宝暦11年8月15日

山東京伝

(1761 - 1816)

絵師、戯作者

絵師 戯作者
江戸時代後期の絵師・戯作者。洒落本や滑稽本で人気を博し、風刺画や読本を手掛けた多才な文化人。
1761年、江戸に生まれた山東京伝は、浮世絵師として数々の美人画や役者絵を手掛ける一方、洒落本や滑稽本の戯作者としても活躍。 彼の作品は風刺とユーモアに富み、当時の江戸庶民から高い人気を集めました。 検閲による追及を受けつつも、巧みな語り口と絵画技術で新たな表現を切り拓きました。 また、同時代の作家・絵師との交流も盛んで、江戸文化の発展に寄与。 1816年にこの世を去るまで、多彩な才能を発揮し続けました。
1761年 宝暦 8月15日 山東京伝 戯作者 1816年
1803年

J・J・グランヴィル

(1803 - 1847)

風刺画家

風刺画家
フランスの風刺画家。幻想的でユーモラスな擬人化イラストで知られ、19世紀の挿絵文化に影響を与えました。
1803年にフランスで生まれたジャン=イグナス・イジドール・ジェラール・グランヴィル(J. J. Grandville)は、風刺画家として活躍。 動物や物を人間のように描く擬人化作品で広く注目され、そのシュールな世界観は当時の出版文化を刺激しました。 代表作『Les Métamorphoses du jour』では、日常と幻想の境界を巧みに描写。 ユーモアと批評精神を兼ね備えた作風は、多くの後進イラストレーターに影響を与えました。 1847年に惜しまれながらこの世を去りました。
1803年 J・J・グランヴィル 風刺画 1847年
1819年

クララ・シューマン

(1819 - 1896)

ピアニスト

ピアニスト
19世紀ドイツの著名な女性ピアニストで、作曲家でもあり、夫ロベルト・シューマンやブラームスらと深い交流を持ちました。
1819年にライプツィヒ近郊で生まれ、幼少期から神童として注目されました。 父ヴィークの厳格な教育のもと演奏技術を磨き、ヨーロッパ各地で演奏旅行を行いました。 結婚後は夫ロベルト・シューマンを支えつつ、自身も作曲や演奏活動を継続。 ブラームスとの親交から彼の才能を世に知らしめる役割も果たしました。 晩年まで演奏活動を続け、1896年に没するまで多くの聴衆を魅了しました。
1819年 クララ・シューマン ピアニスト 1896年
1851年

シャルル・ルルー

(1851 - 1926)

作曲家

作曲家
フランスの作曲家。オペラや歌曲を手掛け、19世紀後半のフランス音楽界で活躍しました。
1851年にフランスで生まれ、パリ音楽院で作曲を学ぶ。 オペラ作品を中心に、繊細な旋律と豊かな和声感を特徴とする楽曲を数多く発表。 特に軽快な喜歌劇や歌曲で人気を博し、当時の聴衆に愛されました。 19世紀末から20世紀初頭にかけてフランス音楽の発展に寄与。 1926年に没するまで幅広いジャンルで作曲活動を続けました。
1851年 シャルル・ルルー 作曲家 1926年
1874年

アルノルト・シェーンベルク

(1874 - 1951)

作曲家

作曲家
オーストリア出身の作曲家・音楽理論家。十二音技法を確立し、20世紀音楽に革命をもたらしました。
1874年にウィーン近郊で生まれ、早くから作曲に才能を示しました。 伝統的な調性音楽から脱却し、無調音楽の探求を進める。 1920年代に十二音技法(ドデカフォニー)を提唱し、新たな作曲体系を確立。 弟子としてベルクやウェーベルンらを擁し、第二ウィーン楽派を牽引。 ナチス台頭後に渡米し、カリフォルニア大学で教鞭を執りつつ創作活動を展開。 1951年に逝去しました。
1874年 アルノルト・シェーンベルク 作曲家 1951年
1904年

海老原喜之助

(1904 - 1970)

洋画家

洋画家
日本の洋画家。
1904年に東京で生まれる。 西洋絵画技法を取り入れた作品で知られ、風景画や静物画を得意とした。 東京美術学校(現・東京藝術大学)で学び、その後作品を国内外の展覧会に出品。 20世紀前半の日本洋画壇で活躍し、多くの後進を指導。 1970年に死去。
1904年 海老原喜之助 洋画家
1917年

ロバート・ウォード

(1917 - 2016)

作曲家

作曲家
アメリカの作曲家。プルツァー賞を受賞したオペラ『The Crucible』で知られる。
1917年にアメリカで生まれたロバート・ウォードは、イーストマン音楽学校で学び、戦後は作曲活動を本格化しました。代表作のオペラ『The Crucible』は1963年にプルツァー賞を受賞し、そのドラマチックな作風が高く評価されました。交響曲や室内楽、合唱曲など幅広いジャンルで作品を残し、アメリカ音楽界に大きな影響を与えました。長年にわたり大学で教鞭をとり、多くの後進を育成したことでも知られています。2016年に没し、20世紀後半のアメリカ音楽を代表する作曲家の一人とされています。
1917年 ロバート・ウォード 2016年
1928年

ロバート・インディアナ

(1928 - 2018)

現代美術家

現代美術家
アメリカの現代美術家。ポップアートの旗手として、『LOVE』モチーフで世界的に知られる。
1928年生まれのロバート・インディアナは、ポップアート運動の中心人物として活躍しました。シンプルなタイポグラフィと大胆な色使いで、『LOVE』の四角いモチーフをアート界に定着させました。絵画だけでなく、彫刻や版画など多彩な表現方法を用いてメッセージを発信。公共空間に設置された作品は多くの人々の共感を呼び、世界中で写真スポットとなりました。2018年に逝去するまで、視覚的に強烈なインパクトを与える作品を制作し続けました。
1928年 ロバート・インディアナ 現代美術家 2018年
1929年

ニコライ・ギャウロフ

(1929 - 2004)

バス歌手

バス歌手
ブルガリア出身のバス歌手。圧倒的な低音と表現力で世界のオペラ舞台を席巻した。
1929年にブルガリアで生まれたニコライ・ギャウロフは、力強いバス声域で名高い歌手です。イタリアを中心にオペラ歌手として世界中の主要劇場に出演し、フィリップ二世やメフィストフェレスなど重厚な役柄で絶賛されました。豊かな声量と滑らかな発声を兼ね備え、録音やコンサートでも高い評価を獲得。数多くのレコーディングを残し、現在も名演として聴き継がれています。2004年に逝去するまで、オペラ界のレジェンドとして君臨しました。
1929年 ニコライ・ギャウロフ バス 歌手 2004年
1931年

山田洋次

映画監督

映画監督
日本の映画監督。『男はつらいよ』シリーズで国民的な人気を獲得した巨匠。
1931年生まれの山田洋次は、1960年代から映画監督として活動を開始しました。『男はつらいよ』シリーズは親しみやすい人間ドラマと笑いを融合させ、50作以上を制作して長寿シリーズとなりました。『東京家族』や『母べえ』など、家族や人間関係を丁寧に描いた作品も高く評価されています。社会の小さな出来事や人々の喜怒哀楽を映像に刻み、多くの賞を受賞。日本映画界を代表する監督の一人です。
1931年 山田洋次 映画監督
1941年

安藤忠雄

建築家

建築家
日本の建築家。コンクリート打ち放しのミニマル建築で知られる。1941年生まれ。
1941年9月13日生まれ。 日本の建築家。 独学で建築を学び、コンクリート打ち放しを特色とするミニマルなデザインを追求。 「光の教会」や「住吉の長屋」などの代表作がある。 1995年にプリツカー賞を受賞し、国際的に高い評価を得た。
1941年 安藤忠雄 建築家
1941年

井上大輔

(1941 - 2000)

ミュージシャン、作曲家

ミュージシャン 作曲家
日本のミュージシャン・作曲家。多彩な楽曲を手がけた。1941年生まれ。
1941年9月13日生まれ。 日本のミュージシャン、作曲家。 アニメソングやテレビ番組の音楽など、多彩な楽曲を制作。 演奏活動や編曲でも活躍。 2000年に58歳で死去。
井上大輔 2000年