1420年

チリのアタカマ州でM9.4のカルデラ地震(1420 Caldera earthquake)、ハワイや日本にも津波が到達する。

1420年、チリ・アタカマ州を襲ったM9.4の大地震と津波が発生しました。
1420年9月1日、チリ北部アタカマ州沿岸でマグニチュード9.4と推定される巨大地震が発生しました。この地震により大規模な津波が南米の沿岸を襲い、さらにハワイや日本にも到達したと伝えられています。史料は限られていますが、地域社会には深刻な被害が生じたと考えられています。この津波の遠隔地到達は前近代の地震学研究においても注目される事例です。
1420年 チリ アタカマ州 カルデラ地震 1420 Caldera earthquake
1923年

関東地震(関東大震災)発生。

マグニチュード7.9の関東大震災が発生し、東京や横浜を中心に壊滅的被害をもたらしました。
1923年9月1日11時58分頃、マグニチュード7.9の大地震が関東地方を襲いました。震源地は相模湾とされ、東京や横浜を中心に建物の倒壊や大規模な火災が発生しました。死者・行方不明者は10万人以上とされ、日本近代史上最大級の災害となりました。さらに震災後には流言飛語による朝鮮人虐殺事件など社会的混乱も生じました。この震災は都市防災体制の見直しや復興計画の推進に大きな影響を与えました。
1923年 関東地震 関東大震災
1961年

TWA 529便墜落事故(英語版)、離陸直後に墜落した航空機において搭乗していた78人全員が死亡、単一の航空機による事故としてはアメリカ史上最悪。

TWA 529便が離陸直後に墜落し、乗員乗客78名全員が死亡する航空事故が発生しました。
1961年9月1日、TWA(トランス・ワールド航空)の529便がシカゴ発マイアミ行きの離陸直後に墜落しました。乗員乗客78名全員が即死し、当時のアメリカで単一機種による最悪の事故とされました。調査の結果、エンジン部品の欠陥や整備体制の問題が指摘されました。この事故は航空安全の規制強化を促し、航空機メンテナンス基準の見直しにつながりました。犠牲者の追悼とともに、航空業界の安全意識向上に重要な教訓を残しました。
TWA 529便墜落事故 英語版
1974年

実験航海中の原子力船「むつ」で放射線漏れ事故が発生。母港大湊港のあるむつ市で帰港反対運動が起き、10月15日まで太平洋上を漂流。

1974年9月1日、実験航海中の原子力船「むつ」で放射線漏れ事故が発生し、市民の反対運動が起こりました。
1974年9月1日、青森県沖で実験航海中の原子力船「むつ」で蒸気発生器付近から放射線漏れが確認されました。 母港の大湊港を擁するむつ市では帰港反対運動が激化し、船は10月15日まで沖合に停泊を余儀なくされました。 事故後の調査で設計や遮蔽の不備が指摘され、原子力船計画全体が見直される契機となりました。 むつはその後、一般公開を経て最終的に廃船となり、日本の原子力技術の課題を浮き彫りにしました。 この出来事は原子力利用の安全性と住民合意の重要性を問い直す教訓となりました。
1974年 原子力船 むつ 大湊港 むつ市 10月15日
2000年

三宅島の火山活動の活発化により、全住民に島外への避難指示が発令。

2000年9月1日、三宅島の火山活動が活発化し、全住民に島外避難指示が出されました。
2000年9月1日、東京都の三宅島で火山活動が急激に活発化しました。噴気活動の増加と火山ガスの放出量の増大が観測されたため、気象庁と東京都は万全を期して全住民約2,200人に島外避難を指示しました。避難は本州各地に分散して行われ、住民は長期間避難生活を余儀なくされました。この避難指示は火山災害対策の先進例とされ、以降の火山防災計画にも大きな影響を与えました。島は数年後に一部帰島が許可され、現在では観光客も戻りつつあります。
2000年 三宅島
2001年

歌舞伎町ビル火災発生で44人死亡。日本で戦後5番目の大惨事に。

2001年9月1日、歌舞伎町のビル火災で44人が死亡し、戦後5番目の大惨事となりました。
2001年9月1日深夜、東京・歌舞伎町の雑居ビルで火災が発生し、建物内にいた従業員や来客ら44人が死亡しました。出火原因は不明のままですが、建物の老朽化や防火対策の不備が悲惨な結果を招いたとされています。消火活動は困難を極め、多数の人が煙に巻かれたまま避難できませんでした。この火災は日本の建築安全基準や防災対策の見直しを促し、法改正や啓発活動が強化される契機となりました。事件後、歌舞伎町周辺の防火対策が大幅に強化されました。
2001年 歌舞伎町ビル火災
2006年

イランエアツアーズ945便着陸失敗事故。

イランエアツアーズ945便が2006年9月1日にメフラブ空港で着陸に失敗し、多数の乗客が重軽傷を負った航空事故。
2006年9月1日、イランエアツアーズ945便(ボーイング727型機)はテヘラン郊外のメフラブ空港へ着陸を試みた際、視界不良と悪天候の影響で滑走路を外れました。 機体は滑走路脇の草地に突入し、前部装甲や着陸装置が大きく損傷しました。 搭乗者は乗員乗客合わせて約150名で、そのうち数十名が骨折や打撲を負う重軽傷を負いました。 事故原因は滑走路のアイスバーン状態と機体の接地判断ミスとされ、イラン航空事故調査委員会が詳細調査を実施しました。 この事故を受け、同空港では滑走路の除氷設備強化や気象情報の提供体制見直しが行われました。
2006年 イランエアツアーズ945便着陸失敗事故
2019年

ハリケーン・ドリアンがバハマに来襲。

ハリケーン・ドリアンが猛烈な勢力でバハマ諸島を直撃しました。
2019年9月1日、カテゴリ5のハリケーン・ドリアンがバハマ諸島を襲い、最大瞬間風速約295km/hを記録する猛烈な勢力で上陸しました。島々では広範囲にわたる浸水被害と建物倒壊が発生し、多数の死傷者や住民の避難が報告されました。国際的な支援活動が展開され、被災地の復旧・復興支援が急務となりました。ドリアンはカリブ海地域に甚大な被害をもたらした史上最強級のハリケーンの一つとされています。
ハリケーン・ドリアン バハマ