09月08日の命日 - 政治家・指導者

780年

レオーン4世

(750 - 780)

東ローマ皇帝

ビザンツ帝国（東ローマ帝国）の皇帝として在位し、厳格な画像破壊運動を推進した。

コンスタンティノス5世の息子として750年に生まれた。 775年に皇帝として即位し、25歳で帝位についた。在位中は聖像崇拝に反対し、教会に対して公平な画像破壊政策を実行した。母がハザール系の血統を引くことから「ハザール人のレオーン」と称された。 780年に急逝し、息子のコンスタンティノス6世が後を継いだ。ビザンツ帝国の宗教政策に大きな足跡を残した。

780年レオーン4世東ローマ皇帝 750年

1134年

アルフォンソ1世

アラゴン・ナバラ王

アラゴンとナバラを統治し、イスラム勢力と戦って領土を拡大した初代国王。

出自は1070年代とされ、1104年にアラゴンとナバラの王に即位した。レコンキスタを推進し、サラゴサなど要衝都市を奪回して領土を拡大した。軍事的手腕と冷徹な政略で知られ、「闘将」と称された。 1134年に戦場で没し、後継者を残さずに逝去した。異教勢力との戦いはスペイン史に大きな影響を残した。

1134年アルフォンソ1世アラゴンナバラ王 1073年 1074年

1425年

カルロス3世

(1361 - 1425)

ナバラ王

ナバラ王として財政改革や文化振興を行い、「高貴王」と称された。

1361年に生まれ、1387年に父カルロス2世の跡を継いで王位に就いた。在位中は財政再建を進め、無駄な支出を削減して王国の基盤を強化した。学術や芸術を保護し、ナバラ独自の文化発展を支援した。百年戦争期にはフランスとの同盟を選び、領土防衛に努めた。 1425年に死去し、後世からは「高貴王」と呼ばれている。

1425年カルロス3世 1361年

1869年

ウィリアム・フェッセンデン

(1806 - 1869)

第26代アメリカ合衆国財務長官

アメリカの政治家。南北戦争期の上院議員として活躍し、グラント政権初期に第26代財務長官を務めた。

ウィリアム・P・フェッセンデン（1806年-1869年）は、アメリカ合衆国の政治家。メイン州選出の上院議員として南北戦争中の財政支援策を主導した。 1869年にユリシーズ・グラント大統領から第26代財務長官に任命されたが、短期間で在任を終えた。共和党の重要人物として奴隷制度廃止や戦後復興に尽力した。その財政政策とリーダーシップは、戦時中および戦後期の国家運営に大きな影響を与えた。

1869年ウィリアム・フェッセンデンアメリカ合衆国財務長官 1806年

1881年

フレデリック・ファン・オラニエ＝ナッサウ

(1797 - 1881)

オランダの王族

オランダ王家の王族。ウィレム1世の次男で、軍事や海軍改革に携わった。

フレデリック・ファン・オラニエ＝ナッサウ（1797年-1881年）は、オランダ王ウィレム1世の次男。王族として軍事指導者の役割を果たし、オランダ海軍の組織改革に取り組んだ。ベルギー独立戦争では指揮官として戦略的な役割を担った。平時には慈善活動や文化振興にも関与し、王室の公務を幅広く遂行した。その生涯を通じてオランダ王家の発展に貢献した。

1881年フレデリック・ファン・オラニエ＝ナッサウオランダ王族 1797年

1894年

フィリップ

(1838 - 1894)

パリ伯

フランスの王族。オルレアン家のパリ伯として、王位請求者となった。

フィリップ（1838年-1894年）は、フランス・オルレアン家のパリ伯。国王ルイ・フィリップ1世の孫にあたり、フランス王位の継承権を主張した。イタリア統一戦争にも義勇兵として参加し、軍事経験を積んだ。亡命先でもオルレアン家の代表として政治活動を続け、出版活動にも関与した。その生涯はフランス革命後の王家の苦難を象徴する存在となった。

フィリップ 1838年

1924年

奥繁三郎

(1861 - 1924)

第12・14代衆議院議長

日本の政治家で、衆議院議長を2度務めた国会運営の要。

1861年に生まれ、政治活動を開始。衆議院議員として当選を重ねる。第12代と第14代の衆議院議長として議会運営に尽力。議事進行の透明化や政党政治の確立に貢献。後に政府高官としても活躍。 1924年9月8日に逝去。

1924年奥繁三郎衆議院議長 1861年

1933年

ファイサル1世

(1883 - 1933)

イラク王

イラクの初代国王で、独立と近代化を主導した指導者。

1883年オスマン帝国領メッカ近郊で生まれる。第1次大戦後、シリア王として短期間在位。 1921年、イギリスの後押しでイラク国王に即位。 1932年にイラクを正式独立に導き、国家基盤を整備。宗教と部族の調和を図りつつ近代国家建設を推進。 1933年9月8日に暗殺事件で亡くなる。

ファイサル1世イラク王 1883年

1935年

床次竹二郎

(1867 - 1935)

逓信大臣、鉄道大臣、内務大臣

逓信大臣鉄道大臣内務大臣

日本の政治家で、逓信・鉄道・内務の各大臣を歴任。

1867年に生まれ、政界入り。衆議院議員として数度当選。逓信大臣として通信網整備に尽力。鉄道大臣として鉄道網拡大を推進。内務大臣として地方自治や警察制度の改革を行った。 1924年9月8日に逝去。

1935年床次竹二郎逓信大臣鉄道大臣内務大臣 1867年

1945年

川島義之

(1878 - 1945)

陸軍大臣

日本の陸軍軍人、政治家。陸軍大臣として軍部の中枢を担った。

1878年生まれ。陸軍士官学校を卒業後、歩兵大尉などを経て軍人としてキャリアを積む。日清戦争や日露戦争を経験し、その後陸軍省で要職に就任した。 1930年代には陸軍大臣に任命され、戦前の軍事政策立案に深く関与した。 1945年に死去。

1945年川島義之陸軍大臣 1878年

1946年

若宮貞夫

(1875 - 1946)

逓信官僚、政治家

逓信官僚政治家

日本の逓信官僚、政治家。逓信省で要職を歴任し、政治家としても活躍した。

1875年生まれ。逓信省（現在の総務省・国土交通省の前身）に入り、郵便・電信事業の行政を担当した。後に政界に転じ、衆議院議員として立法に関与した。通信インフラ整備のための施策立案に力を注ぎ、地方の発展にも寄与した。 1946年に死去。

1946年若宮貞夫 1875年

1953年

フレデリック・ヴィンソン

(1890 - 1953)

第53代アメリカ合衆国財務長官

アメリカの政治家。第53代財務長官として経済政策に携わった。

1890年生まれ。ケンタッキー州選出の下院議員としてキャリアを開始。トルーマン政権下で第53代財務長官に任命され、戦後の経済政策に携わった。財務省の運営と通貨安定に尽力し、復興期のアメリカ経済を支えた。 1953年に逝去。

1953年フレデリック・ヴィンソン 1890年