09月07日の出来事 - 社会・暮らし

1620年

グスタフ2世アドルフによりコッコラが建設される。

1620年、グスタフ2世アドルフがフィンランド西海岸に新都市コッコラを建設した。交易と漁業の拠点として発展が期待された。

1620年9月7日、スウェーデン王グスタフ2世アドルフはフィンランド西海岸にコッコラを創設した。バルト海交易や漁業の拠点として設計された計画都市であった。入植者と技術者を動員し、碁盤目状の街路と堅固な港湾施設が整備された。コッコラの建設はスウェーデン帝国の東方政策と経済拡大を象徴する事業だった。現在は歴史地区として保存され、17世紀初頭の都市計画を今に伝えている。

1620年グスタフ2世アドルフコッコラ

1921年

レジオ・マリエが設立される。

カトリック教会の信徒による奉仕団体「レジオ・マリエ」がアイルランドで誕生しました。

1921年9月7日、アイルランドでカトリック信徒による霊的奉仕団体「レジオ・マリエ」が設立されました。結成当初から祈祷会や訪問活動を通じて信徒相互の励ましと社会貢献を行うことを目的としました。組織は会員による地域支部で構成され、共同の祈りや聖書研究を行いながら活動を展開しました。設立後間もなくアイルランド全土で支部が設けられ、その後世界各地に広がりました。現在でも多くの国で信者の霊的成長と奉仕活動を支える重要なコミュニティとして機能しています。

1921年レジオ・マリエ

1970年

厚生省が、スモン病の原因と判明したキノホルムの発売停止を指示。

1970年、厚生省がスモン病の原因と特定された有機水銀系薬品キノホルムの発売停止を指示。

1960年代後半から国内で集団発症したスモン病は、激しい下痢や麻痺を引き起こしました。その原因が農薬成分の有機水銀系殺虫剤キノホルムであることが判明し、 1970年9月7日に厚生省が同剤の製造・販売停止を正式に指示しました。薬害問題として社会的注目を集め、被害者の救済運動も活発化。以降、日本の製薬・農薬行政における安全対策の転換点となりました。

1970年厚生省スモン

1986年

デズモンド・ムピロ・ツツが南アフリカ聖公会のケープタウン大主教に就任。南アフリカ聖公会初の黒人大主教。

1986年、デズモンド・ツツが初の黒人大主教として南アフリカ聖公会ケープタウン大主教に就任。

1986年9月7日、南アフリカ聖公会は初の黒人大主教としてデズモンド・ムピロ・ツツをケープタウン大主教に任命。ツツはアパルトヘイト体制下での人種差別撤廃運動に積極的に関与し、宗教指導者として公民権活動を牽引しました。 1984年のノーベル平和賞受賞後も国内外で影響力を保持し続け、南アフリカ社会の和解プロセスに重要な役割を果たしました。

1986年デズモンド・ムピロ・ツツ南アフリカ聖公会