十字架称賛の日(カトリック教会)

320年ごろ、ゴルゴダの丘でキリストが磔にされた十字架を聖太后エレナが発見した日とされている。聖十字架はペルシア王がエルサレムを占拠した時に奪われたが、後に皇帝ヘラクリウスが奪回し、この時から十字架への崇敬が盛んになった。正教会と東方諸教会で9月27日に行われる十字架挙栄祭に相当する。

聖ヘレナによるゴルゴダの丘での十字架発見を祝うカトリック教会の祝祭日。
320年頃、聖ヘレナがゴルゴダの丘でイエス・キリストの磔刑の十字架を発見したとされる。 その後、十字架はペルシア王の手でエルサレムから奪われたが、皇帝ヘラクリウスが奪回した。 この出来事を契機に聖十字架への崇敬が高まり、カトリック教会では毎年9月14日に記念される。 正教会や東方諸教会では9月27日に「十字架挙栄祭」として祝われる。 聖書や教会史にも深く関わる重要な祝日であり、多くの信徒がミサに参列する。 地域や教会によっては行列や十字架の巡礼などの伝統行事も行われる。
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