1977年
アメリカの惑星探査機「ボイジャー1号」打ち上げ。
NASAの惑星探査機ボイジャー1号が打ち上げられた。
1977年9月5日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機ボイジャー1号が打ち上げられました。打ち上げ場所はフロリダ州ケープカナベラルで、タイタンIIIE-Centaurロケットが使用されました。ボイジャー1号は主に木星と土星の観測を目的とし、多数の科学機器を搭載していました。1980年代には太陽系外縁部に到達し、現在もインターステラー空間へのデータを送信しています。ゴールデンレコードを搭載し、人類の存在を宇宙に伝える試みとしても著名です。
1977年
ボイジャー1号
1995年
フランスが南太平洋・ムルロア環礁で地下核実験を実施。
フランスが南太平洋・ムルロア環礁で地下核実験を実施し、国際的な批判が再燃しました。
1995年9月5日、フランス政府はムルロア環礁にあるポリネシア領域内で5回目となる地下核実験を実施しました。これに対し、環境保護団体や太平洋諸島諸国から強い反発が起こり、抗議デモや国際裁判所への提訴が行われました。実験は地下深部で行われたものの、放射性物質の漏出懸念が高まり、周辺海域の漁業や住民の健康に対する不安が拡大しました。1996年にフランスは核実験の一方的停止を発表しましたが、この事件は核実験禁止を求める運動に弾みをつける結果となりました。
1995年
フランス
ムルロア環礁
核実験
2012年
イギリス、レスターの駐車場地下にあった修道院遺構で人骨を発見。後にDNA型鑑定の結果、リチャード3世の遺骨と判明。
レスターの駐車場で発掘された人骨がDNA鑑定によりイングランド王リチャード3世のものと判明しました。
2012年9月5日、イギリス・レスターの駐車場地下で歴史プロジェクトの一環として発掘が行われました。
地中から発見された人骨は頭蓋骨の損傷や脊柱側弯症の特徴が一致。
その後、DNA型鑑定によりリチャード3世とされるY染色体ハプログループとの一致が確認。
戦場で戦死したと伝えられる王の遺骨発見は600年ぶりの大快挙とされ、一躍世界的な話題に。
発見された遺骨はレスター大聖堂で荘厳な追悼式を経て埋葬されました。
発掘調査は考古学と遺伝学の融合研究として注目されています。
2012年
イギリス
レスター
DNA型鑑定
リチャード3世
2019年
恐竜化石「むかわ竜」を新属新種のカムイサウルスとする研究がイギリスの科学雑誌である “Scientific Reports” に掲載される。
北海道むかわ町で発見された恐竜化石『むかわ竜』が新属新種『カムイサウルス』と命名されました。
2019年9月5日付の英国科学雑誌『Scientific Reports』に研究成果が掲載されました。
むかわ町で発掘されたハドロサウルス類の化石は、特徴的な顎骨と歯列を持つ新種と判明。
学名カムイサウルスはアイヌ語で“神のトカゲ”を意味し、地域文化を反映。
発見地周辺の堆積層からは若齢個体から成体まで多様な骨格が出土。
今回の命名は日本の恐竜研究を世界にアピールする重要な一歩となりました。
カムイサウルス
イギリス
科学雑誌
Scientific Reports