1945年

文部省が戦後教育の基本方針「新日本建設ノ教育方針」を発表。

1945年、文部省が戦後教育の基本方針「新日本建設ノ教育方針」を発表しました。
1945年9月15日、文部省は戦後日本の教育再建の指針となる「新日本建設ノ教育方針」を発表しました。方針は民主主義と平和主義を基盤に据え、個人の尊重と自主的学習を重視した教育を掲げました。戦前の国家主義教育や軍国主義からの脱却を図り、学習指導要領の改革や学校制度の見直しを促しました。この方針は後の教育基本法(1947年)制定の礎となり、戦後教育改革の中心的ドキュメントとされています。戦後世代の学びの在り方に大きな影響を与え、日本の教育史における重要な転換点です。
1945年 文部省
1945年

『日米会話手帳』が発刊。年末までの3か月間で360万部を売る大ベストセラーとなる。

占領期の日本で、米軍との日常会話を補助するために作られた手帳が発売され、年末までに360万部を売り上げる大ヒットとなりました。
1945年9月15日、終戦後の混乱期に英語表現を集めた『日米会話手帳』が出版されました。 実用的な会話例や単語帳を手軽に持ち歩けるコンパクトなサイズが好評となり、 発刊から3か月で360万部を突破するベストセラーに。 占領軍とのコミュニケーションを円滑にするツールとして多くの日本人に利用され、 その後も改訂版や類似書が多数刊行されました。 戦後日本の復興期を象徴する出版物のひとつといえます。
日米会話手帳
1951年

中央社会福祉協議会が初の全国規模の「としよりの日」を実施。

1951年9月15日、中央社会福祉協議会が全国規模で初めて「としよりの日」を実施しました。
高齢化社会を見据え、中央社会福祉協議会(中央社協)は 1951年9月15日に全国的な高齢者慰霊・敬老行事として 初の「としよりの日」を開催しました。 地域ごとに敬老会やレクリエーションが催され、 高齢者の福祉向上や社会参加を促進。 この取り組みは後に「敬老の日」制定の機運を高め、 高齢者を尊重する文化の醸成に寄与しました。 現在も全国で多様な敬老行事が行われています。
1951年 中央社会福祉協議会 としよりの日
1963年

16番街バプテスト教会爆破事件。公民権運動の拠点となっていたアメリカ合衆国アラバマ州バーミングハムの教会をクー・クラックス・クランが爆破。少女4人が犠牲に、14人から22人が負傷。

1963年9月15日、公民権運動の拠点であったバーミングハムの16番街バプテスト教会が爆破され、4人の少女が犠牲となりました。
KKKのメンバーにより、16番街バプテスト教会の礼拝堂が日曜日未明に爆破されました。 爆発は9時ごろに起き、出席していた信者の少女4人が犠牲となり、多数が負傷しました。 事件の残虐性は全国に衝撃を与え、公民権運動への同情と支援が一気に高まりました。 その後、関与した容疑者の多くが逮捕・起訴され、有罪判決が下されました。 この爆破事件は1960年代のアメリカ社会に深い痛手を残し、人種差別撤廃への強い世論を形成しました。
16番街バプテスト教会爆破事件 公民権運動 アメリカ合衆国 アラバマ州 バーミングハム クー・クラックス・クラン
1982年

エフエム北海道(Air G)開局。

1982年、北海道のFMラジオ局エフエム北海道(Air-G)が開局しました。
1982年9月15日、北海道札幌市を拠点とするFMラジオ局エフエム北海道(Air-G)が放送を開始しました。 周波数は82.5MHzで、ローカルニュースや音楽番組、バラエティ番組を中心に多彩な番組編成を行っています。 地域に密着した情報発信を掲げ、北海道の文化や観光情報を全国・全世界に発信する役割を担ってきました。 JFN(Japan FM Network)の加盟局として、ネットワーク番組も放送されており、幅広いリスナー層に支持されています。 開局以来、FMラジオの新しい楽しみ方を提案し続け、多くのファンを獲得しています。
エフエム北海道(Air-G)