09月08日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

永正16年8月15日

北条早雲

(1573 - 1519)

戦国大名

戦国時代初期に小田原北条氏を興した戦国大名の先駆者。

詳細な出自は不明だが、伊勢氏の出身とされる。 1491年頃に相模国小田原城を攻略し、後の北条氏の基礎を築いた。戦略的な城攻めや内政面での改革により勢力を拡大した。領内の年貢制度を整備し、農村支配を安定させた。 1519年8月15日に没し、息子の氏綱が後を継いだ。戦国大名の先駆けとして評価される。

1519年永正 8月15日北条早雲戦国大名 1573年

慶長5年8月1日

鳥居元忠

(1539 - 1600)

戦国武将

徳川家康に忠誠を尽くし、伏見城の籠城戦で英勇を示した武将。

1539年に生まれ、徳川家康に仕えた。 1600年、関ヶ原の戦いの直前に伏見城を守備し、石田三成軍の先鋒を足止めした。激戦の末に最後まで城を固守し、殉死した。その勇猛さは徳川家康の後方を支え、勝利に大きく貢献した。武士の忠義を体現する逸話として語り継がれている。

1600年慶長 8月1日鳥居元忠戦国武将 1539年

1812年

シャルル・アンドレ・メルダ

(1770 - 1812)

フランス革命・第一帝政期の軍人

ナポレオン時代のフランス軍人で、革命戦争から帝政期にかけて活躍しました。

1770年に生まれ、フランス革命の激動期に軍務に就きました。数々の戦役で戦功を挙げ、新軍制の構築にも関与したと伝えられます。第一帝政下ではナポレオン・ボナパルトの指揮下で活躍し、昇進を重ねました。戦略的な才能が評価され、部隊の指揮官として信頼を得ました。 1812年のロシア遠征など、数多くの激戦を経験した後に没しました。

1812年シャルル・アンドレ・メルダフランス革命第一帝政 1770年

1914年

ピョートル・ネステロフ

(1887 - 1914)

ロシア帝国のパイロット

ロシア帝国の軍用パイロットで、曲技飛行と航空戦術の先駆者として知られる。

1887年にロシア帝国で生まれる。 1913年に世界初のループ飛行を成功させる。航空機を用いた曲技飛行（エアロバティックス）の基礎を築き、航空技術に大きく貢献。第一次世界大戦では前線の偵察任務に従事。 1914年9月8日、敵偵察機への体当たり攻撃を試みて殉職。その勇敢な行動は「航空戦の父」と称えられた。

1914年ピョートル・ネステロフロシア帝国パイロット 1887年

2010年

イスラエル・タル

(1924 - 2010)

軍人、メルカバ戦車創設者

軍人メルカバ戦車創設者

イスラエル国防軍の将軍で、メルカバ戦車の設計を主導しました。戦車開発の父とも称されます。

1924年生まれ。第二次世界大戦後のイスラエル建国期に軍人として活躍。指揮官として数々の戦闘で功績を上げ、IDF戦車隊の近代化に貢献。独自の戦車設計思想を持ち、メルカバ戦車開発プロジェクトを統括。メルカバは防御力と機動力を両立させた画期的な戦車として高い評価を得た。退役後も軍事研究に携わり、2010年に逝去しました。

イスラエル・タルメルカバ戦車 1924年

2021年

エブゲニー・ジニチェフ

(1966 - 2021)

軍人、政治家、第三代ロシア緊急事態大臣

軍人政治家第三代ロシア緊急事態大臣

ロシアの軍人・政治家。第3代緊急事態大臣として多くの災害対応を統括した。

1966年にレニングラードで生まれ、ソ連国家保安委員会(KGB)に入局。旧ソ連崩壊後は連邦保安庁(FSB)要職を歴任し、セキュリティ分野でキャリアを積む。 2018年に第3代ロシア緊急事態大臣に就任し、火災や洪水など国内外の災害救援活動を指揮。任期中、救助体制の強化や国際協力推進に尽力。 2021年9月8日、演習中の事故で殉職。

エブゲニー・ジニチェフロシア緊急事態大臣 1966年