1907年

建設中のケベック橋で1回目の崩壊事故が発生し、75名が犠牲になる。同橋梁は1916年9月11日に2回目の崩落事故を起こす。

1907年、建設中のケベック橋で崩壊事故が発生し、75名が犠牲となりました。
1907年8月29日、カナダ・ケベックシティ近郊で建設中のケベック橋(世界最長の張出し式鉄橋)の一部が崩壊しました。 設計者セオドア・クーパーの応力計算ミスが原因とされ、工事現場には多数の労働者が配置されていました。 事故により75名が死亡し、橋梁建設史上最悪クラスの災害となります。 失敗を教訓に復旧作業が進められたものの、1916年にも再び大崩壊を起こす悲劇が続きました。 その後の橋梁設計と安全管理の改良に大きな影響を与え、土木技術の発展に寄与する契機となりました。
1907年 ケベック橋 1916年 9月11日
1918年

奈良県の生駒山に生駒鋼索鉄道(現在の近鉄生駒鋼索線の一部)が開業。日本初のケーブルカー。

1918年8月29日、奈良県生駒山に日本初のケーブルカーが開業し、観光と交通利便性を飛躍的に向上させた。
生駒鋼索鉄道は日本で初めてのケーブルカーとして開業し、生駒山の斜面を結ぶ画期的な交通手段となった。 当時の技術を活用し、急勾配でも安定した運行が可能となり、多くの観光客が訪れるようになった。 運行ルートは生駒駅から山上駅までで、山頂へのアクセス時間を大幅に短縮した。 その後1928年に近鉄が路線を引き継ぎ、現在の近鉄生駒鋼索線の礎を築いた。 この開業は日本の交通インフラ発展における重要なマイルストーンとして評価されている。
1918年 奈良県 生駒山 近鉄生駒鋼索線
1964年

帝都高速度交通営団(現在の東京地下鉄)日比谷線(北千住 中目黒)が全通。

営団地下鉄日比谷線が北千住から中目黒まで全線開通した日。
1964年8月29日、帝都高速度交通営団(現:東京地下鉄)の日比谷線が北千住駅から中目黒駅まで全線開通しました。 日比谷線は都心と郊外を結ぶ重要路線として建設され、開通により東京東部地域の交通利便性が大幅に向上しました。 開業当初は車両数や駅数も限られていましたが、その後の延伸や増便により利用者が急増しました。 路線開通は東京オリンピック前年の都市整備の一環でもあり、公共交通網の整備促進に貢献しました。 現在も東京の主要地下鉄路線として多くの乗客に利用されています。
1964年 帝都高速度交通営団 東京地下鉄 日比谷線
1997年

大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線 大正駅 心斎橋駅間・鶴見緑地駅 門真南駅間が開業し、全通。

大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線が全線開通し、大正駅から門真南駅まで結ばれました。
1997年8月29日、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線が全線開通しました。 これにより大正駅から心斎橋駅間と鶴見緑地駅から門真南駅間がつながり、路線網が完成しました。 路線は大阪市内の主要地域を東西に連絡し、沿線地域の利便性を大幅に向上させました。 特に観光名所の心斎橋やベイエリアへのアクセス強化が評価されました。 この全通により、同市の公共交通ネットワークがさらに充実し、渋滞緩和にも寄与しました。
大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線 大正駅 心斎橋駅 鶴見緑地駅 門真南駅
1999年

横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線) 戸塚駅 湘南台駅間が開業。当時の日本の地下鉄としては、営業距離最長。

横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)の戸塚駅-湘南台駅間が開業し、日本最長の地下鉄区間となりました。
1999年8月29日、横浜市営地下鉄ブルーライン(1号線)の戸塚駅から湘南台駅間が開業しました。 この区間の開業により路線全長が約40kmを超え、日本の地下鉄最長営業距離となりました。 沿線には住宅地や商業地が広がり、横浜市南西部の交通利便性が大幅に向上しました。 開業当初は首都圏への通勤・通学ルートとして多くの利用者を集め、混雑緩和に貢献しました。 延伸によって地域活性化が進み、新たな開発や商業施設の建設も促されました。
1999年 横浜市営地下鉄ブルーライン 戸塚駅 湘南台駅