09月09日の誕生日 - 科学者・研究者

1737年

ルイージ・ガルヴァーニ

(1737 - 1798)

医学者、物理学者

医学者物理学者

イタリアの医学者・物理学者。動物電気を発見し、生体電気研究の基礎を築いた。

1737年にボローニャで生まれ、ボローニャ大学で医学と物理学を学んだ。同大学の教授として解剖学と物理学を教えながら研究を続けた。 1780年代、カエルの脚に電気刺激を与える実験で筋肉の収縮を観察し、動物電気を発見。この成果は後の生理学や電気化学の発展に大きな影響を与えた。 1798年に死去し、「ガルヴァニズム」と呼ばれる概念を後世に残した。

1737年ルイージ・ガルヴァーニ医学者物理学者 1798年

嘉永7年閏7月17日

山川健次郎

(1854 - 1931)

教育者

明治期の教育者で、日本人留学生の先駆者として知られる。帰国後は帝国大学で教鞭を執り、後進の育成に尽力した。

嘉永7年（1854年）閏7月17日に生まれた。若くして欧米に留学し、ケンブリッジ大学で学位を取得した。帰国後は東京帝国大学の教員として数学・物理学を講じ、教育制度の近代化に貢献した。後年は高等教育機関の設立・運営にも関わり、多くの人材を輩出した。晩年まで学術振興と教育改革をライフワークとし、1931年に世を去った。

1854年 7月17日山川健次郎教育者 1931年

1902年

坪井忠二

(1902 - 1982)

地球物理学者

地球物理学者として地震学や地磁気学の研究に貢献した科学者。

坪井忠二 (1902-1982) は日本の地球物理学者である。東京大学理学部で学び、地震波動や地磁気の研究に従事した。特に地下構造解析や地殻運動のモデル化で業績を挙げ、地球科学の発展に大きく寄与した。戦後は大学教授として後進の育成に尽力し、多くの博士を輩出した。学術論文や研究報告は国内外で高く評価され、その研究成果は現在も地球物理学の基盤となっている。

1902年坪井忠二地球物理学者 1982年

1924年

永井陽之助

(1924 - 2008)

政治学者

日本の政治学者。政治制度や公共政策の研究で知られる。

1924年永井陽之助政治学者 2008年

1932年

小室直樹

(1932 - 2010)

政治学者、社会学者

政治学者社会学者

日本の政治学者・社会学者。政治体制や社会問題に関する著作を多く残した。

小室直樹（1932-2010）は、日本の政治学者・社会学者です。政党政治の構造分析から大衆文化まで幅広いテーマを扱い、分かりやすい解説で一般読者にも人気を博しました。著書『近代日本の政治過程』などで歴史的視点を取り入れた分析を提示し、学界に多大な影響を与えました。テレビやラジオの番組にも出演し、専門的知見を平易な言葉で伝える啓蒙活動を行いました。後進の指導にも情熱を注ぎ、多くの研究者を育んだ教育者としても知られています。

1932年小室直樹社会学者 2010年

1936年

村上陽一郎

科学史家、科学哲学者、東京大学名誉教授、国際基督教大学教授

科学史家科学哲学者東京大学名誉教授国際基督教大学教授

科学史・科学哲学の分野で著名な研究者。東京大学名誉教授として後進の育成に尽力。

1936年生まれ。東京大学で理学を学び、その後科学史と科学哲学の研究に専念。科学技術の発展過程や科学者の思考を歴史的・哲学的観点から分析し、多くの著書を発表。国際基督教大学教授として教育にも力を注ぎ、学生への影響も大きい。学際的なアプローチで科学の社会的役割を問い続ける日本を代表する学者。

1936年村上陽一郎国際基督教大学

1945年

福岡政行

政治学者

比較政治学を専門とする日本の政治学者。大学教授として多くの研究業績を残す。

1945年生まれ。大学院で政治学を学び、特に政党政治や選挙制度の研究を進める。複数の研究論文や著書を執筆し、政策決定過程の解明に貢献。大学教授として長年教育に携わり、多くの学生を送り出す。学術団体やシンポジウムでの発表など、学界でも積極的に活動している。

1945年福岡政行

1962年

小林俊行

数学者

日本の数学者。数理科学の研究者。

1962年小林俊行数学者

1965年

キンバリー・ヤング

心理学者

アメリカの心理学者。インターネット依存症研究の先駆者。

インターネット依存症の研究における先駆的存在で、1990年代から関連論文を発表した。独自に「インターネット依存症尺度」を開発し、臨床や研究活動に応用した。複数の著作を執筆し、国際会議やセミナーで講演を行うなど啓発活動を積極的に展開した。自身のクリニックを設立し、患者への治療プログラムを提供。2019年に逝去したが、その研究成果は現在でも評価され続けている。

キンバリー・ヤング心理学者 2019年