1951年

国際標準化機構 (ISO) が日本の加盟を承認。

1951年9月11日、国際標準化機構(ISO)が日本の加盟を正式に承認しました。
ISOは国際的な工業規格や品質管理基準を策定する機関であり、日本は1951年9月に初期加盟国として認められました。加盟承認により日本企業は国際規格に沿った製品開発や品質向上に取り組むことが可能となりました。戦後復興期における産業界の国際競争力強化に大きく寄与し、後のJIS(日本工業規格)制度の国際調和にも影響を与えました。現在ではISO規格は多くの分野で採用され、製造業のみならずサービス業にも広がりを見せています。
1951年 国際標準化機構
1961年

寿屋(現・サントリーホールディングス)がトリスウイスキーを購入すると抽選でハワイ旅行へ行けるキャンペーンを開始。当選者は1964年4月の海外旅行自由化実施後にハワイへ旅立った。

寿屋(現サントリーホールディングス)がトリスウイスキー購入者向けにハワイ旅行が当たるキャンペーンを開始。 戦後の海外旅行自由化を見据えた斬新な販促企画でした。
1961年9月11日、寿屋(現・サントリーホールディングス)はトリスウイスキー購入者を対象に抽選でハワイ旅行が当たるキャンペーンをスタートしました。 当時は海外渡航が制限されていたものの、1964年4月の海外旅行自由化後に当選者が現地へ旅立つという計画で注目を集めました。 企業イメージの向上を狙ったマーケティング施策として話題になり、消費者の購買意欲を刺激しました。 このキャンペーンは日本の消費文化の成熟を象徴するとともに、海外旅行への関心の高まりを映し出す出来事でもありました。 現在もトリスウイスキーはロングセラーブランドとして親しまれています。
サントリーホールディングス トリスウイスキー
1992年

ホンダが第2期F1活動の休止を発表。

1992年9月11日、ホンダが自動車レースの最高峰F1での第2期活動休止を発表しました。
ホンダは1983年にエンジンサプライヤーとしてF1活動を再開し、マクラーレンへの搭載で複数回のコンストラクターズタイトルを獲得しました。 しかし1992年の世界的な経済不況やエンジン開発コストの増大を背景に、第2期活動を休止する決定を下しました。 これによりホンダエンジンは1993年シーズンからF1を離れることとなり、多くのチームがエンジン供給先を変更しました。 ホンダがF1に与えた技術的影響は大きく、その撤退声明はモータースポーツ界に衝撃を与えました。 その後ホンダは2000年に再びエンジンサプライヤーとしてF1に復帰しました。
ホンダ F1
2013年

NTTドコモがiPhoneの提供開始を発表し、日本の携帯電話大手三社全てがiPhoneを取り扱うこととなる。

NTTドコモがiPhone取扱いを発表し、国内大手3社全てでiPhoneを利用可能になりました。
2013年9月11日、NTTドコモは国内携帯大手として初めてiPhoneの提供開始を発表し、これにより日本の主要3キャリアすべてがiPhoneを取り扱うこととなりました。この発表はユーザーの選択肢を大きく広げ、スマートフォン市場の競争を一段と激化させました。ドコモは通信網の強化や独自サービスとの連携強化を図り、顧客獲得を目指しました。iPhone取り扱い開始は国内メーカーのシェアに変動をもたらし、その後のスマホ市場のトレンドに影響を与えました。これに伴い、MVNOなど新たなサービス形態にも注目が集まりました。
2013年 NTTドコモ iPhone