2020年
1992年に開店したバンコク伊勢丹がこの日限りで閉店。
1992年に開店したバンコク伊勢丹が28年の歴史を経て2020年8月31日に閉店しました。
バンコク伊勢丹は1992年にタイの首都バンコクに開店し、日本の百貨店文化を海外に紹介する拠点となりました。高級ブランドや日本製品を取り揃え、多くの日本人駐在員の利用にも支えられてきました。近年はEC市場の台頭や競合百貨店の増加により集客が減少しました。新型コロナウイルスの影響も重なり、経営環境が厳しさを増していました。これを受けて運営会社は閉店を決定し、28年にわたる歴史に一区切りをつけました。
1992年
2022年
三井物産と三菱商事が「サハリン2」の新たな運営会社への参画をロシア政府から承認されたことを発表。
三井物産と三菱商事は2022年8月31日、サハリン2プロジェクトの新運営会社への参画承認を発表しました。
サハリン2はロシア極東サハリン島で行われる大規模な石油・ガス開発プロジェクトで、天然ガス液化プラント(LNG)も含まれます。これまで主要株主として参加していた西欧企業が撤退する中、日本企業の三井物産と三菱商事はロシア政府の承認を得て再編された運営会社に参画することとなりました。両社の参画は日本側のエネルギー安全保障とロシアとの経済関係維持を示すものとされます。プロジェクトは大規模投資を要する一方で、今後の天然ガス需要を見据えた重要案件と位置付けられています。
三井物産
三菱商事
サハリン2
2022年
日産・マーチの日本国内販売終了。
日産のコンパクトカー「マーチ」の日本国内向け販売が2022年8月31日に終了しました。
マーチ(Micra)は1982年に初代モデルが登場し、手頃な価格と扱いやすさで庶民の足として広く親しまれてきました。日産は長年にわたりマーチを国内市場に投入してきましたが、近年はSUVやクロスオーバータイプの車種に需要がシフトし、販売台数が低迷していました。生産コストや環境規制対応の観点から国内販売終了が決定されました。今後は輸出専用モデルとして継続される一方、国内ユーザーは他車種への乗り換えを迫られます。
日産・マーチ
2023年
セブン&アイ・ホールディングス傘下の「そごう・西武」の売却に反発する同社の労働組合が、西武の池袋本店で国内の大手デパートで61年ぶりとなるストライキを決行。同日、セブン&アイ・ホールディングスは臨時の取締役会を開き、そごう・西武を9月1日に米投資ファンドに売却することを決議。
そごう・西武の労働組合が61年ぶりにストライキを実施し、同日に米ファンドへの売却決議が行われました。
セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武では長年の経営再建策として売却が検討されていました。労働組合は売却に反発し、2023年8月31日に池袋本店で大手デパートでは61年ぶりとなるストライキを実施しました。これに対し同日開催された臨時取締役会でグループはそごう・西武を翌9月1日に米投資ファンドに売却することを正式決議しました。国内デパート業界の再編や流通小売業の変革を象徴する一幕として注目されました。
2023年
西武
池袋本店
ストライキ
9月1日