09月02日の命日 - その他 | calendar.web-standard.org

1877年

和宮親子内親王

(1846 - 1877)

江戸幕府第14代将軍家茂の正室

孝明天皇の妹にして、徳川家茂の正室。朝廷と幕府の融和を目指した皇女。

1846年に孝明天皇の妹として生まれる。 1862年、朝廷と幕府の関係改善を図るため徳川家茂と婚姻。江戸と京都を往復し、政治的緊張緩和に努めた。明治維新の混乱期にも公務を果たすが、健康を損ねる。 1877年、31歳で夭折し、その生涯は幕末維新期の象徴として知られる。

1877年和宮親子内親王江戸幕府家茂 1846年

1907年

陸羯南

(1857 - 1907)

ジャーナリスト

明治期のジャーナリスト・言論人。『国民新聞』創刊者として自由民権運動を支援。

1857年に長門国で生まれる。 1868年の戊辰戦争後、新聞編集に従事し言論活動を開始。 1889年に『国民新聞』を創刊し、自由民権運動を積極的に支持。政府批判や言論の自由を主張し、多くの読者を獲得した。近代ジャーナリズムの発展に寄与し、1907年に逝去した。

1907年陸羯南ジャーナリスト 1857年

1937年

ピエール・ド・クーベルタン

(1863 - 1937)

近代オリンピック創始者

近代オリンピックの創始者として知られるフランスの教育者。

1863年にフランスで生まれ、パリ大学で教育学を学んだ。1894年に近代オリンピック復活を提唱し、同年に国際オリンピック委員会（IOC）を設立した。翌1896年のアテネ大会ではIOC委員長として大会運営を指揮し、オリンピックを国際的なスポーツイベントとして確立した。スポーツを通じた国際友好の理念を掲げ、教育や身体鍛錬の重要性を訴え続けた。生涯を通じていくつものスポーツ団体を創設し、モットー「より速く、より高く、より強く」を広めた。1937年に没し、今日のオリンピック精神の基礎を築いた。

1937年ピエール・ド・クーベルタン近代オリンピック 1863年

2001年

毛綱毅曠

(1941 - 2001)

建築家

毛綱毅曠建築家 1941年

2010年

ロバート・ウォルドーフ・ラブレス

(1929 - 2010)

ナイフ職人

伝統的なナイフ製作技術を受け継ぎ、職人の誇りを体現したアメリカの刃物職人。

1929年に生まれたロバート・ウォルドーフ・ラブレスは、鍛冶から仕上げまでを一貫して手掛ける熟練のナイフ職人。伝統技法と独自デザインを融合させた作品は、アウトドア愛好者やコレクターから高い評価を受けた。教えることにも意欲的で、多くの弟子を育成し、2010年9月2日にその技術と精神を次世代に託す形で逝去した。

2010年ロバート・ウォルドーフ・ラブレスナイフ 1929年

2024年

高木剛

(1943 - 2024)

労働運動家

労働運動家として労働者の権利向上に尽力し、運動の発展に貢献した。

1943年生まれ。労働運動家として活動を開始。地方労働組合の代表として労働条件改善に尽力。全国規模の運動に参加し、労働環境の是正を求めた。労働法制改正や賃金交渉で中心的役割を果たした。晩年は教育講演や執筆を通じて運動の歴史と意義を伝えた。

2024年高木剛労働運動家 1943年

2022年

ゼンノロブロイ

(2000 - 2022)

競走馬

2000年生まれの日本の競走馬。2004年の天皇賞（秋）と有馬記念を制し、翌年の有馬記念でも連覇を達成した名馬。種牡馬としても多くの産駒が活躍した。

ゼンノロブロイは、社台ファームで生産され、ゼンノレーシングが所有した日本の競走馬。父はサンデーサイレンス、母はRoamin' Rachelの血を引く良血馬。現役時代は中距離で活躍し、2004年の天皇賞（秋）と有馬記念を制し、翌年の有馬記念でも連覇を達成した。生涯獲得賞金は10億円を超え、日本競馬に名を残す名馬として知られる。引退後は種牡馬となり、後進の育成にも貢献した。

2022年ゼンノロブロイ競走馬 2000年