09月09日の祝日・記念日 - 宗教的祝祭日

片貝まつり

国・地域: 日本

新潟県小千谷市片貝町の浅原神社で開催される秋の例大祭。伝統の大玉花火が名物です。

浅原神社の秋季例大祭として、毎年9月9日・10日に開催されます。「正三尺玉」や「正四尺玉」など世界最大級の大玉花火を日本で初めて打ち上げた歴史があります。「真昼の正三尺玉」も日本で唯一、昼間に打ち上げられる迫力満点の花火です。ギネスブックにも掲載された大きさと技術力は国内外から注目を集めています。起源は江戸時代、田村彦右衛門が町の復興を祈願して打ち上げたのが始まりとされます。夜空を彩る炎と轟音は、秋の風物詩として多くの観光客を惹きつけています。

片貝まつり日本

毎年9月9,10日に行われる新潟県小千谷市片貝町にある浅原神社の秋季例大祭の俗称。世界最大級の大きさである「正三尺玉」や「正四尺玉」（ギネスブックにも掲載されている）を日本で最初に打ち上げたことで有名であり、日本で唯一の「真昼の正三尺玉」も打ち上げられ大玉が打ち上げられることで各方面に知られている。

浅原神社の秋季例大祭「片貝まつり」の通称で、大玉花火が最大の魅力です。

片貝町にある浅原神社の例大祭を指す俗称で、正式名称より親しまれています。世界最大級の花火「正三尺玉」「正四尺玉」を日本で最初に打ち上げたことで知られます。ギネスブックにも掲載された花火の大きさと美しさは圧巻です。日本で唯一、真昼に打ち上げる「昼の正三尺玉」は昼間でも天空を鮮やかに染めます。地域住民による手づくりの花火と厳かな祭典が融合した伝統行事です。訪れる人々を驚嘆させる大玉花火は、秋の夜空を華麗に飾ります。

新潟県小千谷市片貝町浅原神社正四尺玉ギネスブック

重陽神事と烏相撲

国・地域: 日本

９という「陽」の最大数が重なることから「重陽」と呼ばれる9月9日、毎年京都市北区の賀茂別雷神社（上賀茂神社）では、本殿に菊花を供えて無病息災を祈願した後、烏相撲が奉納される。烏相撲は、神社祭神の祖父賀茂建角身命が、八咫烏に姿を変えて神武天皇の東進を導いたという伝承と、悪霊退治や五穀豊穣を願う相撲が結び付いた神事とされる。

重陽の節句に合わせて上賀茂神社で行われる神事。菊花を供え無病息災を祈り、八咫烏に由来する烏同士の相撲が奉納されます。

重陽の節句は五節句の一つで、陽数の最大である「9」が重なる最良の日とされています。この日に賀茂別雷神社では本殿に菊花を供え、古くから無病息災や長寿を祈願する神事が行われます。続いて奉納される烏相撲は、賀茂建角身命が八咫烏に変じて神武天皇を導いたという伝承に基づくユニークな儀式です。飼育された烏同士が相撲の形で対戦し、悪霊退散や五穀豊穣を願う風習が今に伝えられています。この神事は平安時代から続くとされ、日本の伝統文化と古代の神話が融合した貴重な祭りです。

日本京都市北区賀茂別雷神社（上賀茂神社）賀茂建角身命八咫烏神武天皇