09月17日の誕生日 | calendar.web-standard.org

建久3年8月9日

源実朝

(1192 - 1219)

鎌倉幕府第3代将軍

鎌倉幕府第3代征夷大将軍として幼くして将軍に就任し、和歌を好んだ。

源実朝は1192年に鎌倉で生まれ、源頼朝の嫡男として育った。幼少の頃に第3代征夷大将軍に任ぜられたが、実務は北条氏が代行した。和歌に熱心で『金槐和歌集』を編纂し、自身も多くの作品を残した。 1219年には甥の公暁によって暗殺され、鎌倉幕府初期の政治と文化を象徴する存在となった。日本の武家政権下で文芸を奨励した代表的な将軍の一人として評価される。

1192年建久 8月9日源実朝鎌倉幕府将軍 1219年

1505年

マリア・フォン・エスターライヒ

(1505 - 1558)

ハンガリー王ラヨシュ2世妃

ハプスブルク家出身のハンガリー王妃で、のちにネーデルラント総督を務めた。

マリア・フォン・エスターライヒは1505年にハプスブルク家に生まれ、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の孫にあたる。 1522年にハンガリー王ラヨシュ2世と結婚し、王妃として宮廷生活を送った。ラヨシュ2世が1526年のモハーチの戦いで戦死すると、33歳のときに未亡人となった。その後、弟のカール5世の信任を受けて1531年から1555年までネーデルラント総督として統治にあたった。知的教養を備えた統治者として施政にあたる一方で、文化や芸術の振興にも貢献した。

1505年マリア・フォン・エスターライヒラヨシュ2世 1558年

1552年

パウルス5世

(1552 - 1621)

ローマ教皇

第234代ローマ教皇。教会法と教権を強化し、バチカンの建築を支援した。

パウルス5世（Camillo Borghese）は1552年にイタリアの貴族ボルゲーゼ家に生まれ、1605年に教皇に選出された。在位中は教皇権の強化に努め、ヴェネツィア共和国との対立（ヴェネツィア論争）において教会法を主張した。異端審問所を通じて教義の統制を維持し、宗教的統一を図った。サン・ピエトロ大聖堂の建設資金を増額し、バチカン図書館の整備を推進して文献収集に力を注いだ。 1621年に没し、その教権重視の施策は後の教皇制度に大きな影響を与えた。

1552年パウルス5世ローマ教皇 1621年

1630年

ラヌッチョ2世

(1630 - 1694)

パルマ及びピアチェンツァ公

パルマ及びピアチェンツァ公として領邦政治を行ったイタリアの君主。

ラヌッチョ2世（Ranuccio II Farnese）は1630年にイタリアのファルネーゼ家に生まれた。 1660年にパルマ及びピアチェンツァ公に即位し、家督を継承した。在位中は領内の行政改革を推進し、農業振興や財政再建に取り組んだ。三度の結婚を経験し、多くの子女をもうけたが、後継者問題に悩まされた。 1694年に没し、ファルネーゼ家の統治下での文化的交流にも貢献した。

1630年ラヌッチョ2世 1694年

1730年

フリードリッヒ・W・フォン・シュトイベン

(1730 - 1794)

陸軍軍人

プロイセン生まれの軍人。アメリカ独立戦争で大陸軍を訓練し、建軍の父と称される。

フリードリッヒ・W・フォン・シュトイベン（Baron von Steuben）は1730年にプロイセン領で生まれた。若くしてプロイセン王国の近衛連隊に入り、厳格な軍事訓練を受けた。 1777年、ベンジャミン・フランクリンの推薦でアメリカ大陸軍に加わり、友軍の士気を高めた。バレー・フォージでの冬営中に大陸軍を組織的な軍隊へと変革し、訓練マニュアル『規律訓練手引書』を作成した。戦後はアメリカ市民権を得て軍事顧問を務め、1794年に没した。

1730年フリードリッヒ・W・フォン・シュトイベン陸軍軍人 1794年

1739年

ジョン・ラトリッジ

(1739 - 1800)

政治家、判事

政治家判事

アメリカ独立期の政治家・判事。南カロライナ州知事や最高裁判事を歴任した。

ジョン・ラトリッジ（John Rutledge）は1739年にサウスカロライナ植民地で生まれた。独立戦争期に植民地議会の議長を務め、アメリカ独立宣言の採択に関与した。 1789年に南カロライナ州初代知事に就任し、州政府の基盤整備に取り組んだ。同年、アメリカ合衆国最高裁判所の判事に任命され、憲法解釈の初期形成に影響を与えた。 1800年に没し、初期アメリカ司法制度の発展に貢献した。

1739年ジョン・ラトリッジ政治家判事 1800年

1764年

ジョン・グッドリック

(1764 - 1786)

天文学者

イギリスの聴覚障害を持つ天文学者。変光星アルゴルの研究で知られる。

ジョン・グッドリック（John Goodricke）は1764年にイギリスで生まれ、先天的な聴覚障害を抱えながらも学問に励んだ。若くしてヨーク市の天文台で観測を行い、変光星の周期を詳細に記録した。特におうし座アルゴル（β星）の変光周期を確定し、その発見は恒星内部構造の理解に貢献した。観測ノートは精緻で後世の天文学研究に大きな影響を与えた。 1786年、22歳の若さで急逝した。

1764年ジョン・グッドリック天文学者 1786年

1801年

エドワード・ウィリアム・レイン

(1801 - 1876)

東洋学者

イギリスの東洋学者。アラビア語辞典『Arabic Lexicon』の編纂で著名。

エドワード・ウィリアム・レイン（Edward William Lane）は1801年にイギリスで生まれた。 1825年にトルコ経由でエジプトに渡り、カイロでアラビア語やイスラム文化の研究に没頭した。『Arabic–English Lexicon』の編纂に着手し、後の学者にも影響を与える網羅的な辞典を完成させた。また、自身の観察をまとめた『習俗と文化』では当時のエジプト社会を詳細に記録した。 1876年に没し、東洋学の発展に大きく貢献した。

1801年エドワード・ウィリアム・レイン英語版東洋学者 1876年

1826年

ベルンハルト・リーマン

(1826 - 1866)

数学者

ドイツの数学者。解析学やリーマン幾何学を確立し、リーマン予想で知られる。

ベルンハルト・リーマン（Bernhard Riemann）は1826年にドイツで生まれた。複素解析や常微分方程式の分野で重要な成果を挙げ、リーマン面の概念を導入した。 1854年の講演『幾何学に基礎を与える仮説について』でリーマン幾何学の基礎を築いた。 1859年に発表した素数分布に関する論文でリーマン予想を提起し、数学界に大きな影響を与えた。 1866年に肺結核で39歳の若さで没した。

1826年ベルンハルト・リーマン数学者 1866年

1856年

平岡凞

(1856 - 1934)

野球選手、指導者

野球選手指導者

明治期の日本の野球選手、指導者。

1856年平岡凞野球選手 1934年

1857年

コンスタンチン・ツィオルコフスキー

(1857 - 1935)

宇宙工学者

ロシアの宇宙工学者。ロケット理論の基礎を築き、宇宙開発の父と称される。

1857年にロシアで生まれ、1935年に没したツィオルコフスキーは、ロケット推進理論の基礎を築いた。 1903年に発表した「反動装置による宇宙空間の探査」は、宇宙工学の原点とされる。宇宙船の理論的設計や気圧保持装置の研究を行い、宇宙生活の可能性を示した。また、地球軌道や多段ロケットの概念を提唱し、現代宇宙工学の礎を築いた。彼の業績は後のソビエト連邦の宇宙計画に大きな影響を与えた。

1857年コンスタンチン・ツィオルコフスキー宇宙工学者 1935年

文久3年8月5日

河本にわ

(1863 - 1976)

スーパーセンテナリアン

日本のスーパーセンテナリアン。長寿記録を更新した長寿者の一人。

1863年文久 8月5日河本にわスーパーセンテナリアン 1976年