1871年
江戸城本丸跡に午砲台が設置。毎日正午に午砲が鳴らされることとなった(1929年4月30日まで)。
1871年、江戸城本丸跡に午砲台が設置され、正午に大砲が鳴らされる時報が始まった。
明治4年(1871年)、東京府は江戸城本丸跡に午砲台を設置し、毎日正午に午砲を発射する制度を開始しました。
この時報は市街地の時刻合わせや官公庁・商人の作業開始・終了の合図として広く利用され、近代日本の時間管理の一助となりました。
午砲は模型大砲を用いて行われ、約58年間にわたり(1929年4月30日まで)継続されました。
当時の人々にとって正確な時刻情報の提供は新鮮な体験であり、近代都市としての東京の進展を象徴する出来事でした。
現在でも文献や写真資料を通じて当時の光景をうかがい知ることができます。
1871年
江戸城
午砲台
午砲