明治4年7月28日

兵部省海軍部に水路局を設置。

明治政府が海軍部内に航路測量と海図作成を担う水路局を新設した。
1871年、近代国家建設を急ぐ明治政府は兵部省(軍事行政機関)の海軍部に水路局を設置した。水路局は全国の沿岸測量や航路標識の整備、海図作成を主な任務とし、商船・軍艦の安全航行を支えた。これにより日本海軍の作戦行動と国内海運の発展が可能となった。後に海軍省や海軍技術研究所へと発展し、現在の海上保安庁水路部の源流となっている。
1871年 明治 7月28日 兵部省 水路局
1903年

大阪市営電気鉄道築港線、花園橋〜築港桟橋間5kmを開業。

大阪市営電気鉄道が築港線を開業し、花園橋から築港桟橋までの運行を開始した。
1903年9月12日、大阪市営電気鉄道が築港線の花園橋〜築港桟橋間5kmを開業した。市内中心部と港湾地区を結ぶルートとして、貨客輸送の利便性が向上した。路面電車による公共交通網の拡充は大阪の都市発展を後押しし、周辺の工業地帯や住宅地の開発を促進した。後に路線は路面電車から地下鉄などへと移行し、現代の大阪交通網の原点となった。
1903年