1806年

スイスのゴールダウで地滑り、457人が死亡。

スイス・ゴールダウで大規模地滑りが発生し、457人が犠牲となった。
1806年9月2日、スイスのシュヴィーツ州ゴールダウ付近で大規模な地滑りが発生しました。 山腹が崩れ、家屋や人々を巻き込み457人が死亡し、数百の家屋が埋没しました。 地滑りの原因は降雨による地盤の緩みと、地質構造によるものと考えられています。 当時の記録によれば、山林が一瞬にして崩落し、一帯は長期間にわたり復旧作業が続けられました。 この災害はスイス史上最多の地滑り被害の一つとされ、後の地質学研究にも影響を与えました。
1806年 スイス
1819年

サン・テルモがホーン岬の南のドレーク海峡で、悪天候により損傷し沈没、644人が世界史史上初となる南極大陸での犠牲者となる。

南極大陸近くでサン・テルモ号が沈没し、644名が犠牲となった。
1819年9月2日、スペインの帆船サン・テルモ号がホーン岬南方のドレーク海峡で悪天候により大破・沈没しました。 乗組員644名は救助されることなく海に没し、この事故は南極大陸周辺での人的被害としては最初の記録とされています。 船はスペイン海軍の補給艦で、当初はアルゼンチン独立運動の支援任務に従事していました。 事故現場付近では後に人骨の発見例も報告され、南極海域の過酷さを物語る史実となっています。 この悲劇は極地探検史における重要な教訓となり、航路の安全確保の必要性を浮き彫りにしました。
1819年 サン・テルモ ホーン岬 ドレーク海峡 南極大陸