコー

(1819 - 1868)

物理学者

フランスの物理学者。振り子の実験で地球の自転を実証した。

1819年にパリで生まれ、振り子を用いた実験で地球の自転を実証した。「フーコーの振り子」は動く床の上でも振れる装置で、科学館などでも展示されている。光学の分野では、光の速度測定を行い、ローレンツとの協力で高速回転鏡法を開発した。天文学にも興味を持ち、地下望遠鏡の改良などにも取り組んだ。 1868年にその生涯を閉じたが、業績は物理学史に大きな足跡を残した。

1819年レオン・フーコー物理学者 1868年

1831年

ジークフリート・マルクス

(1831 - 1898)

発明家、自動車開発の先駆者

発明家自動車開発の先駆者

ドイツの発明家。初期の自動車技術に先駆的な研究を行った。

1831年にドイツで生まれ、蒸気機関を搭載した初期の自動車を開発した。自作のモデルにより、蒸気自動車の実用化に先駆ける。速度向上や走行距離延長のための技術改良に取り組み、自動車産業の礎を築いた。多くの特許を取得し、後の内燃機関開発にも影響を与えた。 1898年に没するまで、発明家として精力的に活動した。

1831年ジークフリート・マルクス 1898年

1905年

大井次三郎

(1905 - 1977)

植物学者

日本の植物学者。植物の分類学や形態学の研究に従事し、日本の植物学の発展に寄与した。

1905年に生まれ、植物の分類学や形態学の研究を行った。大学教員として後進の指導にも携わり、多くの論文を発表。 1977年に逝去したが、その業績は今日の植物研究にも受け継がれている。

大井次三郎 1977年

1907年

エドウィン・マクミラン

(1907 - 1991)

化学者

アメリカの化学者。初の人工元素ネプツニウムを発見し、ノーベル化学賞を受賞した。

1907年に米国で生まれ、カリフォルニア大学などで学んだ。 1940年代にグレン・シーボーグとともに初の人工元素ネプツニウムを合成・発見し、1951年にノーベル化学賞を受賞。その後も核化学の研究に従事し、1991年に逝去した。

1907年エドウィン・マクミラン 1991年

1912年

古畑正秋

(1912 - 1988)

天文学者

日本の天文学者。彗星や惑星の観測研究に従事した。

1912年生まれ。天体観測を通じて彗星や惑星の軌道研究を行った。国立天文台などで研究・教育に携わり、学術論文を発表。 1988年に逝去し、日本の天文学の発展に貢献した。

1912年古畑正秋天文学者 1988年

1950年

中村卓史

宇宙物理学者

日本の宇宙物理学者。宇宙物理学の研究を通じて宇宙の謎に迫る活動を続けている。

1950年生まれの日本の宇宙物理学者。大学や研究機関で宇宙物理学の研究に従事し、国内外の学会で成果を発表している。プラズマや磁気圏など宇宙環境の解析を専門とし、多くの論文を執筆。研究活動の傍ら、講演や教育活動を通じて次世代の研究者育成にも力を注ぐ。宇宙の成り立ちや動態に関する理解を深めるための基礎科学研究を推進している。

1950年中村卓史宇宙物理学者

1954年

スティーブン・ピンカー

心理学者

カナダ出身の心理学者。認知科学と進化心理学の分野で世界的に知られる。

1954年生まれの認知科学者・心理学者。ハーバード大学教授として言語習得や心の進化に関する研究を推進。著書『言語本能』や『思考のしくみ』がベストセラーとなり、一般向けにも心理学を広めた。進化心理学の視点から人間の行動や社会の構造を分析し、多数の論文を発表。科学コミュニケーションにも力を入れ、講演活動やメディア出演も多数行う。公共政策や教育への応用研究にも取り組み、心理学を社会に生かす活動を行っている。

スティーブン・ピンカー心理学者

1959年

飯城勇三

翻訳者、評論家、エラリー・クイーン研究家

翻訳者評論家エラリー・クイーン研究家

1959年飯城勇三エラリー・クイーン

1959年

森朗

気象予報士

森朗

1962年

塚瀬進

東洋史学者

1962年生まれの日本の東洋史学者。主に東アジアの歴史を研究している。

1962年9月18日生まれ。東洋史を専門とし、中国や朝鮮半島など東アジア地域の歴史研究に従事。複数の論文や著書を発表し、学界で注目を集めている。大学で教鞭をとり、後進の育成にも力を注いでいる。

1962年塚瀬進