1989年

日本の静止気象衛星「ひまわり4号」打ち上げ。

静止気象衛星「ひまわり4号」が打ち上げられ、24時間体制で地球の気象観測が可能になりました。
静止気象衛星「ひまわり4号」は気象庁が全天候の気象監視を目的に開発した4号機です。1989年9月6日にアメリカ・ケープカナベラル空軍基地からデルタロケットで打ち上げられ、東経140度の静止軌道に投入されました。従来機より高解像度の可視・赤外線センサーを搭載し、台風や雲の動きをより詳細に観測できるようになりました。打ち上げ後は気象庁が運用を行い、テレビ天気図や気象予報モデルに広く活用されました。この成果により日本の気象監視技術は国際的にも高い評価を受けました。
1989年 気象衛星 ひまわり4号