09月17日の命日 - 政治家・指導者

1665年

フェリペ4世

(1605 - 1665)

スペイン・ナポリ・シチリアの国王、ポルトガル国王

スペイン・ナポリ・シチリアの国王ポルトガル国王

ハプスブルク家出身のスペイン国王（在位1621-1665）。芸術の庇護者としても知られ、ベラスケスを宮廷画家とした。

1605年にマドリードで生まれ、フェリペ3世の長男として王位に就く。 1621年に即位し、三十年戦争やポルトガル王位継承戦争を経験。経済的・軍事的困難にもかかわらず芸術を保護し、宮廷画家ディエゴ・ベラスケスを登用。国内では財政危機や権力闘争が続き、スペイン帝国の衰退が顕著に表れる。 16世紀末からのハプスブルク支配の終焉を象徴する治世と評される。 1665年に没し、その治世は芸術文化面での功績が特に高く評価される。

1665年フェリペ4世スペインナポリシチリアポルトガル国王 1605年

天明6年8月25日

徳川家治

(1737 - 1786)

江戸幕府第10代将軍

江戸幕府第10代将軍（在位1760-1786）。天明の大飢饉など厳しい時代に政務を執行した。

1737年に第9代将軍・徳川家重の子として生まれる。 1760年に家督を継承し、江戸幕府の政務を掌握。天明の大飢饉（1782-1787）に対処するため倹約令や救済策を実施。文教政策にも力を入れ、昌平坂学問所の整備を支援。大御所政治の時代背景を反映し、実権は老中や大老に分担されることも多かった。 1786年に没し、幕府の改革と安定化に向けた基盤を築いた。

1786年天明 8月25日徳川家治江戸幕府将軍 1737年

1877年

ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット

(1800 - 1877)

発明家、政治家、考古学者、語源学者

発明家政治家考古学者語源学者

写真発明の先駆者であり、多方面で活躍したイギリスの学者・政治家。

1800年イングランドに生まれ、写真技術の基礎となるネガポジ法（タルボット式写真法）を考案。 1839年に「銀版写真」に関する論文を発表し、写真術の普及に貢献した。下院議員として科学と文化の振興に尽力し、学術政策にも影響を及ぼした。考古学や語源学にも精通し、多彩な学識を示す博覧強記ぶりが評価された。 1877年9月17日に没し、近代写真技術の父と称される業績を後世に残した。

1877年ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット 1800年

1943年

永田秀次郎

(1876 - 1943)

官僚、政治家、俳人、随筆家

官僚政治家俳人随筆家

官僚として内務省に勤める一方、俳人や随筆家としても活動した多才な人物。

永田秀次郎（1876年 - 1943年）は、日本の官僚・政治家・俳人・随筆家。東京帝国大学法科大学を卒業後、内務省に入省し地方行政などに従事。政治家としても活躍し、国会議員を務めつつ社会政策に取り組んだ。一方、俳句や随筆を執筆し、文芸誌に多くの作品を発表。行政能力と文学的感性を併せ持ち、近代日本の文化と政治に貢献した。

1943年永田秀次郎官僚政治家俳人随筆家 1876年

1948年

フォルケ・ベルナドッテ

(1895 - 1948)

スウェーデンの王族、外交官

スウェーデンの王族外交官

スウェーデン王族出身の外交官、国際連合中東調停官。

1895年スウェーデンのベルナドッテ家に生まれる。第二次大戦中はスウェーデン赤十字社代表としてナチス占領地からユダヤ人を救出。 1948年、国際連合パレスチナ調停官に任命され、停戦交渉を主導。 1948年9月17日、エルサレムで暗殺され、国連初の暗殺事件となった。その人道的活動は今なお国際平和の象徴として語り継がれる。

フォルケ・ベルナドッテ 1895年

1970年

吉江勝保

(1900 - 1970)

官僚、政治家、官選第42代・公選初代山梨県知事

官僚政治家官選第42代・公選初代山梨県知事

日本の官僚・政治家。山梨県知事として地域の発展に貢献した。

1900年に生まれ、東京帝国大学法学部を卒業後、内務省に入省し地方行政に携わった。戦後の混乱期には復興と住民の生活向上を目指し、官選で第42代山梨県知事に就任した。1951年には公選で初代知事に選ばれ、農業振興やインフラ整備、教育・医療の拡充など多岐にわたる政策を推進した。県民との対話を重視し、地域経済の基盤強化を図った。1970年に逝去し、その行政手腕は山梨県政に大きな足跡を残した。

1970年吉江勝保山梨県知事 1900年

1980年

アナスタシオ・ソモサ・デバイレ

(1925 - 1980)

軍人、ニカラグア共和国大統領

軍人ニカラグア共和国大統領

ニカラグアの軍人・政治家。ソモサ一族最後の大統領として知られる。

1925年に政治一家のもとに生まれ、若くして軍人としてのキャリアを積んだ。1967年に大統領に就任し、1972年まで務めた後、一時任期を離れるが、1974年から1979年まで再び大統領に返り咲いた。独裁的な統治と反革命勢力の弾圧によって国内外から批判を浴び、1979年のサンディニスタ革命で政権を追われた。その後パラグアイに亡命し、1980年に暗殺される形で死去した。ニカラグア現代史に大きな影響を与えた人物である。

アナスタシオ・ソモサ・デバイレニカラグア 1925年

1996年

スピロ・アグニュー

(1918 - 1996)

政治家、アメリカ合衆国副大統領

政治家アメリカ合衆国副大統領

アメリカの政治家。リチャード・ニクソン政権で第39代副大統領を務めた。

1918年11月9日、メリーランド州ボルチモアに生まれる。ジョンズ・ホプキンズ大学で学んだ後、メリーランド州の政治の世界へ進出。 1959年に州副知事、1967年に州知事に就任。 1969年、共和党のリチャード・ニクソン政権で第39代副大統領に選ばれる。 1973年、収賄と脱税で辞任し、政治から退く。退任後は法律事務所を設立し活動を続けた。 1996年に77歳で死去。

1996年スピロ・アグニューアメリカ合衆国副大統領 1918年

2011年

上田稔

(1914 - 2011)

官僚、政治家、第15代環境庁長官

官僚政治家第15代環境庁長官

日本の官僚・政治家。第15代環境庁長官を務めた。

1914年生まれ。東京帝国大学法学部を卒業後、内務省に入省。環境庁創設期から関わり、1960年代に第15代環境庁長官に就任。公害対策や自然保護政策の立案・実施に尽力し、日本の環境行政の基盤を築いた。退官後も環境問題に関するシンクタンクで活躍し、多くの行政改革を提言した。2011年9月17日に死去。

2011年上田稔環境庁 1914年

2011年

チャールズ・パーシー

(1919 - 2011)

政治家、元ベル＆ハウエル社長

政治家元ベル＆ハウエル社長

アメリカの政治家・実業家。元ベル＆ハウエル社長でイリノイ州選出上院議員を務めた。

1919年生まれ。シカゴ近郊で育ち、ノースウェスタン大学を卒業後、ベル＆ハウエル社に入社。社長として企業を成長させる一方、1966年にイリノイ州選出の共和党上院議員に当選。モデラートな立場で知られ、教育・宇宙開発政策など多岐にわたる法案に関与した。在任中は両党から信頼を集め、1984年まで議員として活躍。2011年9月17日に死去。

チャールズ・パーシーベル＆ハウエル 1919年

2016年

桧田仁

(1942 - 2016)

政治家、医師

政治家医師

1942年生まれの日本の政治家、医師。

桧田仁 1942年

2018年

柴生進

(1940 - 2018)

政治家、元兵庫県川西市長

政治家元兵庫県川西市長

兵庫県川西市の市長を務め、地域振興と市民生活の向上に尽力した政治家。

柴生進は1940年に生まれ、地方自治の分野で長年活躍しました。川西市長として福祉や教育の充実を図り、市民サービスの向上に貢献。地域経済の活性化や公共施設の整備にも力を注ぎ、住みやすいまちづくりを推進しました。市議会議員時代から培った経験を基に、市政運営への実務的な視点を提供。没後も彼が残した政策や取り組みは市の発展に受け継がれています。

柴生進兵庫県川西市 1940年