09月02日の出来事 - 交通・インフラ

1921年

阪神急行電鉄（現・阪急電鉄）西宝線（現・今津線）宝塚－西宮北口間開業。

1921年、阪神急行電鉄西宝線（現今津線）の宝塚－西宮北口間が開業。

1921年9月2日、阪神急行電鉄（現・阪急電鉄）の西宝線宝塚－西宮北口間が開業しました。この区間は当初より沿線開発を見据えた路線として計画され、地域住民の移動利便性を大きく向上させました。宝塚温泉へのアクセス改善や沿線都市の発展に寄与し、観光・住宅地としての価値を高めました。開業当初の列車運行本数や使用車両、駅舎のデザインなどは後の鉄道史研究で注目されています。その後の複線化や輸送力増強により、今日の阪急電鉄ネットワークの基盤となりました。

1921年阪神急行電鉄阪急電鉄今津線

1922年

目黒蒲田電鉄（現・東京急行電鉄）設立。

1922年、目黒蒲田電鉄（現在の東京急行電鉄）が設立され、東京南部の鉄道網が拡大しました。

1922年9月2日、目黒蒲田電鉄株式会社が設立されました。同社は目黒から蒲田を結ぶ路線の計画を進め、その後の1923年には最初の区間を開業しました。複数の鉄道会社との合併・買収を経て、やがて東京急行電鉄として再編され、現在の東急グループの基礎を築きました。設立当初から地域の都市開発を後押しし、多摩地域へのアクセスを大きく向上させた点が特徴です。これにより、沿線地域の住宅地化と産業発展が促進され、東京の近郊鉄道網が拡充されました。

1922年東京急行電鉄

1982年

国鉄が宮崎県日向市のリニア実験線で開発中の磁気浮上式リニアモーターカーが、世界初の有人走行に成功。

磁気浮上式リニアモーターカーによる世界初の有人走行試験に成功した。

1982年9月2日、国鉄（日本国有鉄道）は宮崎県日向市のリニア実験線で開発中の磁気浮上式リニアモーターカーによる世界初の有人走行試験に成功した。試験車両は磁力を用いて台車を浮上させ走行する最新技術を搭載していた。最大時速100kmを超える速度で走行し、安定した浮上走行を実証した。実験の成功は日本のリニア技術開発を大きく前進させ、将来の高速交通システムとして注目を集めた。

1982年国鉄宮崎県日向市リニア実験線磁気浮上式リニアモーターカー

2002年

軽自動車の字光式ナンバーの払い出しが一部地域（品川、練馬、足立、八王子、多摩、横浜、川崎、相模、湘南、大宮、春日部、熊谷、所沢、群馬、千葉、習志野、野田、袖ヶ浦、水戸、土浦、宇都宮、とちぎ、新潟、長岡、山梨、名古屋、尾張小牧、三河、豊橋、静岡、沼津、浜松、岐阜、飛騨、三重、福井、なにわ、大阪、和泉、京都、神戸、姫路、奈良、滋賀、和歌山、広島、福山、鳥取、島根、岡山、山口ナンバー）で始まる。

2002年、一部地域で軽自動車向けの字光式ナンバープレートの発行が開始されました。

字光式ナンバープレートは夜間の視認性を高めるため、内蔵された蛍光灯で文字が光る仕組みです。2002年9月2日から品川や横浜など全国の主要地域で軽自動車向けの発行が始まりました。従来の反射式に比べるとコストは上がるものの、緊急車両の視認性向上や交通取り締まりの効率化に寄与しました。導入後は順次申請が増え、日本全国に展開。現在では乗用車向けにも普及し、安全インフラの一環として定着しています。

2002年字光式ナンバー