1453年

(1453 - 1515)

ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ

ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ
イタリア戦争で活躍し「大将軍」と称されたスペインの軍人。
1453年にスペイン南部のアンダルシア地方で生まれ、貴族の家系に育つ。 1485年のナポリ遠征で戦功を挙げ、その後イタリア戦争において連戦連勝を収めた。 砲兵の活用や歩兵の編成改革を推進し、テルシオ(銃剣歩兵隊)の基礎を築いた。 スペイン王国から「エル・グラン・カピタン(大将軍)」の称号を授与され、名声を不動のものとした。 1515年に没し、近世ヨーロッパの軍事戦術に大きな影響を与えた。
1453年 ゴンサロ・フェルナンデス・デ・コルドバ 1515年
1588年

(1588 - 1646)

コンデ公アンリ2世

コンデ公アンリ2世
ユグノーとしてユグノー戦争期に活躍したフランスの貴族・軍人。
1588年にフランスで生まれ、ブルボン家の一門であるコンデ家を継承。 プロテスタント(ユグノー)としての立場から宗教戦争に参戦し、軍事指揮を執った。 多くの戦闘で奮戦し、その戦術と勇気で名声を得た。 平時には宮廷で外交交渉にも関与し、王政側とも関係を維持した。 1646年に没し、ユグノー抵抗の象徴として歴史に名を残した。
1588年 コンデ公 アンリ2世 1646年
元治元年8月1日

明石元二郎

(1864 - 1919)

陸軍軍人

陸軍軍人
日本陸軍の軍人・初代陸軍省情報部長。
明石元二郎(1864-1919)は、陸軍軍人として日清戦争・日露戦争に従軍し、優れた参謀能力を発揮しました。 第一次世界大戦中に陸軍省情報部(後の情報本部)を創設し、初代部長として日本の諜報体制を整備しました。 戦略的情報収集や軍事外交に貢献し、『情報戦の父』とも称されます。 1919年、シベリア出兵中に病没しました。
1864年 元治 8月1日 明石元二郎 陸軍 軍人 1919年
1940年

ヤシャル・ビュユクアヌト

(1940 - 2019)

第25代トルコ共和国参謀総長

第25代トルコ共和国参謀総長
トルコの軍人。第25代トルコ共和国参謀総長として軍の近代化に尽力した。
ヤシャル・ビュユクアヌト(Yaşar Büyükanıt、1940~2019)は、トルコ共和国の陸軍軍人。 2006年から2008年まで第25代参謀総長を務め、トルコ軍の近代化とNATO協力の強化を推進。 在任中は隣国イラク情勢への対応や国内のテロ対策を主導し、安全保障政策を統括した。 軍内部の組織改革や装備更新を推進し、即応能力の向上に寄与した。 退役後も講演や執筆を通じて安全保障分野で影響力を保った。
1940年 ヤシャル・ビュユクアヌト トルコ共和国参謀総長 2019年