1923年

関東大震災:香川県からの薬の行商団が、千葉県で地元の自警団からに暴行を受け9名が死亡。(福田村事件)

1923年9月6日、関東大震災の混乱の中、千葉県福田村で香川県から来た薬行商団が地元の自警団に襲撃され、9名が死亡した悲劇的事件です。 震災後の混乱がもたらした差別的暴行の例として知られています。
大正12年の関東大震災直後、被災地では混乱と治安悪化が深刻化しました。 その中で香川県の行商人一行が薬を売り歩いていたところ、地元自警団に不審者と誤認され襲撃。 行商団9人が惨殺されるという凄惨な事件が起きました。 被災者への偏見やデマが暴行を助長し、社会的無差別暴力の怖さを露呈。 後の調査や裁判では、加害者側の責任追及や震災後の治安対策の必要性が指摘されました。 この事件は震災後の社会混乱と差別の問題を象徴する出来事として語り継がれています。
1923年 関東大震災 香川県 千葉県 自警団 福田村事件
1938年

富山県氷見町で大火(氷見町大火)。1500戸以上が焼失。

1938年9月6日、富山県氷見町で大規模な火災(氷見町大火)が発生し、約1500戸以上が焼失しました。 被災地の復興には長い時間がかかりました。
当日は乾燥した気候と強風が重なり、火災は瞬く間に町を襲いました。 木造家屋が多かったため延焼が広範囲に及び、約1500戸が灰燼に帰す深刻な被害。 消火活動は住民と消防が協力して行われたものの、制御が困難に。 この大火を契機に、建築基準法や防火対策の見直しが進められました。 被災後の復興計画では耐火建築や防火帯の整備が優先課題となりました。 現在でも火災の記憶を伝える資料館などが設立されています。
1938年 富山県 氷見町 氷見町大火
1952年

ファーンボロー航空ショー墜落事故。

英ファーンボロー航空ショーで展示機が墜落し、多数の死傷者を出す大事故となった。
1952年9月6日、イギリス・ファーンボロー航空ショーでのデモ飛行中に事故が発生。 急降下からの急上昇を試みた機体が観客席近くに墜落した。 この事故で多くの観客と乗員が死亡・負傷し、世界的な注目を集めた。 以後、航空ショーの安全基準や観客保護対策が大きく見直された。 ファーンボロー航空ショーはその後も続けられたが、安全管理が強化された。
ファーンボロー航空ショー墜落事故
1971年

パンインターナショナル112便墜落事故。

1971年9月6日、パンインターナショナル112便がハンブルク空港でエンジン火災により墜落し、多数の犠牲者が出ました。
パンインターナショナル112便はマヨルカ発ハンブルク行きのチャーター航空機で、1971年9月6日にハンブルク空港を離陸直後に右エンジンから火災が発生しました。機長は緊急着陸を試みましたが、機体は滑走路外に墜落・炎上し、乗客・乗員合わせて多くが死亡または重傷を負いました。本事故はエンジン火災への対応策や航空機設計の安全基準見直しを促し、航空業界における安全意識向上に大きく貢献しました。
1971年 パンインターナショナル112便墜落事故
1979年

阿蘇山の中岳が噴火。観光客3人が死亡。

1979年9月6日、阿蘇山の中岳が噴火し、観光客3名が犠牲となる痛ましい事故が発生しました。
阿蘇山は九州に位置する活火山で、中岳はその主峰の一つです。1979年9月6日に中岳の火口から大量の噴石と火山灰が噴出し、近くで観光していた3人の観光客が噴石に直撃されて死亡しました。この噴火は火山観測体制の重要性を再認識させ、防災対策の強化につながりました。以降、阿蘇山周辺では登山ルートの閉鎖や監視体制の充実が図られています。火山活動の不安定さを示す警告となり、観光安全策が見直されました。
1979年 阿蘇山 中岳
1985年

ミッドウエストエクスプレス航空105便墜落事故。

1985年 ミッドウエストエクスプレス航空105便墜落事故 英語版
2009年

フィリピン南部・ミンダナオ島沖で乗員・乗客968名が乗った大型客船「SuperFerry 9」が沈没。

フィリピンの大型客船「SuperFerry 9」が沖合で沈没した日。
2009年9月6日、フィリピン南部ミンダナオ島沖で大型客船「SuperFerry 9」が沈没しました。乗員・乗客968名を乗せた船は悪天候の中で岩礁に接触したとされ、多くの人々が船内に取り残されました。政府や海上保安当局は救助活動を展開し、一部乗客は救助されたものの多数の犠牲者が出ました。事故後、船会社や運輸当局の安全管理体制の見直しが求められる契機となり、フィリピンの海上輸送の危険性が改めて浮き彫りになりました。
2009年 フィリピン ミンダナオ島 SuperFerry 9 英語版
2017年

ハリケーン・イルマの被害を受けアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプがフロリダ州、アメリカ合衆国領プエルトリコ、アメリカ合衆国領ヴァージン諸島に非常事態を宣言。

ハリケーン・イルマの被害を受け、トランプ大統領が非常事態宣言を発令した日。
2017年9月6日、ハリケーン・イルマによる甚大な被害を受け、ドナルド・トランプ大統領がフロリダ州、プエルトリコ、ヴァージン諸島に非常事態宣言を発令しました。この宣言により連邦政府の救援体制が強化され、被災地への資金や物資の供給が迅速に行われました。イルマはカテゴリー5に分類され、最大風速は毎時295kmに達し多数の家屋倒壊や停電が発生しました。連邦・州当局の連携による対応は今後の大規模災害対策の参考例となりました。
2017年 ハリケーン・イルマ ドナルド・トランプ
2018年

午前3時08分、北海道胆振東部地震。厚真町で震度7を観測、北海道の全域(離島を除く)で電力の供給が停止した。

北海道胆振東部地震が発生し、厚真町で震度7を観測。全域で大規模停電が発生した。
2018年9月6日午前3時08分、北海道胆振東部を震源とする地震が発生しました。 厚真町では震度7を観測。 この地震により北海道全域(離島を除く)で電力が停止し、ライフラインが寸断。 復旧には数日を要し、住民生活や産業活動が大きく影響を受けました。 その後、防災対策の見直しやインフラ強化が進められました。
2018年 北海道胆振東部地震 厚真町 震度7 北海道