1888年

信越本線の横川駅前から碓氷峠を越えた直江津線(現・しなの鉄道線)軽井沢駅までの間を結ぶ、碓氷馬車鉄道が開業。

1888年9月5日、横川駅から軽井沢駅を結ぶ碓氷馬車鉄道が開業し、峠越えの新たな交通手段が誕生しました。
1888年9月5日、信越本線の横川駅から碓氷峠を越えて軽井沢駅までを結ぶ碓氷馬車鉄道が開業しました。 この路線は蒸気機関車導入以前に馬車が客貨を運ぶ貴重な交通手段となりました。 馬車鉄道は険しい峠道に対応できる柔軟性を持ち、地域住民や観光客に利用されました。 後に電化工事が進み、現在はしなの鉄道線として歴史を刻んでいます。 軽井沢と関東を結ぶ交通網の発展に寄与した重要な一歩でした。
1888年 信越本線 横川駅 碓氷峠 しなの鉄道線 軽井沢駅 碓氷馬車鉄道
1957年

初の交流電化区間である国鉄仙山線・仙台 作並で交流電気機関車の営業運転を開始。

仙山線の仙台〜作並間で日本初の交流電化区間が開業し、交流電気機関車の営業運転が始まりました。
1957年9月5日、国鉄仙山線の仙台駅から作並駅までの区間で日本初の交流電化が完成し、交流電気機関車が営業運転を開始しました。20kV・50Hzの交流方式を採用することで、送電距離の制約が緩和され、長距離路線への電化拡大が可能になりました。新型電気機関車は高出力と省エネルギー性能を兼ね備え、豪雪地帯での安定運行に寄与しました。この成功は全国の鉄道電化計画を加速させる重要な転換点となりました。
1957年 仙山線 仙台 作並
1980年

スイスのゴッタルド道路トンネルが開通。当時世界最長(現在第4位)の道路のトンネル。

スイスのゴッタルド道路トンネルが開通し、当時世界最長の道路トンネルとなった。
1980年9月5日、スイスのゴッタルド道路トンネルが正式に開通しました。全長16.9キロメートルで、当時は世界最長の道路トンネルでした。アルプス山脈を貫通し、スイス北部と南部を結ぶ重要な交通インフラとして建設されました。建設期間は約17年に及び、厳しい地質条件下での掘削や通風システムの開発が技術的課題となりました。開通により、年間数百万台の車両輸送が可能となり、ヨーロッパの物流と観光に大きな影響を与えました。
1980年 スイス ゴッタルド道路トンネル