1765年

グレゴリウス16世

ローマ教皇

ローマ教皇
1831年から1846年まで在位したローマ教皇。教会の伝統を堅持し、近代化に慎重な姿勢を貫いた。
グレゴリウス16世は1765年に生まれ、1831年に教皇に選出された。鉄道や電信の導入を一時拒否し、教会法の強化や異端審問の復活を推進。教育・芸術の保護にも尽力し、バチカン図書館の整備を行った。政治的にはイタリア統一運動に対抗し、教皇領の維持を図った。1846年に死去し、保守的な姿勢から「最後の絶対主義者」とも称された。
1765年 グレゴリウス16世 1846年