1914年

シンシナティ動物園で飼育されていた最後のリョコウバトのマーサが死亡し絶滅。

シンシナティ動物園で最後のリョコウバト・マーサが死亡し、この種が正式に絶滅した日です。
かつて北アメリカ大陸に広く生息していたリョコウバトは乱獲と生息地破壊によって個体数が激減しました。1914年9月1日、最後の一羽とされる雌のリョコウバト「マーサ」がシンシナティ動物園で死亡しました。この出来事は人類史上ではじめて動物種の絶滅が公式に確認された事例として知られています。マーサの死は野生動物保護の重要性を世に問いかける契機となり、後の保護運動や絶滅危惧種の保護体制整備につながりました。
1914年 リョコウバト マーサ
1967年

四日市ぜんそくの患者が四日市石油コンビナートの企業6社を相手に提訴。1972年に原告勝訴。

1967年9月1日、四日市ぜんそく患者が四日市石油コンビナートを相手取って集団提訴し、公害訴訟の先駆けとなりました。
1967年9月1日、四日市ぜんそく患者らが四日市石油コンビナートを運営する6社を相手に公害訴訟を提起しました。 当時、煙害による呼吸器疾患が多発し、住民の健康被害が深刻化していました。 訴訟は1972年に原告勝訴となり、企業に対して賠償責任が認められました。 この判決は日本の公害対策と環境政策に大きな転換点をもたらし、企業の公害防止対策強化を促しました。 四日市事件は環境司法の先駆けとして、国内外で注目される画期的な出来事となりました。
1967年 四日市ぜんそく 1972年
2004年

浅間山が噴火。

2004年9月1日、長野県と群馬県にまたがる浅間山が噴火しました。
2004年9月1日、活火山である浅間山が小規模な爆発的噴火を起こし、噴煙が火口から数千メートル上空にまで達しました。周辺の登山道は閉鎖され、気象庁は火山性微動の増加を観測してさらに警戒レベルを引き上げました。噴火による人的被害は報告されませんでしたが、観光や登山客に大きな影響を与えました。この噴火は浅間山の活動状況を再認識させ、火山監視の重要性を示す事例となりました。
浅間山