1930年

ウラディミール・アルセーニエフ

(1872 - 1930)

探検家

探検家
ロシア極東地域を探検し、狩猟民を描いた著作『デルス・ウザーラ』で知られる探検家。
1872年、サンクトペテルブルク生まれ。測量技師としてロシア極東地域を精緻に測量し、自然環境を記録した。 ウスリー河流域の探検ではナナイ族の狩猟民デルス・ウザーラと深い信頼関係を築き、その交流を著作で詳細に描写した。 代表作『デルス・ウザーラ』は探検文学の傑作として知られ、のちに黒澤明監督が映画化。 探検家としての活動を通じて、極東ロシアの地理的・文化的理解に多大な貢献を果たした。
1930年 ウラディミール・アルセーニエフ 探検家 1872年
1946年

白瀬矗

(1861 - 1946)

日本陸軍の中尉、南極探検家

日本陸軍の中尉 南極探検家
日本陸軍中尉から南極探検家へ転身し、1912年日本初の南極探検隊を率いた冒険家。
1861年、秋田県で生まれる。陸軍少尉として勤務後、南極への探検計画を立案し私財を投じて日本南極探検隊を組織。 1911年から1912年にかけて南極海域を航行し、望遠鏡岬(後の白瀬氷河)に上陸、日本人として初めて南極大陸に到達。 気象観測や地質調査を行い、過酷な環境下で得た記録は日本の極地研究に大きく貢献した。 帰国後はその業績が高く評価され、探検史に名を刻んでいる。
1946年 白瀬矗 日本陸軍 中尉 南極 探検家 1861年