1914年
シンシナティ動物園で飼育されていた最後のリョコウバトのマーサが死亡し絶滅。
シンシナティ動物園で最後のリョコウバト・マーサが死亡し、この種が正式に絶滅した日です。
かつて北アメリカ大陸に広く生息していたリョコウバトは乱獲と生息地破壊によって個体数が激減しました。1914年9月1日、最後の一羽とされる雌のリョコウバト「マーサ」がシンシナティ動物園で死亡しました。この出来事は人類史上ではじめて動物種の絶滅が公式に確認された事例として知られています。マーサの死は野生動物保護の重要性を世に問いかける契機となり、後の保護運動や絶滅危惧種の保護体制整備につながりました。
1914年
リョコウバト
マーサ