09月08日の命日 - 科学者・研究者

1779年

ビャルニ・パウルソン

(1719 - 1779)

医師、博物学者、アイスランド初代保健局長

医師博物学者アイスランド初代保健局長

アイスランド初の保健局長を務めた医師・博物学者です。

1719年にアイスランドで生まれ、医学を学んだ後、ヤコブス大学などで研鑽。帰国後、アイスランドの保健行政を整備し、初代保健局長に就任しました。同時に博物学者として自然史の調査にも携わり、動植物の研究を推進。病気の予防や公衆衛生の基盤づくりに尽力し、後の保健制度に影響を残しました。 1779年に没するまで多方面で業績を上げ、故国の医学・自然科学の発展に貢献しました。

1779年ビャルニ・パウルソン英語版アイスランド 1719年

1811年

ペーター・ジーモン・パラス

(1741 - 1811)

動物学者、植物学者

動物学者植物学者

18世紀の博物学者で、ロシア帝国で動植物の分類研究を行いました。

1741年にドイツで生まれ、自然科学への興味から博物学を研究。ロシア政府に招かれ、帝国領内の動植物探索遠征に参加しました。新種の発見や標本収集を通じて、後の生物分類学に重要な貢献を果たしました。ペトログラード大学で教授を務め、多くの門下生を育成。 1811年に亡くなるまで、科学アカデミーの会員として活躍しました。

1811年ペーター・ジーモン・パラス 1741年

1882年

ジョゼフ・リウヴィル

(1809 - 1882)

数学者

フランスの数学者。解析学や数論で画期的な定理を提唱した。

ジョゼフ・リウヴィル（1809年-1882年）は、フランスの数学者。リウヴィルの定理に代表される解析学の業績や、超越数の理論を創始した。複素解析や微分幾何学の研究でも重要な貢献を果たした。「Journal de Mathématiques Pures et Appliquées」の編集者として数学界の発展に寄与した。彼の業績は現代数学にも大きな影響を与え続けている。

1882年ジョゼフ・リウヴィル数学者 1809年

1894年

ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ

(1821 - 1894)

生理学者、物理学者

生理学者物理学者

ドイツの生理学者・物理学者。エネルギー保存則の確立や感覚生理学の研究で著名。

ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ（1821年-1894年）は、ドイツの科学者。エネルギー保存則を実験的に裏付けた『力の保存』の研究で知られる。視覚や聴覚の生理学を解明し、オプソメーターやオルソスコープを発明した。電磁気学や音響学にも貢献し、ヘルムホルツ方程式として現在も知られる。哲学的著作も多く執筆し、19世紀の科学思想に大きな影響を与えた。

1894年ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ生理学者物理学者 1821年

1902年

アドルフォ・タルギオーニ・トッツェッティ

(1823 - 1902)

農学者、昆虫学者

農学者昆虫学者

イタリアの農学者・昆虫学者。農業害虫の研究で先駆的な業績を残した。

アドルフォ・タルギオーニ・トッツェッティ（1823年-1902年）は、イタリアの農学者。フィレンツェ大学で農業学を教授し、害虫学（応用昆虫学）の基礎を築いた。農作物の病害虫防除法を研究し、実践的な防除技術を普及させた。多数の学術論文や教科書を執筆し、イタリア農業の近代化に貢献した。その功績は農学・昆虫学両分野で高く評価されている。

1902年アドルフォ・タルギオーニ・トッツェッティ 1823年

1902年

長與專齋

(1838 - 1902)

医学者

日本の医学者・衛生行政家。明治期の公衆衛生整備に尽力した。

長與專齋（1838年-1902年）は、日本の医学者かつ衛生行政家。蘭学を学び、横浜の外国人居留地で西洋医学を修めた。東京大学医学部の設立に関わり、医学校取調掛主任として教育に従事した。衛生局総監として伝染病予防や検疫制度を整備し、国家衛生行政の基盤を築いた。また、種痘事業を推進し、天然痘撲滅に大きく貢献した。

長與專齋医学者 1838年

1920年

ハーモン・ノースロップ・モース

(1848 - 1920)

化学者

アメリカ合衆国の化学者。

1848年アメリカで生まれる。物理化学と有機化学の研究を行い、特に原子量の正確測定に取り組んだ。電解質の電気伝導度測定や温度依存性の研究など、実験化学に多大な貢献。大学で教鞭を執り、多くの後進を育成。その業績は現代化学の基礎を支える重要な成果となった。 1920年9月8日に逝去。

1920年ハーモン・ノースロップ・モース英語版 1848年

1921年

ヤン・ヤンスキー

(1873 - 1921)

血清学者、神経学者、精神科医

血清学者神経学者精神科医

チェコの血清学者・神経学者・精神科医で、血液型分類を確立した。

1873年に現在のチェコ共和国で生まれる。血清学と神経学を学び、精神医学の分野でも活躍。 1907年に血液を4つの血液型に分類する研究成果を発表。彼の血液型分類は輸血医療の安全性向上に大きく貢献。大学病院で診療・研究に従事し、教育者としても知られる。 1921年9月8日に没し、その功績は現在も世界中で活かされている。

1921年ヤン・ヤンスキー英語版 1873年

1923年

野呂景義

(1854 - 1923)

冶金学者

日本の冶金学者で、製鉄技術の研究を通じて産業発展に寄与。

1854年に生まれ、東京帝国大学で学ぶ。金属材料の性質解析や冶金学の基礎研究に従事。留学先で先進的な製鉄技術を習得し、日本への導入に尽力。東京帝国大学教授として多くの学生を指導。研究成果は鋼材の品質改善や生産技術の向上に生かされた。 1923年9月8日に逝去。

1923年野呂景義 1854年

1933年

ロバート・チーズブロー

(1837 - 1933)

化学者

アメリカの化学者で、ワセリンを発見・商品化した。

1837年にアメリカで生まれる。石油の副産物を研究し、半固形の薬剤「ヴァセリン」を発見。 1872年にチャスブロウ製薬会社を設立し、ワセリンを商品化。肌の保護や治療用途で世界的な普及を見た。晩年まで製薬事業に関与し続けた。 1933年9月8日に逝去。

1933年ロバート・チーズブロー英語版 1837年

1965年

ヘルマン・シュタウディンガー

(1881 - 1965)

化学者

ドイツの化学者。高分子化学の基礎を築き、ノーベル化学賞を受賞。

1881年ドイツ生まれ。マクロ分子の存在を提唱し、高分子化学（ポリマー科学）の基礎を確立。プラスチックや合成ゴムの研究に多大な影響を与えた。 1953年にノーベル化学賞を受賞。帝国化学会会長を務め、後進の育成にも尽力。 1965年に没。

1965年ヘルマン・シュタウディンガー化学者 1881年

1966年

可児徳

(1874 - 1966)

体育学者

1966年可児徳体育学者 1874年