1766年

ジョン・ドルトン

(1766 - 1844)

化学者、物理学者

化学者 物理学者
イギリスの化学者・物理学者。原子説を確立した先駆者。
マンチェスター生まれ。 気象観測から研究を始め、定量化学の基礎を築く。 『原子論』を発表し、原子質量比の概念を定着させた。 色覚異常の研究で「ドルトン主義」と呼ばれる。 マンチェスター科学協会の設立に寄与し、多くの弟子を育成した。
1766年 ジョン・ドルトン 化学者 物理学者 1844年
1802年

アルシド・ドルビニ

(1802 - 1857)

博物学者

博物学者
フランスの博物学者・探検家。南アメリカで標本を採集。
パリ生まれ。 1826年から十年以上にわたり南アメリカを探検。 多数の動植物標本を収集し新種を記載。 有孔虫化石の研究で微化石学の基礎を築いた。 フランス科学アカデミーの会員として活躍。
1802年 アルシド・ドルビニ 博物学者 1857年
1876年

ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド

(1876 - 1935)

医学者

医学者
スコットランド生まれの生理学者で、インスリン発見に貢献しノーベル賞を受賞した。
1876年にスコットランドで生まれ、アバディーン大学で医学を学んだ。トロント大学でフレデリック・バンティングらの研究を支援し、インスリンの発見に寄与した。1923年にバンティングとともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。受賞後はロンドン大学に移り生化学の研究と教育に尽力した。1935年に亡くなるまで後進の育成に力を注いだ。
1876年 ジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウド 医学者 1935年
1884年

西村伊作

(1884 - 1963)

教育者

教育者
1884年 西村伊作 1963年
1892年

エドワード・アップルトン

(1892 - 1965)

物理学者

物理学者
イギリスの物理学者。電離層の研究で1947年にノーベル物理学賞を受賞した。
1892年にイギリスで生まれる。 ケンブリッジ大学で物理学を専攻し、第一次世界大戦では戦略的レーダー研究に従事。 その後、電離層の構造と特性を明らかにし、『アップルトン層』と呼ばれる層の存在を証明。 1947年に電離層研究によりノーベル物理学賞を受賞し、1959年から1965年まで王立協会会長を務めた。 1965年に逝去し、その功績は気象学や無線通信にも影響を与えた。
1892年 エドワード・アップルトン 1965年
1896年

マリオ・プラーツ

(1896 - 1982)

美術史家、文学研究者

美術史家 文学研究者
イタリアの美術史家・文学研究者。ロマン主義文学と美術の相関を探求した著作で知られる。
1896年にイタリア・パレルモで生まれる。 トリノ大学で美術史と文学を学び、英米の大学で教鞭を執る。 代表作『ロマンティック・アゴニー』では文学と美術の融合理論を展開。 20世紀の文化史研究に大きな影響を与え、多数の論文と著書を執筆。 1982年に逝去し、美術史と文学研究の分野で業績を残した。
1896年 マリオ・プラーツ 1982年
1906年

ルイ・ルロワール

(1906 - 1987)

生化学者、医師

生化学者 医師
アルゼンチン出身の生化学者・医師。糖ヌクレオチドの研究で1970年にノーベル化学賞を受賞した。
1906年ブエノスアイレスに生まれ、医師免許取得後に生化学研究に転向。糖ヌクレオチドの構造と生体内での役割を解明し、エネルギー代謝と糖鎖合成の理解を大きく前進させた。研究成果は1970年のノーベル化学賞受賞へと結実。帰国後はブエノスアイレス大学で教鞭を執り、多くの研究者を育成しながら研究を続けた。1987年に逝去。
1906年 ルイ・ルロワール 生化学者 医師 1987年
1919年

ウィルソン・グレートバッチ

(1919 - 2011)

発明家

発明家
アメリカの発明家・電気技術者で、初の埋込み型心臓ペースメーカーを発明した。
ウィルソン・グレートバッチ(1919-2011)は心臓ペースメーカーの先駆者。 1956年に植込み型ペースメーカーを開発し、医療技術革新を果たした。 機器の小型化と長寿命化に成功し、患者の生活を大きく改善。 複数の特許を取得し、技術者として高い評価を受けた。 National Medal of Technologyをはじめ多数の賞を受賞。 生涯を通じて医療と工学の融合に貢献した。
1919年 ウィルソン・グレートバッチ 発明家
1921年

ノーマン・ジョセフ・ウッドランド

(1921 - 2012)

発明家

発明家
アメリカの発明家で、バーコード技術を共同開発し商品管理の自動化に寄与した。
ノーマン・ジョセフ・ウッドランド(1921-2012)はバーコードの発明者。 バーナード・シルバーと共同で1952年にバーコードの特許を取得。 紛失防止と商品識別のための技術を提案し、小売業界に革命をもたらした。 その後、システムの普及に向けた基盤構築に尽力した。 バーコードは今日の物流や販売管理に不可欠な技術となった。 発明家としての功績が広く認められている。
ノーマン・ジョセフ・ウッドランド
1923年

大石慎三郎

(1923 - 2004)

日本史学者

日本史学者
日本の歴史学者で、中世日本史の研究を専門とした学者。
大石慎三郎(1923-2004)は中世日本史の権威。 主に封建制度や荘園制の研究を行い、詳細な資料分析で定評がある。 大学教授として多くの学生を指導し、後進の育成に貢献した。 著書には『中世の土地制度』などがあり、学界で高い評価を得た。 研究を通じて日本史理解の深化に寄与し、学問の発展を促した。 地元史研究にも力を注いだ。
1923年 大石慎三郎 日本史 2004年
1928年

シド・ワトキンス

(1928 - 2012)

F1で活躍した脳神経外科医

F1で活躍した脳神経外科医
英国の脳神経外科医。F1レースの医療安全体制を確立した先駆者。
シド・ワトキンスは1928年にリーズで生まれ、脳神経外科医としてキャリアを積みました。1978年にF1の専属医師に就任し、救護トラックや医療施設の導入を提唱して安全対策を強化しました。医療プロトコルを確立し、多くのドライバーの命を救いました。また、医学ジャーナルで医療安全に関する論文を発表し、学術的貢献も行いました。2012年に83歳で亡くなりました。
シド・ワトキンス 脳神経外科医 2012年
1949年

末木文美士

仏教学者

仏教学者
仏教学者。インド仏教や天台宗の研究を専門とし、多くの著作を持つ。
末木文美士は1949年9月6日生まれ。京都大学大学院で仏教学を学び、インド仏教の源流研究に従事。天台宗や密教の教義解説にも定評があり、研究書や一般向け入門書を多数執筆。大学教授として後進の指導にも携わり、国際学会での講演も重ねる。深い洞察と明快な解説で学術界から広く支持されている。
末木文美士 仏教学者