1981年

三和銀行茨木支店の行員がオンラインシステムを悪用して1億3千万円を詐取していたことが発覚。8日にマニラで行員を逮捕。

三和銀行茨木支店の行員がオンラインシステムを悪用し、1億3千万円を詐取していたことが発覚しました。その後、捜査で行員はマニラで逮捕されました。
1981年9月5日、三和銀行茨木支店の行員が内部オンラインシステムへの不正アクセスを行い、顧客口座から約1億3千万円を不正に移転・詐取していた事実が表面化しました。銀行内部の監査と関係機関の合同捜査が実施され、犯行の手口と資金の流れが明らかになりました。捜査当局は9月8日にマニラで容疑者を逮捕し、国際的な捜査協力の成果として注目されました。この事件は日本の銀行業界におけるオンラインシステムの脆弱性を浮き彫りにし、セキュリティ強化策が議論される契機となりました。
1981年 三和銀行 オンラインシステム
1984年

サッポロビールが「ソラチエース」を品種登録。

サッポロビールが新ホップ品種「ソラチエース」を登録しました。
1984年9月5日、サッポロビールは独自に開発したホップ品種「ソラチエース」を正式に品種登録しました。この品種は北海道空知地方で育種が行われ、柑橘系を思わせる爽やかな香りと高い苦味が特徴です。ビールの多様な風味創造に寄与し、クラフトビールメーカーを中心に世界中で広く利用されるようになりました。「ソラチエース」の登場は日本のビール原料の自給率向上にも貢献し、国内ホップ産業の活性化を促しました。また、海外市場でも注目され、1980年代後半から各国のブラウンエールやペールエールに使われるなど、その品質の高さが認められました。
1984年 サッポロビール