アスクレピアス (唐綿)
花言葉
- 移り気
- 私を行かせて
- 健康な体
特徴
説明
北アメリカなどが原産です。種子に綿毛がついているところからトウワタという別名を持っています。茎や葉を傷つけると白い樹液が出るので、ミルクウィードとも呼ばれています。オオカバマダラの重要な食草として知られ、その幼虫は毒性のある葉を食べることで外敵から身を守ります。
豆知識
- オオカバマダラは年間数千キロを移動する渡り蝶で、アスクレピアスなしには生存できない
- 種子の綿毛は風に乗って数キロメートル飛ぶことができる
- 毒性成分のカルデノライドは心臓に作用する強力な化合物
- ネイティブアメリカンはこの植物を「蝶の薬草」と呼んでいた
利用方法
観賞用
- 切り花
- 庭植え
- ドライフラワー
薬用
- 伝統的に咳や呼吸器疾患の治療に使用
- 皮膚疾患の外用薬として利用
注意: 全草に有毒成分を含むため、医療用途での使用は専門家の指導が必要
食用
食用不可
その他
- オオカバマダラの食草として生態系保護に利用
- 種子の綿毛は昔、綿の代用品として使用された
毒性
毒性レベル: 中程度
有毒部位: 全草, 特に茎と葉の樹液
症状: 摂取すると嘔吐、下痢、心拍異常を引き起こす可能性があります。皮膚接触でかぶれることもあります。