1475年

セバスティアーノ・セルリオ

マニエリスムの建築家

マニエリスムの建築家
16世紀イタリアのマニエリスム建築を代表する建築家。建築理論書『建築七書』で後世に影響を与えた。
1475年ごろ、ボローニャ近郊に生まれる。 マニエリスム建築の理論家として活躍し、建築様式を体系化。 代表作は建築理論書『建築七書(I Sette Libri dell'Architettura)』。 1547年からフランス王フランソワ1世の宮廷建築家を務める。 古典建築の規範と絵画的演出手法を融合させ、ヨーロッパ建築に大きな影響を残した。
1475年 セバスティアーノ・セルリオ マニエリスム 建築家 1554年
1610年

フランチェスコ1世・デステ

モデナ公+ 1658年)

モデナ公+ 1658年)
モデナ公を務めたイタリア貴族。三十年戦争期の統治者であり、芸術・学術の保護者としても知られる。
1610年にイタリアのモデナで生まれる。 1629年に父アルフォンソ3世の跡を継ぎ、モデナ公およびレッジョ公として統治。 三十年戦争中も領国内の安定維持に努めた。 芸術や学術を庇護し、宮廷には多くの文化人が集った。 1658年に没し、親族が家督を継承した。
1610年 フランチェスコ1世・デステ モデナ公 1658年
1629年

イサベラ・レオナルダ

(1629 - 1704)

作曲家

作曲家
イタリアの修道女かつバロック期の女性作曲家。聖歌やソナタを発表し、当時希少な女性音楽家として注目された。
1629年、イタリアで生まれる。 コンソラータ会の修道女として修道院で過ごしながら作曲活動を行った。 1640年から1704年にかけて12巻の出版譜を発表し、200曲以上の宗教曲を残す。 ソナタ形式の革新性や豊かな旋律が特徴で、女性作曲家の先駆けとされる。 1704年に没し、その作品は後世の研究対象となった。
1629年 イサベラ・レオナルダ 作曲家 1704年
1644年

フアン・カバニーリェス

(1644 - 1712)

オルガニスト、作曲家

オルガニスト 作曲家
スペイン・バロック期を代表するオルガニスト兼作曲家。ヴァレンシア大聖堂の名オルガニストとして名高い。
1644年、スペインのバレンシアで生まれる。 ヴァレンシア大聖堂のオルガニストとして長年にわたり務めた。 約200曲のオルガン作品を残し、トリエントやファンタジア形式に秀でる。 複雑な対位法と豊かな旋律が特徴で、後世のスペイン音楽に多大な影響を与えた。 1712年に没し、その技術と作品はスペイン音楽史に深く刻まれた。
1644年 フアン・カバニーリェス オルガニスト 作曲家 1712年
慶安4年7月22日

青山忠雄

(1651 - 1685)

第2代浜松藩主

第2代浜松藩主
江戸時代前期の浜松藩第2代藩主。青山氏の一門として藩政の基盤固めに寄与した。
1651年、現在の静岡県浜松市を拠点とした青山家に生まれる。 1667年に第2代浜松藩主として家督を継承。 領内の年貢改正や治水事業を通じて民政の安定化を図った。 藩士の統率を強化し、藩財政の健全化に努めた。 1685年に没し、その統治は後の藩政に影響を与えた。
1651年 慶安 7月22日 青山忠雄 浜松藩主 1685年
1656年

ギヨーム・デュボワ

(1656 - 1723)

枢機卿・政治家

枢機卿・政治家
フランス王政末期から摂政期にかけて権勢を振るった枢機卿・政治家。公法や外交に深く関与した。
1656年、フランスのランス近郊に生まれる。 外科医から聖職者に転じ、ルイ14世の外交顧問として頭角を現す。 1719年にカンブレー大司教および枢機卿に叙せられ、権力基盤を強化。 摂政フィリップ2世オルレアン公の下で実質的な首相として財政改革や外交政策を主導。 1723年に没するも、その政治手腕はルイ王朝末期の歴史に大きな痕跡を残した。
1656年 ギヨーム・デュボワ 枢機卿 政治家 1723年
1666年

イヴァン5世

(1666 - 1696)

ツァーリ

ツァーリ
ロシア・ロマノフ朝の共同皇帝。弟ペトル大帝と共に名目上の君主として在位した。
1666年にロシアのモスクワで生まれる。 1682年から1696年まで弟のペトルと共同でツァーリを務める。 実権は姉のソフィヤやペトル大帝に委ねられることが多かった。 健康上の問題を抱えながらも象徴的な存在として君臨した。 1696年に没し、ペトル大帝が単独の権力を掌握する契機となった。
1666年 イヴァン5世 ツァーリ 1696年
享保10年7月30日

松平長孝

(1725 - 1762)

第4代津山藩主

第4代津山藩主
江戸時代中期の津山藩第4代藩主。藩政改革や文教振興に努めた大名。
1725年、津山藩主松平家に生まれる。 1744年に第4代津山藩主として家督を相続。 藩政では財政再建や農村整備に着手。 学問や藩校の奨励により人材育成を図った。 1762年に没し、その施策は後の藩政に影響を与えた。
1725年 享保 7月30日 松平長孝 津山藩主 1762年
1729年

モーゼス・メンデルスゾーン

(1729 - 1786)

ユダヤ人哲学者・啓蒙思想家

ユダヤ人哲学者・啓蒙思想家
ドイツ・啓蒙時代を代表するユダヤ人哲学者。宗教と合理主義の融合を図った思想家。
1729年、ドイツのデトモルトに生まれる。 ベルリンで学び、ヨーロッパ啓蒙運動に参画。 対話形式の著作で美学や宗教寛容を論じた。 主要著作『ユダヤ人雑誌』では啓蒙思想とユダヤ教の調和を提案。 啓蒙運動における宗教的寛容論は後のハスカーラに大きな影響を与えた。 1786年、ベルリンで没す。
1729年 モーゼス・メンデルスゾーン ユダヤ人 哲学者 啓蒙思想 1786年
宝暦5年8月1日

板倉勝意

(1755 - 1805)

第5代安中藩主

第5代安中藩主
江戸時代後期の安中藩第5代藩主。譜代大名として領地経営や藩政改革に取り組んだ。
1755年、安中藩主板倉家に生まれる。 青年期に第5代藩主として家督を相続。 藩財政の立て直しや治水事業を推進。 藩校の整備を進め、人材育成にも注力した。 1805年に没し、その統治は安中藩の繁栄に寄与した。
1755年 宝暦 8月1日 板倉勝意 安中藩主 1805年
1757年

ラファイエット

(1757 - 1834)

アメリカ独立戦争に参加した軍人

アメリカ独立戦争に参加した軍人
フランスの貴族であり軍人。若くしてアメリカ独立戦争に参戦し、英雄視された。
フランス貴族の家系に生まれ、1777年にアメリカ独立戦争に参加。 若き将軍として活躍し「若き英雄」と称賛を受ける。 戦後はフランスに戻り、革命期には政治家として活動。 ジャコバン派との対立で一時投獄されるが生き延びる。 晩年に再びアメリカを訪問し、独立の義士との絆を深めた。
1757年 ラファイエット アメリカ独立戦争 1834年
1761年

マリー=ガブリエル・カペ

(1761 - 1818)

画家

画家
フランスの女性画家。ジャック=ルイ・ダヴィッドに師事した愛弟子。
ロワール地方で生まれ、パリにてダヴィッドの工房に入門。 主に肖像画を手がけ、サロンに出品して評価を獲得。 繊細な筆致と柔らかな色彩感覚が特徴。 当時の女性画家として異例の出世を遂げた。 没後も高い評価を維持し、研究対象となっている。
1761年 マリー=ガブリエル・カペ 画家 1818年