国慶節

国・地域: ベトナム

1945年のこの日、日本が降伏文章に調印し、ベトナム民主共和国(北ベトナム)が独立を宣言したことを記念。

ベトナム民主共和国(北ベトナム)が1945年9月2日に独立を宣言した日で、同国の「国慶節」として毎年盛大に祝われます。
1945年9月2日、ホー・チ・ミン主席がハノイで独立宣言を読み上げ、第2次世界大戦後にフランス植民地支配からの独立を宣言しました。これによりベトナム民主共和国が成立し、今日のベトナム社会主義共和国へとつながる歴史的な一日となりました。毎年9月2日には首都ハノイのバーディン広場で大規模な軍事パレードや花火大会が開催され、政府高官による式典が行われます。市民は国旗を掲げ、家族や友人とともに祝賀ムードを楽しみます。また国際文化イベントなどが同時に行われ、国内外から多くの観光客が訪れます。ベトナムの誇りと団結を示す重要な祝日です。
国慶節 ベトナム ベトナム民主共和国 独立を宣言

独立記念日(沿ドニエストル共和国)

1990年のこの日、モルドバからの独立を宣言。2010年現在、国家として承認しているのはアブハジアと南オセチアのみである。

1990年9月2日に沿ドニエストル共和国がモルドバからの独立を宣言した日で、同国で独立記念日として祝われます。
1990年9月2日、ソビエト連邦崩壊の混乱期に沿ドニエストルの当局がモルドバからの独立を一方的に宣言しました。この地域は主にロシア語を話す住民で構成され、現在まで国際的な承認は得られていません。独立記念日には公式の式典や市民を対象とした催しが行われ、国旗掲揚や軍事パレードが実施されます。モルドバ政府との緊張関係に象徴される政治的背景もあり、地域の歴史的対立を考える機会ともなっています。国際的な承認を求める動きと共に、住民のアイデンティティを強調する行事でもあります。
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